「そぞろ入船新富町」カテゴリーアーカイブ

BISTRO「サンシビリテ」で仔羊の背肉香草風味と青森産バルバリー鴨ローストの夜

sensibiliteそう云えばこのところ、いつも混雑の「Coulis」にご無沙汰しちゃってる。
ご無沙汰と云えば、裏道のフレンチ「CHIC peut-être」はいつの間にか何気に大人気の店になってしまったらしい。
いつの間にかと云えば、ちょいとお洒落に作り込んだお皿が好物だったビストロ「サンシビリテ」は、いつの間にかランチ営業を止めてしまってた。
気軽なフレンチ「BISTRO BOIS DE PIN」や「Coulis」のある裏通りを歩くとき、灯りの消えた「サンシビリテ」の店先をちょっと寂しく眺めていました。

それ故、八丁堀界隈でご一献となった時、思い浮かべたお店のひとつに「サンシビリテ」のファサードが浮かんだのでした。
宵の口を過ぎた頃、約束の時間にはちょっと早いと辺りを散策する。
洋食「三好弥」の並びには「ドゥ タスク」なるトラットリアが出来ているし、以前「まめや」があった裏通りには「ノードロッソ」なるワインバーや「ロシナンテ」なる小さなビストロを新発見。
徘徊するのが愉しい街って、いいよね(笑)。

界隈をぐるっと巡ってから件の裏通り。
硝子越しに覗く夜の「サンシビリテ」の店内が、抑え目の照明でぼんやり浮かぶ。
左肩に置いたキュービックサインのオレンジだけが店の所在を知らせていました。

予約の名を告げて、所定のテーブル席へ。sensibilite01硝子越しの厨房では、シェフとサービスの奥さんとが右へ奥へと立ち動いています。

全員が揃って、こんばんは。
今は三田界隈に多く出没しているらしいPUZZさんに、初めましてのじゅんちくわさん四葉さんがご一緒です。

まずはグラスの泡をいただいて、この夜のメニューを眺めます。
4人様ですと6品ぐらいを選んでいただくとよいかと思いますとのアドバイスをいただいて、相談タイム。

まずは、メニュー外ですけど出来ますよと聞いて注文んだ「パテ・ド・カンパーニュ」。sensibilite02それは想定以上のドドンとサイズのキューブ状。
4人で取り分けるにもたっぷり。
粘度の高すぎない、ホロホロっとした食べ口がいい感じです。
もしかして店先のサインを意識したものだったりなんかして(笑)。

ドメーヌ「ムーラン」のソーヴィニヨン・ブランのボトルをいただいて、「北海道産ムール貝のエスカルゴバター焼き」。sensibilite03ひとつひとつを殻に載せ直して、ソースで覆い、パン粉を振る。
ソースを彩るパセリの緑が、例えば菠薐草のそれであるかのような、程よいまったりでムール貝を包んでいます。

そろそろそんな季節がやってくるなぁと想像しながら、「佐賀県産ホワイトアスパラとオマール海老のグリエ グリヴィッシュソース」。sensibilite04縦に半裁したアスパラには、残念ながら彼の地のような魅力はないけれど、口に出来ただけでもちょと嬉しい。

勝手に選んで御免なさいのひとつが「仔羊の背肉のロースト 香草風味」。sensibilite06それは、艶やかな断面のヴァーミリオン色。
スッとナイフの刃を受け止めてサクっと切れる。
弾力を噛むと綺麗な仔羊の香りと滋味が口腔にそっと広がって、美味い。
そんな仔羊の邪魔にならないように仕立てたソースもニクい。

同じローストでもこちらは「青森県産バルバリー鴨のロースト」。sensibilite05小舟町の「La Fenice」で初めていただいた「銀の鴨」を思い出しつつ、火入れの妙が齎した妖艶な弾力の身肉を切り分ける。
皮目の香りと真ん中辺りのじわっとくる旨味をゆっくりと咀嚼する。
そこへ「OPEN NOW」というシラーとムールヴェードルとのグラスを追い掛けます。

新富町の裏通りにひっそりと営むビストロ「サンシビリテ」。sensibilite07厨房前のカウンターを荷物置きにしておくのは勿体ない。
グラスで数杯のワインとオードブルとパスタで食事が出来るといいのだけれどなぁ。
あ、でも、パスタを含めないメニュー構成も意図してのことなのかもしれないね。

