2010年2月[4]
2010年1月[21]
2009年12月[12]
2009年11月[16]
2009年10月[21]
2009年9月[14]
2009年8月[16]
2009年7月[22]
2009年6月[16]
2009年5月[21]
2009年4月[19]
2009年3月[17]
2009年2月[21]
2009年1月[23]
2008年12月[17]
2008年11月[15]
2008年10月[26]
2008年9月[29]
2008年8月[31]
2008年7月[22]
2008年6月[21]
2008年5月[31]
2008年4月[29]
2008年3月[42]
2008年2月[38]
2008年1月[28]
2007年12月[29]
2007年11月[42]
2007年10月[34]
2007年9月[37]
2007年8月[40]
2007年7月[27]
2007年6月[44]
2007年5月[45]
2007年4月[34]
2007年3月[37]
2007年2月[28]
2007年1月[33]
2006年12月[31]
2006年11月[36]
2006年10月[34]
2006年9月[37]
2006年8月[34]
2006年7月[25]
2006年6月[34]
2006年5月[40]
2006年4月[31]
2006年3月[27]
2006年2月[32]
2006年1月[39]
2005年12月[19]
2005年11月[39]
2005年10月[33]
2005年9月[24]
2005年8月[27]
2005年7月[21]
2005年6月[28]
2005年5月[35]
2005年4月[37]
2005年3月[44]
2005年2月[1]
2005年1月[3]
2004年12月[2]
2004年11月[4]
2004年10月[1]
2004年9月[4]
2004年7月[8]
2004年6月[3]
2004年4月[6]
2004年3月[6]
2004年2月[2]
2004年1月[3]
2003年12月[4]
2003年11月[2]
2003年10月[5]
2003年9月[1]
2003年8月[1]
2003年7月[8]
2003年6月[1]
2003年5月[7]
2003年4月[2]
2003年3月[5]
2003年2月[6]
2003年1月[1]
2002年12月[4]
2002年11月[6]
2002年10月[6]
2002年9月[6]
2002年8月[16]
2002年7月[3]
2002年5月[5]
2002年4月[2]
2002年3月[1]
2001年11月[1]
2001年10月[1]
2001年8月[3]
2001年7月[2]
2001年6月[2]
2001年5月[2]
2001年3月[1]
2001年2月[2]
2000年12月[1]
2000年11月[1]
2000年10月[2]
2000年9月[1]
2000年8月[2]

ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


まさぴ。へのご連絡は、
以下からお願いします。
@

メインページ

東京日本橋界隈の徘徊アーカイブ

次のページへ
 1  |  2  |  3  |  4  |  5  | 一覧へ

口寿司割烹「日本橋 さくら井」で 鮭いくら丼鮪ユッケ丼真鯛利休丼

sakurai.jpg永代通りから一本室町に寄った筋は、
辛いカレーで有名な「紅花別館」やシウマイ&担々麺の「小洞天」本店がある通り。
どちらも時に、空席待ちの背広姿を店前に侍らせています。
そしてその並びにもう一軒、制服姿のOLさんを交えた空き待ちを生んでる店がある。
それが、寿司割烹「日本橋 さくら井」です。


佇まい新しき格子戸を進むと端正なカウンター。
奥にはテーブル席があるようです。


おひる時のお品書きsakurai01.jpgには、丼モノのランチが6品ほどに「ばらちらし寿司」「にぎり寿司」が並ぶ。
その中から「鮭いくら丼」を選んでみました。
解した鮭の身のサーモンピンクとづけにしたイクラの粒が、玉子のそぼろも彩りに華やぐ。sakurai02.jpgsakurai03.jpg鮭の身のそっと香ばしい風味と弾けるイクラの甘さ滋味の親子競演は、定番なれど魅力的。
ご飯の酢がやや強すぎて尖っているのが気になるものの、悪くないドンブリだ。


隣のOLさんが貪り食べていて(笑)気になったのが、「鮪ユッケ丼」。
sakurai04.jpg中おちと思しき鮪をたたいたユッケ状にしてドンブリの中央に盛り付け、そこに温泉玉子をのっけてる。
肌理の整った中おちに温泉玉子を崩し解いて、そこへちょろっと醤油を垂らす。
sakurai05.jpgsakurai06.jpg
それはもう、想定通りのお味がいたしますですよ、はい(笑)。


さらに日を改めて、「真鯛の利休丼」。sakurai07.jpg真鯛を胡麻醤油漬けにしたものをドンブリに広げて載せたものだけど、これはちょっといただけない。
胡麻醤油の味が強すぎて、なにを食べてるのか判らなくなる。
それに、寿司割烹だからって端から酢飯のドンブリであることもないのになぁとも思う。
少なくとも、寿司めしとドンブリめしの酢加減は別にしたらどうかと考えるのだけど、
どうだろう。


お昼にはドンブリあれこれが愉しめる、日本橋裏通りの寿司割烹「日本橋 さくら井」。sakurai08.jpgカウンターの真ん中で切り盛りしているのが、店主の櫻井さんか。
味噌仕立ての「深川丼定食」やにゅうめんでいただく「半田そうめんセット」を選ぶ一手もあるようです。


