「四谷神楽坂お濠沿い」カテゴリーアーカイブ

Live House「BACK IN TOWN」で 懐かしの濱田金吾の曲たち

bit.jpg地震の影響で止まった地下鉄を迂回しつつ、 辿り着いた曙橋。 靖国通り沿いに少し新宿方向へ進んだところにあるのがライブハウス「Back In Town」です。 キャンセル待ちで滑り込んだ濱田金吾のライブ。 今はなき「新宿ルイード」以来、およそ20年振りになろうことに気づいて一瞬愕然となるも、懐かしさが募って楽しみだ。
久し振りに目にする金吾は、肩の力の抜けた洒脱具合がいい感じで、聴きたかった曲たちが次から次へと繰り出されて大満足。 バックにはかの松下誠、山田秀俊と聴かせるメンバーが力強い。 客筋の年齢層が相当に高いのには苦笑いだけれど、それだけコアなファンが集っているってことだね。 ロックグラスをぶら下げながら、声を出さないように口ずさむ。 今聴いても古くないのが、妬ましくもカッコいい。
「BACK IN TOWN」 新宿区住吉町3ー2第2山田ビルB1 03-3353-4655 http://homepage3.nifty.com/backintown/
column/01581

酒菜「泥味亭」で あおだい水なすゴーヤやっこポテトレバー

doromitei.jpg 神楽坂坂上よりもさらに牛込寄りの早稲田通り沿い。 カラオケにのった歌声が漏れこぼれる雑居ビルの地階に「泥味亭」はありました。 出入りする人影もないので席に余裕はありそうだと入口から店内を覗くと、おお、ほぼ満席だ。 入ってすぐのカウンター中央の2席に滑り込みます。名前を入れておいてよかった。
生ビールを注文みつつ、ふとカウンターのコーナーに眼を移すとそこには、もたいまさこサンの笑顔がありました。以前からの常連のようです。 正面の黒板からまずは、時季だねぇと「活はもの湯引き」。酸味を抑えた梅肉のソースがよく合う。 doromitei02.jpgdoromitei03.jpg 「屋久島産あおだい」は、華のように鮮やかな桃色を魅せる。 芋に切り替えてから、独特の軽妙な食感が夏の涼味を誘う「水なすのさしみ風」、そして軽い苦味が食欲を誘う「ゴーヤ味噌やっこ」。穴子、きす、はぜの「江戸前天ぷら」。 doromitei04.jpgdoromitei05.jpgdoromitei06.jpg やっぱり穴子は天麩羅でいただくのが一番だと思わせます。 「ポテトレバー」ってなんだろうとお願いすると、白っぽいドーム状の塊りに葛か片栗の餡がかかっている。doromitei08.jpgジャガイモの裏漉しが外殻になっていて、中にはレバーペーストが潜んでいるんだ。面白いね。 doromitei09.jpgそして最後は、「稲庭うどん」で〆る。
一見朴訥なように見えて笑顔の優しい店主に訊くと、店を開いて既に26年だと云う。枯れることなく、魅力的な品書きを黒板に綴っているのですね。近くに欲しい、いいお店です。
泥味亭」 新宿区矢来町118-6 石本ビルB1F 03-3267-5844
column/01569

隠れ座敷「神楽坂 竹兆」で 昭和浪漫と筍土佐焼氷見うどん

chikucho.jpg神楽坂を登り、毘沙門天の先を左に折れる。 さらに坂を登りつつ右手路地を覗くと、足元に小さな黒塗りの行灯が「竹兆」という文字を揺らめかせていました。 誘うように、その行灯が路地の奥へと等間隔で続く。 突き当たりの木戸に近づくにつれ、隠れ家的空気感が濃密さを増してきます。 そして、その重厚な木戸の先には、レトロ・モダンな設えの小粋な空間が広がっていました。 築50年の老舗旅館を改築して仕立てたという。 昭和浪漫とでも詠んでしまいそうな、ちょっとした非日常を感じさせます。 ガラス越しにライトアップされた庭を臨むカウンター席へ。
「ガージェリースタウト黒生」という黒ビールは、すっきりとしたほろ苦さが心地よく香ばしい。 chikucho02.jpgchikucho07.jpg 熱々にしたバゲットにのせていただく「モッツァレラチーズ麦味噌和え」では、麦味噌とチーズとの相性の良さに驚く。 ウォッシュタイプあたりでもいけそうだ。 「筍土佐焼」「出し巻き玉子」でしみじみ。 chikucho06.jpgchikucho05.jpgchikucho08.jpg 柚子胡椒でいただく大山地鶏の「モモ肉ムネ肉焼」は、しっかりした滋味が嬉しい逸品。 そしてメニュー筆頭にあるのが「ぴざ」。chikucho04.jpg1階奥に目に留まる小体な窯の火。 アンチョビの「ぴざ」を熱々のうちに一気に平らげます。 この雰囲気の中でピザを供するというマッチングが面白いね。 熊本の米「萬屋次兵衛」、芋の「神川」「海」「いも麹芋」で酔いが進みます。 〆には「氷見うどん」をツルリとね。chikucho10.jpg 神楽坂の隠れ座敷「竹兆」。 纏う妖しさも魅力です。 「神楽坂 竹兆」 新宿区袋町三番地 [Map] 03-5261-8789 http://www.teshigotoya.net/
column/01498