「サンシビリテ」
中央区新富1-8-7 新和ビル1F [Map] 03-6280-3481
http://ameblo.jp/sensibilite/

column/03529

日本酒と和食「まめや」で飾らない小鉢と宮古産牡蠣フライに鶴齢獺祭新政の夜

mameya_yoru新富の裏通りから平成通り沿いへ移転して、ランチもはじめた和食処「まめや」。
隠れ家ちっくだった移転前からバス通りに面し、割りとオープンなお店になった。
おひるには、少々特異な郷土料理色のある献立を準備してくれていた。
そして、やっぱり夜にもお邪魔しなくちゃねと機会を窺っていたのです。

年が明けたと思ったらいつの間にか睦月も終わろうとしていたそんな頃。
やや暗がりの新富町郵便局近くに赴いた。
店先のA看板には、「おでん有マス」の貼紙が貼られていました。

「まめや」に予約を入れると、コース料理がついてくる(笑)。
口開きの麦酒を少々いただいて、早速お酒を所望する。mameya_yoru02「まめや」には、「鶴齢(かくれい)」の呑み比べセットがある。
この夜は、4つのラベルの内ひとつは切らしているようで、三本立てでありました。

八寸に、串に刺したオリーブに「かずのこ土佐あえ」「鳥皮ごぼう山椒煮」「人参と昆布のマリネ」の小鉢がひと揃い。mameya_yoru03いつも飄々としたご主人は、カウンターの向こうで保冷庫から一升瓶を取り出しています。

それぞれのお造りの角皿には、しめサバ、帆立、昆布〆の鰆が載る。mameya_yoru04鯖の〆具合もすんなりいただけるもの。
ちょっとこんじんまりしているように見えて、このくらいの量感がちょうどいいのが後々に気付きます。

「鶴齢」の純米吟醸 無濾過生原酒 五百万石26BYに特別純米 無濾過生原酒 美山錦26BY。mameya_yoru01「鶴齢」は、新潟は南魚沼の古い酒蔵が醸したお酒であるらしい。
そんな蔵の同じ銘柄の酒を呑み比べるって面白い。
どうも新潟の酒にはべったりした印象があったのだけど、磨いたお酒にはそんなことをすっかり忘れさせる透明感がありますね。

三本目の「鶴齢」特別純米 無濾過生原酒 美山錦26BYを舐めつつ、芹と油揚げのおひたしをつまみつつ。mameya_yoru05黒豆と筍の小皿なんてもの、何気ないけどオツなお供であります。

カウンターのコーナー辺りの鍋でことことしているおでんだけは、「何にします?」と訊かれるアイテム。mameya_yoru06外せない大根に魚のすじ、いか天をとっさに選ぶ。
品のいいお出汁の滲みたおでんをハフっと齧っては、「鶴齢」のグラスを傾けます。

もう一杯、何がいいかなを保冷庫を硝子越しに眺めると、「獺祭」のラベルが目に留まる。mameya_yoru07さすればもう、お願いせねばなりません(笑)。
これまた華やかさのボディが違う感が愉しいのであります。

ここで登場したのが三個並んだ牡蠣フライ。mameya_yoru08どこの牡蠣かと訊けば、宮古の牡蠣だという。
大き過ぎず小さ過ぎずのジャストサイズの牡蠣が濃密にして鮮やかな旨味で本領を発揮する。
そんな食べ口にも「獺祭」は負けてないね。

仄甘くしたきんかんで小休止し今度は「新政No.6 R-type」を呼んでみた。mameya_yoru09古くからの蔵元「新政酒造」が酵母「六号酵母」の生まれた蔵元であることから、”No.6”と謳っているらしい。
そして、特別純米無濾過生原酒をR-typeとしているらしい。

塩辛くない「干しししゃも」をカジカジしながらまた「新政NO.6」のグラス。mameya_yoru11本ししゃもの卵をもたない雄の新物ってことなのだけど、パッと見ではカラフトししゃもとの区別がつきましぇん。

お食事は、おひるにもいただいた「さつまごはん」。mameya_yoru12お魚の柔らかな滋味が胡麻味噌の優しい風味でそっと次を誘う。
呑んだ流れの中でもすんなりとマッチする郷土料理であります。