「日本橋 さくら井」 中央区日本橋1-2-16 BLUE MARK83 1F [Map] 
03-3270-1139 http://www.nihonbashi-sakurai.com/

column/02898 @1,000-

口生そば「利休庵」で ズズズ名代納豆そばふーふーカレー南ばん

rikyuan-n.jpgお昼時のむろまち小路は、
行き交うひと達で相変わらずの賑わい。
この日は、随分とご無沙汰の日本橋「利休庵」へ。
端正な佇まいは、いつ頃新装したものだったでしょうか。
濃紺の暖簾の右手にある行灯には、草書の文字。
どうやらそのまま、「蕎麦處」と示しているようです。

rikyuan-n02.jpg「利休庵」rikyuan-n01.jpgといえば、やっぱりこれでしょうと、「納豆そば」。
捏ね鉢のミニ版のような器に白色の蕎麦。
そこへ、半パックほどの納豆とちぎった海苔、かいわれ、削り節などが載っています。rikyuan-n03.jpg


やおら、ぐにぐにグニグニ。
玉子の黄身w解し、底の方に仕込んだ少量のつゆと合わせて、ぐにぐにグニグニ。rikyuan-n04.jpg

多少、廻りに飛び散らないように気をつけながら、ずずズズズ。
蕎麦の、というより、納豆の美味しい食べ方事例みたいな気もするけど、いいよねぇとずずズズズ。
こんな時に、これでは蕎麦の香りが、なんて思ってはいけません(笑)。
こういうモノだと思った方が、幸せなのですね。


そんな意味では(?)、「利休庵」で「カレー南ばん」という手もある。
目の前には湯気を上げるどんぶり。rikyuan-n05.jpg
数片の薬味を投入して、持ち上げる麺ももちろん更科系の細くて白いもの。
鶏と玉葱を浮かべたカレーつゆは、ゆるくも硬くもないとろみで、蕎麦に纏ってくる。
rikyuan-n06.jpgrikyuan-n07.jpg
ふー、辛くはないけど自然と汗が出る。
ふー、慌てて啜ると火傷しそうだ。
できれば、ざるとカレーつゆの組み合わせを所望したいところではあるものの、これはこれでいいのじゃないかな。


これら、「納豆そば」や「カレー南ばん」をはじめとする麺類は1階や地階でいただけるのだけれど、「利休庵」には、2階3階もある。

2階でいただけるのは定食モノで、例えば「豚味噌焼定食」なんてメニューがある。
rikyuan-n08.jpgrikyuan-n09.jpg
香り高くじっくり味噌漬けにした豚さんにご飯がススむ。
「天丼」「カツ丼」「親子丼」を横目に真っ直ぐ階段を上がるお客さんも少なくありません。


昭和27年創業の老舗蕎麦処「利休庵」日本橋。rikyuan-n10.jpgそして、銀座の「利休庵」はもう、ない。


「利休庵」 中央区日本橋室町1-12-16 [Map] 03-3241-4006 
http://www.rikyu-an.com/

column/02802 @900-

口RESTAURANT「SANT PAU」で イベリコ豚プルーマと温かな宴

santpau00.jpg一時東京駅の日本橋口辺りに通っていた頃にお昼処に困って、およそ全店制覇してしまっていた日本橋コレド。
でもその裏手の別棟ANNEXにある「サンパウ」には、
未踏でありました。
お値段的敷居が高く思えて、まるで水族館に初めて行った子供のように(笑)、硝子越しに見通せる一階の厨房を覗いていたりしていたのでありました。
それがこの度、図らずもその「サンパウ」に参ずる機会がやってきた。
ずっと気になっていたレストランへと招いてくれたのは、くにちゃんとその奥さま。
そう、今日は、ご夫妻の結婚をお祝う席なのです。


一階のシックなレセプションからそのまま二階へと上がったところが、
ウェイティングを兼ねたBar&Cigar Corner。
シャンパンに口をつけたところで、メインホールへと誘われました。
勝手に抱いていたイメージよりはこぢんまりとして、それが寄り添うように温かな宴を予感させてくれます。

santpau14.jpg
乾杯の音頭はご存知、築地王さん
おめでとうと掲げたグラスの紅い滴は、
ロイヤルウェディングの乾杯カヴァだと同席のロレンスさんの記事にある。
残りをひと息に呑み干して、辛口の白と紹介のあった「Altos del Majanar AIREN 2007」へ。


まずは、アミューズ「2 Micros」のふた品。
イベリコに添えたオリーブオイルのジュレがはっとするほどにイケる。santpau01.jpgsantpau02.jpg串にした小皿は、プラムをふわっとした白子のようなソースと一緒に網脂の一種で包んだものだという。


前菜は、「車えびのタルタル ~Tartar de Langostinos」。santpau03.jpgタタール風にたたいた車えびの印象を抱く前に、廻りで煌く苺やキウイ、オレンジ、マカデミアナッツなどなどの彩りをしげしげ。
トッピングの粉チーズのような、パン粉のような粉末はなんだろう。
円に散らした塩をアクセントにいただけば、海老の身の甘さが引き立つ。


