「そぞろ入船新富町」カテゴリーアーカイブ

居酒屋「なん八」

nanpachi.jpgふと気の向いた入船方面にふらふらと。時間のないこともあって止む無く、目に留まった居酒屋さんのランチで済ませることにしました。ありきたりな定食メニューの中に「かきフライ定食」を見つけて早速その路線で。「5ヶ」と赤文字が添えられているのが微笑ましい。お。なんだかヒレカツみたいな見栄えのフライがやってきました。不用意に大きくて、おまけに平べったい。ホントに牡蠣なのかな、ってとこから心配しつつ齧ってみると、うぬぬ、衣が固い。あ、でも、間違いなく牡蠣だ(笑)。断面を見てもそのまま平べったいのはどうしてなんだろうね。豊かに丸々としたグレードの牡蠣ではなくて、それなりのランクのものだとしても、この時季でもこんな痩せちゃってる牡蠣もあるンだってことなのかな。そっか、牡蠣だって市場でセリにかけられてランク分けされるのだろうから、ピンもあればそうでないものもあるのは当然だよね。 「なん八」 中央区入船1-7-3 03-3551-2767
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STAND SUSHI BAR「伊藤家のつぼ」

itokenotsubo.jpgフリで訪れては玉砕されることばかりで一度も訪問を果たしていなかった「伊藤家のつぼ」。なにが“ツボ”なんだろうって、そんなファニーな興味も消えないままでありました。意を決して(?)予約を敢行。運よくカウンターの一角を押さえることができました。お品書きには、10種以上の刺身に始まって、魚介を煮物焼物した酒肴たちに幾多のにぎりがラインアップ。あっと云う間に埋まるカウンターの様子を眺め乍ら、待ちぼうけを無為に過ごさぬようにと、ひとまずグラスのビールと「飯ダコと里芋の煮付」をお願いする。柔らかく煮含められた蛸は日本酒か焼酎の方が合いそうだと、早速切り替えたのが鹿児島・出水の「古秘こひ」。甘い脂と独特の香りがいい「ニシン刺し」を口にしたところで、やっと合流となる。ひと廻りりっぱサイズの「トコブシの煮付」の滋味を啜り、とろっとほろっと溶ける「ハタハタの煮付」と煮モノを続けるにつれ、鹿児島・大口の「黒伊佐錦」をお替りするペースが急速にアップ。あはは、「タラの白子焼き」もいい。こいつぁいかんと、にぎりに。「なめたガレイ」「活〆コチ」「のどぐろ」に「活〆茹で車海老」あたりを矢継ぎ早にいただく。すっかりの酔っ払いは、最後の「ねぎとろ巻き」の下世話にイヤラシクもすっと蕩ける脂にダラシナク「うめぇ」と口走ってしまうのでありました。事故っちまったという大将が不在でも、1階満席の「伊藤家のつぼ」。細かく動き回ってくれる女将さんが“ツボ”のような気もするけど、他にもありそうな“ツボ”を探しにまた行かなくちゃ。 「伊藤家のつぼ」 中央区入船1-2-11 03-3551-2727
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貝焼「祥音」

shoon.jpg茅場町「和光」の新富町の兄弟店が以前から気になっていました。経緯は分かりませんが、今は独立して「祥音」と店名を変えています。当日予約ではまた満席の憂き目に会うかもと心配しながら連絡を入れると、GWの狭間ゆえか「今日は大丈夫ですよ」とお応え。開店と同時に出撃です。市場通りから脇道へちょっと入ったところにある、工事用のオレンジ色の仮囲いで入口を塞いだ廃屋のような建物が「祥音」です。開店と同時に左手の壁に店名を記した手作りなプレートが掛けられますが、それがなければただの怪しげな工事現場のようです。防寒用のシートを捲って中へ。朽ちる直前の如き気合の入った屋内だ。小火でもあったかのようにも思える。開かないドア。剥がれ落ちそうな壁にはいくつもの悪戯書きがある。以前「バルチックカレー」があったらしい。古い木箱を積んだだけのテーブルを挟んで、貝焼のおまかせ9品を。「とりがい」「熊本産地はまぐり」「ムール貝」「大アサリ」「アオヤギ」「亀の手」「白貝」「帆立貝」「中国産はまぐり」、そして追加の3品「ホッキ貝」「アゲマキ貝」「たいら貝」。どれも愛想のないスチロールのお皿に載せられてやってきますが、臆せずすぐさま熱々をいただきましょう。ふっくらと自らの水分で焼き蒸しされた貝たちが、その味を活性化させています。歯触り・食感、旨味、香りがそれぞれにはっきりと違うのがめちゃ楽しいぞい 。この日のように焼酎もイケルけど、日本酒もよく合うに違いない。試してみねば。 「祥音」 中央区新富1-17-6 090-8465-6462 http://newrich.fc2web.com/
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支那麺「はしご」入船店

hashigo2.jpg空いたお腹を満たし、冷えた身体を温めようと随分と久し振りに「はしご」に寄ってみました。終電もそろそろだというのに店内はほぼ満席なのに驚きつつ。頭数の空席ができるまで、しばし待つ。やっぱり「だあろうだんだんめん」だね。しばらく来ないうちにオトナニナッタので、以前のように”マイルドで”なんてことはもう云いません。胡麻の風味とシャッキリ麺が、やっぱりいいじゃんね。バラバラと柔らかく解れる太肉をその麺とともに頬張れば、ちょっと幸せかも(笑)。スープに柚子の香りも健在だ。遅れて届いた5ヶ入り900円の「焼餃子」を火傷しないように慎重に齧る。カリリとした皮目とジューシーな餡。ひと口サイズにしてくれたらもっといいのにな。大団円は、麺も具も大方食べきったところでサービスのライスをスープに投入。汗をかきかき、雑炊状態をも堪能してしまうのです。 「はしご」入船店 中央区入船2-2-13ライオンズマンション入船山口ビル 03-3553-2905
column/00025再会