〆の甘味にきんとんを少々。mameya_yoru13こんな仕舞いもオツではありませんか。

平成通りに移転して新装なった日本酒と和食の店「まめや」。mameya_yoru14予約をせずにふらっと寄って、カウンターでちょっと一杯ってのもいいかもしれません。

「まめや」
中央区新富1-9-10 [Map] 03-3206-3155
http://mameya502.exblog.jp/

column/03526

おでん・たいやき「にしみや商店」で 出汁の無垢な正しさ天然物鯛焼

nishimiya新富町の裏通り。
北風吹き抜ける寒い日も、
炎天に汗の滲む真夏の日にも。
からっとした空気が心地いい五月晴れの下でも、
颱風の余波で風雲急を告げる空の下でも。
「おでん」と染め抜いた暖簾と、
「たいやき」と記した暖簾とを庇に下げて、
今日も営む商店があります。

斜向かいの喫茶「バロン」の窓辺から見下ろす「にしみや商店」。nishimiya01角にはカーテンが閉まったままの食堂「かどや」のスタンド看板もちらっとみえます。

小昼時分には、買いに来た女性陣で行列が出来ることもある。nishimiya02その前を通る度にちょっと暖簾に近づいて、
出汁のいい匂いを嗅いだりなんかしていても、
一度テイクアウトしたことがあったっきり、
気になりつつもそのままになっていました。

それは、テイクアウトじゃなくて、
そこで食べたい!という気分が募っていた所為もある。
いつかそうしようと思いつつ刻々と時は過ぎていってしまっていたのでありました。

そんなこんなの幾星霜(笑)。
と或る初秋の日の夕暮れ時に意を決して、暖簾を払う。
「ここで食べて行きたいんですけど、おでん、いいですか」。nishimiya03一瞬「んん」っという表情をされたご主人が、
それならどうぞとスチールの丸椅子を出してくれる。

女将さんがおでん鍋の木の蓋を外すと、
湯気とともに出汁のいい匂いが立ち昇る。nishimiya04ええっと、大根に玉子に昆布、つみれに、えっと、烏賊下足がいいな。
はいよってな感じで熱々の種をお皿に盛り、汁を注ぎ足してくれる。

サッシュ枠の下にぶっつけるように据えられた、
細いカウンター前の丸椅子に腰掛けて、おでんのお皿を受け取って。
小瓶から練り芥子をお皿の脇へと擦り付けます。nishimiya05ふと振り返れば、「バロン」の窓際を望めます。

まずはやっぱり大根から。nishimiya06ああ、煮崩れずしてすっと箸の先で切れる大根とそこに滲みた出汁。
阿ることも飾ることも、勿論誤魔化すこともない実直さを思ったりする。
コンビニのおでんでは決して顕せない、無垢な正しさが宿っているような。
ただ、出汁の材料はちょっと奢っているかもしれません。

別の夕暮れときには、竹輪麩に、巾着などを盛ってもらう。nishimiya07うーんやっぱり出汁が美味い。
邪念過ぎることなく、ただただおいしい感じが佳い。
烏賊下足から滲む油少々もそっと旨さを呷ります。

またまた別の夕方には、串刺しの馬鈴薯あたりもお願いしてみる。nishimiya08でも、やっぱり王道の大根は外せないよね(笑)。

そして、おでんを食べ始める辺りでいつもおにぎりをひとつ所望する。nishimiya09サッシュに留めた厚紙に書かれてある通り、
おにぎりは「しゃけ」「たらこ」「うめ」「おかか」「しそのみ」の5種類各100円也。
お願いするとご主人が、店奥のおにぎりコーナーに入って結んでくれる。
手に塩する様子が想像される、塩のよく利いたおむすびをおでんと交互にいただけば、
なんだか益々癒されるような、そんな気分になるのです。

そしてそして、おにぎりを食べ終わったところで、発する声は、
たいやきひとつ、お願いします。nishimiya10「にしみや商店」の鯛焼きは、俗に云う”天然物”。
行列でも有名な人形町「柳屋」と同じように、一匹づつの型で焼く。
頭からえい!っと齧ると、薄く均質な絶妙な皮がパリッとして、
中から甘さを控えつつ小豆の風味がどっと攻めるつぶあんが顔を出す。
そのあんは勿論、しっぽの先の方までびっしりと詰まってる。
塩っ気が柔らかな甘さを引き立てている感じがいい。