白のグラスをお代わりして、魚料理「杉の香りのヒラスズキ ~Llobarro "Fumat 10 Segons"」。
杉のチップでほんのり10秒だけスモークしたという、ほっこりしっとりした白身。santpau05.jpgsantpau04.jpgsantpau06.jpg
平鱸というのは珍しい食材なのじゃぁないかな。
そこへトプっと載っている青菜の中にも白のソース。
零さないようにひと口で掬えば、濃縮した旨味が弾ける。


プロフィールに交えて、食いしん坊新郎×食べるの大好き新婦たる、それぞれの逸話があれこれ微笑ましく紹介されて、和やかに時間が流れます。

santpau07.jpg
赤のLegado Muñoz - Garnacha 2005にワインが変わって、メインお肉篇。
等間隔で並ぶ紅い結晶は「イベリコ豚のプルーマ ~Pluma Iberica」だ。santpau08.jpg

プルーマとはヒレ上の部位を指すそう。
そっと愛しむようにしたソテーの具合とただもうズルイ!と心の声を叫ばせる赤身肉の薫り高さ。santpau09.jpg甘めのソースと一緒にとろっと融けるようでいて、脂のいやらしさとは縁遠い高貴な豚さんだ(笑)。
そこへパンケーキ的つけ合わせというのが、不思議な組み合わせなのねン。


くにちゃんとの幾多の交流の遍歴が愉しいヒロキエさんのスピーチに隣のつきじろうさんのむのむさんと笑い合ったり、肉声でホールを震わせた55aiaiさんの独唱に浸ったりと、祝福の温かい空気が満ちてきます。

santpau10.jpg
「フルーツベースのデザート」に続くPastelは、「フランボワーズ」。
santpau11.jpg
ケーキ入刀の、つまりはその一片一片がこのラズベリーの円筒形なんだ。


そしてプティフール「4種の小菓子」でコーヒーを啜ってひと心地。santpau12.jpg楽しいひと時は、あっという間に過ぎてゆくのですね。


星の数云々はさておき、やっぱり日本を代表するスペイン料理の一軒たる「サンパウ」。
きっとあちこち探して悩んで選んだウエディング・レセプションのステージが此処、
「サンパウ」だったのだね。santpau13.jpgくにちゃん&奥さん、改めておめでとう。
お陰で、あれこれもちょっと識りたいと、再びこの扉を開けたくなっちゃったじゃん、もう(笑)。


「SANT PAU」 中央区日本橋1-6-1コレド日本橋ANNEX [Map] 03-3517-5700 http://www.santpau.jp/

column/02774

口ステーキハウス「誠」で 印象的な旨味の軽やかさ路地裏のサロン

makoto.jpg三越前から昭和通りにかけての本町界隈。
気をつけていないと通り過ぎてしまうような路地に、ずっと気になっていたお店があります。
ステーキもそしてカキフライもイケると云う、日本橋「誠」。
ただ、ほいほいと気軽に訪れる訳にはいかない料金構成が、そのまま敷居の高さとなって立ちはだかっていたというのが正直なところ。
今宵は意を決して(笑)、本町の裏路地に闖入です。

その裏路地にくすんだ赤いテント地を突き出しているのは、
makoto01.jpg
以前一度訪れたことのある「誠」姉妹店の「シンセリティ」。
makoto02.jpgその斜向かいに「誠」があると記憶していたのだけど、ドアの貼紙には2年ちょっと前にそこからさらに斜め向かいへと移転したとある。
「誠」のカジュアル版レストラン「MOTOKO」だった場所が、新「誠」になったのだね。


暗がりに臨む外観には店名らしき表示はない。
洋風設えの重厚さも漂うドアを引くと、一転して白木のカウンターが右手の厨房を囲んでいる。
壁廻りは石を配しているものの、「らっしゃい!何を握りましょう」と声を掛けられてもまったく違和感のない佇まいだ。
makoto03.jpgmakoto04.jpg
如何にもひとクセありそうな大将が、「初めてですね」と迎えてくれる。
ご一緒いただいたヒロキエさんとご無沙汰しまして、と乾杯。
すっと差し出されたお皿には、千切りのキャベツにコールスロー、そしてそぼろ状のものが盛り合わせてある。
そぼろは、牛肉の佃煮で、ステーキの端肉を無駄なく使ったものだよ、と大将。
「よく混ぜてからどうぞ」。
佃煮がアクセントになりつつ、あっさりしたドレッシングの加減もよく、幾らでも食べれてしまいそうなお皿に空かさずお代わり(笑)。


「誠」にメニューはない。
「さて、どうしましょう?」と訊かれても、いや、あの、初めてなのでと戸惑った表情を示すと、「海老フライ、牡蠣フライ、牛刺し...」。
そこで「あ、牡蠣フライをぜひ」、そしてヒロキエさんは「海老フライをぜひ」(笑)。
ということで、海老フライと牡蠣フライの一緒盛りがやってきました。makoto05.jpg

細やかなパン粉に包まれた小振りの海老は、甘さの引き立つ揚げ具合がいい。
makoto06.jpgmakoto07.jpg
そして、秘かに待望していた牡蠣フライも同じく、繊細な衣を纏っていて、しかもたっぷりサイズ。
宮城からのものと云う牡蠣の味わいに濁りなく、どこまでも軽やか。
うん、出色の牡蠣フライのひとつに数えてもいいかもね。


シーバスの水割りを舐めているところへ早くも「焼きましょうか?」と大将が訊くのは、お腹が満ちてきてからステーキをという展開は避けたいという意図が働いているようで、ここは素直に御意に従うこととします。
「150g、200g、...」とボリュームを示す大将に、控えめな量が美味しいのさ(?)と、「150gで」。

makoto08.jpg背中の冷蔵庫から大将が取り出したのは、おお、なるほどの肉塊。
すすっと包丁を入れ、周囲や脂の部分を切り整える。
その端切れが、「シンセリティ」のカレーに入ったり、佃煮になったりするのだね。
用意されたお皿にたっぷり盛られた山葵に気を奪われているうちに、その脇に焼き色細やかなステーキが添えられました。makoto10.jpg


makoto09.jpg気がつけば焼き加減を訊かれることもないまま届いたお肉は、ミディアムレアな断面をみせている。
そのまま端のひと切れを口に運ぶと、すいん、と厭味なく消えていく。
なはは~、と思いながらその隣のひと切れ。
「わさびはたっぷり」ということで試してみれば、その香気は食べ口の軽やかさを加速する。makoto11.jpg辛味のほぼないところはホースラディッシュのようだけど、大将曰く、伊豆の山葵だという。

次のひと切れ、次のひとキレと遮二無二口に運び、最後の一片にニンニク醤油を垂らす。
それでやっぱり山葵が一番似合うことがよく判る。
ああ、それにしてもなんと印象的な旨味の軽やかさであろう。
これなら、この倍も余裕で食べれたかも(笑)。
リブあたりと部位を訊ねながら、銘柄を聞きそびれたのが悔やまれます。


これもまた「誠」のスペシャリテときく「あさりのコキール」は、makoto12.jpgぶつ切りの浅蜊から滲むエキスがさらっとしたベシャメルに上手く煮含まれていて、いい。


〆に用意されているのが、ガーリックライスか鰹節ご飯。
makoto13.jpgmakoto14.jpg
ここで猫マンマ、ってのも愉しいかも~と鼻息で鰹節を飛ばしながら(笑)、海老出汁の味噌汁をズズズズズ。


なんだか、あっと云う間の出来事の後のようにひと心地ついていると、
「コーヒーいかがです?」と訊く大将。
コクンと頷くと、カウンターに置いたカクテルグラスにボトルの琥珀を注ぐ。
ブランデーに続いて、冷えたコーヒーを注ぎ、トップに生クリームを浮かべて出来上がり。makoto15.jpgコーヒーのすっきりしたコクとほの苦味にブランデーの風味とクリームの滑らかさが相俟って、おー、なんか妙に旨い。


海老フライ牡蠣フライに、メインのステーキにコキール、猫まんまに〆のコーヒーと、澱みや重さのない一連の仕立てに不覚にもふんふんと唸る。
そして、高級ステーキに小料理屋的と洋食屋的が交錯する不思議。


ちょっと厨房の景色で印象的だったのが、大将の脇で背中を強張らせて如何にも萎縮している様子の若いモン。きっと大将、スタッフには厳しくそしてめっちゃ恐いのだろうね(笑)。その緊張が伝染してちょっとした居心地の悪さに繋がる気配があるンだ。
常連もしくはリピーターらしき客筋がやってくると兄貴風の馴れ合い口調で話しかけ、途端に一見さんは蚊帳の外になりかける風がある。
でもここでは例えば、オーセンティックなバーのようなホスピタリティを求めちゃいけなくて、常連になるほどに大将のキャラが馴染むほどに居心地がよくなるという、サロンのような一面も持っているのかもしれないね。


日本橋路地裏のステーキハウス「誠」。makoto16.jpg
サロンの一員にはなれそうもないけど、あのフライとあのステーキには再会したい。
この扉を今度引き開くのはいつのことになるのかなぁ。


口関連記事:BEEF CURRY・STEW 「シンセリティ」で 脂の甘さアト引くカレー(06年05月)


「誠」 中央区日本橋本町1-4-5 [Map] 03-3241-7502

column/02755 @25,300-

口カフェ「Maruzen cafe」 で早矢仕ライス屋上食堂のノスタルジー

maruzencafe.jpg日本橋丸善が新装なってから早くも、
1年以上が過ぎました。
でも今までちょこっと雑誌を漁る感じで1階を廻ることはあっても、上階まであがることはありませんでした。
この日ある書籍を求めて3階を巡ると、そこに落ちついた木目調の壁に浮かぶ「Maruzen Cafe」の文字を見つけました。
by CAFE DE CLEAとあるのは、丸の内の「M&C Cafe」と同じ業務提携がここでもなされているということを示しています。裏手のプラザビルのアプローチあたりを見下ろす、窓際のカウンターに案内されました。

maruzencafe02.jpgやっぱりお願いするのは、「早矢仕ライス」。
カップの型で盛ったライスの中央にだけ、ソースを垂れかけるのがスタイルか。maruzencafe01.jpg
手前からひと口すると不思議にも、業務用の缶詰から注いだソースに炒めた少量のマッシュルームや肉片を手早くあわせる映像が脳裏に浮かんできた。
maruzencafe04.jpg
酸味と甘さ、ベタつかないように仕立てた粘度とほの苦味。
上手にまとめてそつがないけど、どうも満たされた気分にならないのは何故かしらん。
丸善のレストランでなくて、CAFE DE CLEAの店舗に来ているという状況が、複雑な心境にさせるのかも。