時間帯的に毎度毎度という訳にはいかないけれど、
タイミングよく焼き立てにありつけた日には、
その美味しさが倍加する。
正直なところ、「柳屋」のそれよりも好みなんだなぁ。

新富町に残る昭和のひとつ「にしみや商店」。nishimiya11おでん、鯛焼き、そしておにぎりに、
ご主人の職人的拘りが魅力として宿ってる。
出来れば、近所の酒屋で扱っているカップ酒「新富座」あたりを持ち込んで、
ここの丸椅子でおでんで吞りたいと妄想しています(笑)。

口 関連記事:
  食事処「かどや」で 吾が町新富45年お好み惣菜とおにぎり定食(09年12月)

「にしみや商店」
中央区新富1-10-6 [Map] 03-3551-1638

column/03497

日本酒と和食「まめや」で 素朴美味なるさつまランチにお魚カレー

mameya.jpg兜町の東京証券取引所から出て永代通りと交叉し、 通称さくら通りを通り過ぎ、八重洲通りを渡る。 桜橋の信号で鍛冶橋通りを横切って、 築地橋のところで新富町駅の駅上を通過。 京橋築地小学校の裏手を通って晴海通りに至る。 それが、新大橋通りの裏手を往く、 平成通りの全行程です。

そんな平成通りの更に一本裏手の新富一丁目。 裏通りに縦格子が印象的な一軒家。 それが、和食処「まめや」でありました。

どうもランチ営業を止めている様子に出会して以来、 すっかりご無沙汰しちゃっているなぁと思った夏の或る日。 戦後間もないころから芸者さんが住んでいたという家屋から、 立ち退かなければならない状況だと知りました。 契約更新の不調によって閉店してしまうお店を沢山みてきたので、 同じようにならなければよいなと思った矢先、 移転先確保の報にも接することができました。

移転先は、旧店舗と眼と鼻の先。 平成通り沿い、新富町郵便局信号近くの三階建ての小さなビル。 「ジュエリーヒロカワ」という宝飾店があったところ。mameya09mameya01.jpg開店日には、オープンを祝う生花が飾られていました。

店先には、店名に”日本酒と体にやさしい和食店”と添えたA看板。mameya02.jpg視線を上げれば、旧い店先で店の所在を知らせていた、 丸い木製の看板が見付かります。

図らずも、移転先でのランチ再開第一号の客となってしまったひとは、 カウンターの端っこへ(笑)。mameya03.jpg腰掛けた木製の椅子は、既製のものではなくて、 職人さんが拵えてくれたものだそう。 壁の漆喰を塗り込めたり、床の塗装をしたりと、 沢山の部位で自作の内装に趣味とセンスが籠もっているようです。

一本勝負のランチメニューは、その名も「さつまランチ」。mameya05.jpgその地味な色合いのドンブリに、 一瞬あれ?っと思ったのが正直なところなのですが(笑)、 匙を動かす度にゆっくり味蕾が開かれて、だんだん前のめりになってゆく感じ。

ご主人の手元には、擂鉢がある。 その中で、胡麻に味噌、魚の身をあたったもので、 魚には稚鰤(わらさ)を使っているそう。mameya06.jpgなんでも、愛媛とか香川とか瀬戸内辺りの郷土料理が下敷きになっているらしい。 冷汁の汁なし、と喩えると反って判り難くなるかな(笑)。

二度目にお邪魔した時にちらっと聞いていたカレーが最近、公開されたらしい。 ってことで改めて足を運んだ新富郵便局近く。

今度のお題は、「お魚カレー」。mameya08同じおドンブリに、たっぷりとキーマ状のカレーペーストが載ったヤツ。 キーマといっても、お肉じゃなくて、お魚を粗く挽いたもの。 辛さ優しく、お出汁がしっかりと下支えしているところに魚たちの旨味が綻ぶ。 うん、素朴にして美味しくて、お代わりできそうな感じのする(笑)。 お魚は、鰤、鰍(いなだ)を軸に、 お造りを拵えた際の端っこなどを無駄にせず材料に加えているようです。