そして、思い出すのは今はなき屋上のペントハウス。
芝生の向こうに愛らしき佇まいをみせていた食堂。
あのパッティング練習場の芝生を眺めながらいただく「ハヤシライス」の風情をただただ懐かしく求めて遠い目しちゃうのは、ノスタルジックに過ぎるでしょうか。

丸善の「ハヤシライス」には、グリーンピースがのってて欲しい、なんてね。


口関連記事:
  元祖ハヤシライス「レストラン マルゼン」 でいつものハヤシライス(03年07月)
  丸善カフェ「M&C Café」 で早矢仕オムライス名残り惜しい食堂(04年10月)


「Maruzen cafe」 中央区日本橋2-3-10日本橋丸善東急ビル3F 03-6202-0013

column/02617

口お食事処「らっきょう」 でとうふカツ赤味噌玉子とじOL御用達?

rakkyou.jpg「浦島館」というシブそうな「宿」が八重洲にあります。
今日のお昼処「らっきょう」は、その地階。
お宿付帯の食堂のようにも思わせます。
入ったところからずいっと進み、奥の板の間へ。
おひとりさまは、
天井の下がったカウンターに通されました。
ランチメニューは、日替わり系の「限定スペシャル」「焼魚定食」から、やわらかい鶏かつを自家製の梅ソースでという「鶏かつ梅ソース定食」、ちゃんちゃん焼き的「さけのタルタルチーズ焼定食」、ピリ辛タレでやるバラちらし的「彩どり魚介と野菜丼定食」と少々危うさも漂う”創作”っぽさ。ダイジョブかなぁ(笑)。

rakkyou01.jpg
敢えて挑戦は、名古屋的「とうふカツ赤味噌玉子とじ定食」です。
なにやらぐちゃぐちゃっと見えるのは、野菜と一緒に玉子でとじているあたり。rakkyou02.jpg赤味噌基調であるもんだから、全体が茶色いトーンに沈んでいます。

その下に隠れていたのが豆腐カツ。rakkyou03.jpgお肉は避けたいけど揚げ物は食べたいというわがままなヘルシー志向OLさん(そんなヤツおる?)には最適なおかずかもしれません。結局は赤味噌の勢いで、メシ喰らう感じだけどね(笑)。


果たして、夜メニューには「らっきょう」、ありました。お値段、400円。rakkyou04.jpgやっぱり店の名に掲げるような、特別な逸品なのかなぁ。意外と普通なのかなぁ…。


らっきょう」 中央区京橋2-8-15浦島館ビルB1F 03-3566-0022

column/02547

口讃岐うどん「野らぼー」 で釜チーズカレーぐにぐに玉子天のせ

norabo.jpgちょっとした本漁り。
八重洲BCの建物からひょいっと出ると、目の前に、
いつの間に落成したのか、PCPと並び建つビルが聳えていました。
どこもかしこもドコドコ変わるのねぇと思いながら、
横断歩道を渡り、地下へと潜入してみる。
地階のフロアは、飲食店6店がテナントしていて、
八重洲地下街、PCP地下街と一体となるような造りになっている。
どんどんヒトの量が増えていく通路の中からお昼にと選んだ一軒が、
讃岐うどんの店「野らぼー」です。

どっかで見覚えがあるなぁと思えばやはり、
大手町のビルに2店舗と、神田界隈に5店舗ほどを展開しているらしい。


大テーブルで待つは、「釜チーズカレーうどん」「玉子天」のせ。

届いたどんぶりの表情は、思ったまんまの佇まい。norabo01.jpg

カレー越しに、チーズと一緒に麺を引き上げ、ぐにぐにと適度に掻き回しては、啜ってみます。
釜玉の“玉”の代わりに和風なカレールーということなのかもしれません。norabo02.jpg
およそ汁のない仕立てになっていて、ちょっともっさりとする。太めの麺の量感が讃岐らしい歯ごたえを伝えるけど、食べる方がすっかり慣れてしまった所為か、粋なトキメキは残念ながら。

讃岐の地から最上級の挽き立て小麦を取り寄せて打つという「野らぼー」。
「かけうどん冷ゃあつ大」、あたりをぬおぉと啜るのが正統かもしれません。


「野らぼー」東京駅サウスタワー店 千代田区丸の内1-9-2グラントウキョウサウスタワーB1 03-3287-2878

column/02518

口日本料理「日本橋 今泉」 で多粒型カキフライはレアな揚げ口

imaizumi.jpg
今日のお昼は、
丸善もほど近い日本橋の路地にある「今泉」へ。
群青の暖簾の脇に立て掛けられた黒板imaizumi01.jpgには「穴子重」「白身丼」、そしてカキと穴子を軸にあじやいか生鮭などのフライを組み合わせた定食が並んでいます。
「今泉」という名は、素直に大将の姓が今泉さんだから故なのでしょうね。

硝子越しに店の中を覗きながら戸を引くと、まず座らされたのが入ってすぐのカウンターの隅。
幕板に膝が当たり、ここで食事するのはちょとシンドいのではと思っていたら、空いた席への移動を促されました。なるほど、ウェイティングシートだったのですね。

お願いしたのは、「カキ穴子フライ」。
まず目を惹くのが、穴子フライの海老反り具合(エビじゃないので、穴子反りというべき?)。
横から見ると、下弦の月さえ連想する綺麗な半円を描いています。
imaizumi03.jpgimaizumi04.jpg噛めば湯気の立つほっこり白身。比較的細かいパン粉による衣との相性も悪くない。

imaizumi05.jpgそして、メインと考えていたカキフライ。
到底牡蠣ひと粒を揚げたものとは思えないサイズと少し角張ったようなフォルムが興味深い。

無造作に大口開けて齧り付いてみる。
なはは~(笑)。imaizumi06.jpgコボレ出さんばかりに牡蠣の身が溢れ、磯香を撒き散らす。
注文をお願いしてから揚げた割には、多粒型牡蠣フライの揚げ時間としては要した時間が短かったのは、揚げ口を結構レアにする仕立てだからなのですね。
どっち?と訊かれたら、じっくりじっくり揚げて、旨味を活性させながら閉じ込めた感のある「廣田」のカキボールに軍配だけど、これはこれで、うん、醍醐味ありあり。


夜に訪れたらどんな感じになるのだろうと振り返る、imaizumi07.jpg日本橋の路地でありました。

「今泉」の夜の様子は、昼夜突撃しちゃってるコチラで。

口関連記事:食堂「廣田」田園調布 で牡蠣料理の醍醐味を識る(08年02月)


「今泉」 中央区日本橋3-1-15

column/02511

口洋食「Omiya」新丸ビル店 で20食限定しょうゆキノコハンバーグ

omiya.jpgもうそろそろいいかな?ってことで、お初の新丸ビルです(今頃かい!)。浅草のお店では、その仏頂面と冷え冷えとした雰囲気に印象が悪かった大宮シェフの丸の内進出店に行ってみましょう。5階の一角にあるお店のファサードは、例えば、恵比寿「ポ・ブイユ」や西麻布「ド・ラ・シテ」にもみる、ビストロを表す記号とも云えそうな紅の基調。硝子越しに店内をちらと覗くと、あれれ、大宮シェフがテーブルを拭いている。ひと通り拭き終わったら、滞ってきたレジに廻って会計を捌き始めた。厨房は任せて、店全体の切り盛りに立ち回っているようで、その気取りなさには好感を覚えつつ、シェフには厨房を守っていて欲しくもあって、少々複雑な心持ちであります。カウンターの奥に通されて選んだのは、20食限定の「ハンバーグステーキ(しょうゆキノコ)」。10食限定のキラーコンテンツ「ハンバーグステーキ(デミグラス)」は既に売り切れだ。包丁で整形するというパテは、厚み均一に広げられている。なはは、焼き色のエッジがそそってるぞ。ナイフを挿し入れるとサワサワと脂が滲んで、キノコを含んだチョコレート色のソースと合わせいただくと、これが口惜しいかな、美味い。赤身肉の魅力がホロホロとして香ばしく、赤ワインの風味を十分残したソースと妙にマッチするという図式。お上品に盛ったライスが切ないじゃん(笑)。うん、満足。再びレジに立っていたシェフにご馳走さまを告げてフロアの通路へ。振り返ったら、シェフが入口前にすっと立って、暗に客を招いている。こうして新店丸の内に注力している一方で、本丸の浅草は週末だけの開店と、プチ放置プレーになっているらしい。本丸も支店も目の届く状態で、ってことだとするとシェフの休む暇がないよねぇ。ん、そう云えば、丸の内進出のきっかけにもなったという娘さんはどちらの店で活躍しているンだろう。

「Omiya」新丸ビル店 千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング5F 03-5222-0038