開店来9年目にして、ご近所に移転新装なった日本酒と和食「まめや」。mameya07.jpg店名「まめや」は、忠実(まめ)にすること、元気であること、 そして小さな店であることの表出として考えられたものだそうで、 お豆の恩恵に授かることも多い和食の店であることも織り合わさっている。 夜にもお邪魔しなくっちゃだ。

口 関連記事:   和食屋「まめや」で 高野豆腐のカツご膳ほっこり優しいお惣菜と(11年06月)   和食屋「まめや」で 満寿泉マテ貝いかワタ焼き金目ブイヤベース(09年01月)


「まめや」
中央区新富1-9-10 [Map] 03-3206-3155
http://mameya502.exblog.jp/
column/03484

和カフェ「ハントコCafe」で 知多半島ビーチ定食味噌ハッシュド

hantoko.jpgワインと豚の「ぶーみんヴィノム」や イタリアン・バー「BARDIGO」のある、 新金橋交叉点は、首都高京橋ランプのすぐ近く。 さらに京橋ランプに近い、 案内表示ゲートの足元に ファサードに古民家の板壁を巻いたお店がある。 円く抜いた硝子窓も印象的な店の側面には、 「ハントコCafe」。

店先の暖簾や小物からも女性営むお店であることが窺える。hantoko01.jpghantoko02.jpg水色ペンキのかき氷器も気になります。

席は、厨房に向かうカウンターか、 卓袱台のような丸テーブル囲む座布団の上。hantoko03.jpghantoko04.jpgカウンターの上を眺めたら、 常滑焼きらしき小さな置物たちが佇んでいました。

hantoko05.jpg初めての注文は、「知多半島ビーチ定食」。 ああ、常滑とか、知多半島とか、あちら方面を根っこにしたお店らしい。 厨房廻りでは、三人の女性が急くことなく、きびきびと所作に勤しんでいます。

食前酒ならぬ、食前酢としてブドウベリーミックスの小グラス。 この日の「ビーチ定食」の主菜は、鯖の味噌煮。hantoko06.jpg温やっこの根菜あんかけなどの小鉢の充実も女子ウケしそうです。

鯖味噌の味噌は当然、八丁味噌系。 パリッとした皮目。hantoko07.jpgたっぷりの脂としっかり漬かった八丁味噌の連携が美味しいな。

裏を返してのお昼どき。 今度は、「味噌ハッシュドビーフオムレツ丼」をいただいてみる。hantoko08.jpg一見すると極普通のデミソースオムライス。 端から崩していただけば、なるほど赤味噌の風味が程よく支配する。 包んだ玉子の中は雑穀米になっています。 お椀もちゃんと赤出汁でね(笑)。

首都高速京橋ランプ脇に開業4年の和カフェ「ハントコCafe」。hantoko09.jpg半田常滑で、ハントコ。 知多半島に縁のある女性たちによる、 故郷を愛するがゆえの発露がいたるところに見つかるお店。

Webサイトに、店名「ハントコ」の由来が示してある。 名古屋から知多半島道路に乗って、南へ30kmほどのところにあるインターチェンジ。 「半田中央インター」と改称される前は、「半田常滑(はんだとこなめ)インター」、 略して「ハントコインター」と地元の人に呼ばれていました。 知多半島のちょうど真ん中に位置する、このインターの懐かしい愛称にちなんで、 知多半島の魅力を東京で発信する基点になれたら。 そんな願いをこめて、「ハントコ・cafe」と名付けました。

hantoko10.jpg知多半島は、別名「醸造半島」といわれるほど、 古くから醸造産業が盛んであるらしい。 今も、ねのひ、國盛、白老、生道井、冠勲、金鯱といった銘柄の酒蔵がある。 そうそう、知多半島にはシングルグレンを醸すサントリーの蒸溜所があるのだね。

口 関連記事:   ワインと豚と世界のお料理「ぶーみんヴィノム」で ぶた焼きランチ(12年03月)   イタリアン・バール「BARDIGO」で ネグローニとカキスパゲッティ(09年10月)


「ハントコCafe」 中央区新富1-4-1 [Map] 03-6280-5779 http://blog.hantoco.jp/
column/03429