口related column:>BISTROT A VIN 「ポ・ブイユ」 でリエブール・ロワイヤル(過去記事)
RESTAURANT 「BISTORT DE LA CITE」 でシテ丼(過去記事)

column/02416

口英国王室御用達 「FORTNUM&MASON」 日本橋三越店

fortnunmason.jpgイギリスからの直輸入だというハイソなお値段の紅茶やジャムが並ぶ「フォートナム・アンド・メイソン」国内一号店には、その奥にティーショップが併設されています。今日のお目当ては、そのティーショップでいただけるというカレーなのであります。カレーの後だと場合によっては味ワカランことになりそうだと、セットの紅茶を先に。セットものの紅茶であっても、すっきり円いまろみでお砂糖もいらない紅茶なのは、ひとまず流石というべきか。「レンダン」と呼ぶマレーシア風カレーのプレートがやってきました。五穀米にすっかり染み入っているさらさらっとしたソースの、色合いはクリーミー。尖がったスパイシーさはほぼ皆無で、カレーというかなんというか。でもね。これがとっても美味しいのであります。ほのぼのと、へ~って感心しちゃう感じの優しくかつ着実な旨味の発露。どうやって作ってるンだろうとじっと見詰めてもよく判らない(笑)。柔らかく煮込まれたチキンにローズマリーをのせたポテト。ただのカフェめしとは出自が違うってな装いに、口惜しいかなすっかり満足しちゃったのであります。

「FORTNUM&MASON」日本橋三越店 中央区日本橋室町1-4-1日本橋三越本店新館B2 
03-3243-9881 http://www.fortnumandmason.co.jp/

column/02272

口寿司 「おけいすし」 日本橋高島屋店

okei.jpg高島屋新館6階のレストランフロアに寄ってみました。「糖朝」前の空席待ちを横目に、その奥へ。おりょっ。「おけいすし」さんは、そば処「萱場」と同居しているのですね。如何にもデパートのレストランフロアの一角らしい店内の風景。そういうシキタリなのか、ひとり客も空いているカウンターではなくて、4人掛けのテーブルに通されます。ちょっと奮発して「上にぎり(竹)」をお願いしました。590kcalと熱量が示されているのが、ちと可笑しい。定番のタネ10貫に巻きモノが3片。薄っすら煮きりを塗った大トロに中トロ。トロ鉄火に、ふっくら穴子。すっと甘い玉子。不味くはないけど、酢飯が妙に大人しいのが気に掛かる。全体を上品でライトな印象にしていて、その分味わいに何か物足りなさが残る。もう少しきりっと酢の利いたシャリが僕は好きです。

「おけいすし」 中央区日本橋2-4-1日本橋高島屋新館6F 03-3281-7868

column/02255

口印度風カリーライス 「印度風カリーライス」

indofu.jpg思えば20年近くも前から”室町のカレー屋”として時折周囲で話題になるのを知っていた。そして、木枠の硝子戸に煉瓦の壁、蔦の生い茂った独特の風貌が気になって気になって。そんな気になるお店に何故今まで入ったことがなかったかと云えばそれは、「いんや~もう、すっげーかれぇー!」と聞かされていたから。なんだかね、この世のモノでないような云われようだったンだ。当時は今以上にオコチャマで、辛いもモノが苦手だったので、ソイツハオソロシイ、っと回避していたのでありました。看板みれば、喫茶店なんじゃんとも思ったし。ところが、なんと、この8日で店を閉めてしまうというではないですか!。これは行っておかねばと、イソイソ出掛けていきました。「相席ですがこちらへどうぞ~、いっこ~」。お願いせずとも「いっこ」「にこ」と注文が通る様や満席の店内、噂の薬缶(笑)を眺めながら、通い慣れたお店に久し振りに訪れたような不思議な既視感に包まれた。初めてなのにね。お皿が届きました。ゴロゴロっとしたジャガ芋、人参、豚肉を浮かべたカレーは赤くもあるけど、それほど辛そうでもない。ひと口すると、ニンニクを思う強い香りがし、続けてひたっとした野菜系と動物系の旨味がし、それをすぐさまひひっと辛味が覆ってくる。辛いは辛いがノーサンキューってことでは決してなくて、あとからあとからスプーンを口へ運ぶ動きに拍車をかける魅惑の辛さ。永く識らなかったカリーはこういうことだったのかとちょっと感激。この印度風と呼ぶサラサラっとした仕立てのカレーがそんな昔から食べれたなんて、なんかスゲーなぁ。気づくの遅すぎだけど(笑)。スープカレーのお店で学んだ、途中でお水を飲んだりしない、をここでも実践。ニンニクに唐辛子の辛さの合わせ技だと考えると、どこか四川ぽくもあって楽しいナなんかも思ったりする。あ、高輪の「SUNLINE」の方が辛かったかも(一応英国風だけど)。いずれにしても、ちょっとはオトナになったといふことかな(笑)。レジ脇の貼紙には「六十有余年間御利用頂き有難とうございます」とある。閉店を偲ぶひと達の空席待ちの列がどんどん長くなっていきました。

>「我が喰い道53店」その1のお店の閉店を偲ぶヒロキエさん

「印度風カリーライス」 中央区日本橋室町3-4-1

column/02251

口松江の味「日本橋 皆美」で 鯛めし蟻塚なそぼろと出汁がいい

minami.jpgご無沙汰のコレド日本橋。
以前満席で断念した「皆美」の「鯛めし」をいただく機会に恵まれました。
揚げ浸しの白身魚のお皿や彩りある小鉢に茶碗蒸しなどと贅沢なお膳minami01.jpg
だけど、「鯛めし」に肝心な鯛の切り身が見つからない。
左隅に配された、刻み海苔を中心に白や淡いクリーム色、そして柔らかな山吹色を蟻塚のようなカタチに盛り付けたこのお皿がどうやらこの御膳のメインらしい。
どうすりゃいいのかなぁと呆然としそうになるところへホールのおばちゃんが再びやってきて、
「はい、やりますよ~」。


鯛のそぼろ、玉子の白身と黄身。minami02.jpg

蟻塚のそれぞれ半量ほどを茶碗によそったご飯の上に解し載せ、おろし大根や山葵を添える。
「この急須のお出汁を注いで、さらさらとね」。
しっかりした出汁の旨味に玉子を含んだ黄色のほんのりした甘さや細かく溶け広がるそぼろを渾然とさせつつ、ズズと啜る。
minami03.jpg
お茶碗もう一杯も同じく、ズズと。
元々淡白な味わいが身上で、生であれば食感との連動で愉しむ感じの鯛の身。
胡麻ダレや醤油にその身を漬けるタイプの茶漬けでは鯛の身らしさは判っても、
正直そんなに旨くない。
ならばいっそここまで手を入れてしまう食べ方もまたアリなのかもしれないな。


「家伝 鯛めし」は、文化文政の頃の松江藩領主松平治郷"不昧公"が自らの汁かけご飯好きとオランダ料理のエッセンスをヒントに仕立て考案したものを起源とするそうだ。
由緒ある「汁かけご飯」なのですね。


「日本橋 皆美」 中央区日本橋1-4-1 コレド日本橋4F [Map] 03-3274-0373

column/02248

口ITALIAN KITCHEN 「CHAYAⅡ」

chaya2.jpg何度かお邪魔したことのある八重洲地下街の路面スパの店「CHAYA」。改めて地下街の配置図を眺めると、向かい側のもう1本の通路「ローズロード」にも「CHAYAⅡ」なんてお店があるじゃぁないですか。早速探ってみることにしました。店前に空席待ち4名さま。店内に案内されて気づくのは、図らずも女性陣に囲まれる格好となった状況。こういうお店って圧倒的にレディースが多いのねん。「CHAYAⅡ」では、ペンネとサラダ、パンを組み合わせたセットものが前面でアピールしている。そんなオススメに従って、「アラビアータセット」を「生ウニのカルボナーラ」でいただくことにしました。まずはペンネから。あれれ、随分と柔らかーい仕上がり。肉厚の事情もあるのか、クタっとした食感になっちゃってるぞ~。カルボの方はどーかというと、ありゃりゃ、同じくフニ~ンとして生パスタっぽい仕立て。あ。生パスタなのかなぁ。う~ん。柔らかさにソースが良く馴染む感じもあり、何が何でもアルデンテ、とは思わないけど、そこそこしっかりした食感で啜り噛みたいなとも思う出張前のひと時でありました。

「CHAYAⅡ」 中央区八重洲2-1-1八重洲地下街ローズ・ロード 03-3271-5050

column/02231

口自然派イタリアン「CANOVIANO TOKYO」 で自然派の難しさ

canovianotokyo.jpg八重洲口駅前の東京建物ビル。
石造りのクラシカルな建物の風格にすっと馴染む様に腰を据えているのが「CANOVIANO TOKYO」です。
あの代官山の植竹シェフの一翼、ということなんだね。
通りに面したカウンターを横目に、その奥のシックなテーブル席へcanovianotokyo01.jpg
ランチは、サラダもしくはスープとパスタ、ジェラートに飲み物を組み合わせるA、B、C。1,000円から1,200円とお手頃に設定した値段が嬉しいね。

まずは、「じゃがいもの冷製クリームスープ」。canovianotokyo02.jpg塩が利き過ぎてるのが、残念にも勿体ない。
じゃが芋の自然な甘さと風味を啜りたかったであります。


パスタは「生ウニと竹の子九条ネギのソース」。canovianotokyo03.jpg雲丹を使ったパスタでは、クリーミーなソースも似合いそうだけど、バターや生クリームといった動物性油脂やさらに大蒜・唐辛子も使わないという「カノビアーノ」では、さらりとした見映えを呈したお皿になっています。
細かくなり過ぎないように鏤められた雲丹。それに、細く刻んだ九条ねぎ。筍は賽の目にカットしてあるね。
不味いってことじゃ決してないンだけど、三つの食材がそれぞれにそれぞれで、ギリギリのところでなんだかバラバラな印象になっちゃってる。
べちょべちょとソースで繋ぐことを潔しとしない意図が裏目にでちゃってるのかもしれないね。

ブラッドオレンジのシャーベットは、canovianotokyo04.jpgすっきりとしながら果肉の情景が鮮やかに浮かんできて美味しい。


そうね。「カノビアーノ」の本懐を窺いに、代官山の夜へお邪魔してみたいと思います。


「CANOVIANO TOKYO」 中央区八重洲1-9-9東京建物ビル1F 03-6225-5491
http://www.canovianotokyo.jp/

column/02209


メインページ

東京日本橋界隈の徘徊 アーカイブ

次のページへ
 1  |  2  |  3  |  4  |  5  | 一覧へ