「Mesón del Champiñón」で鉄板焼シャンピニオンここにもズルい美味しさが

時の移ろいは早いもの。
卒然とマドリードを初めて訪れてからもう一年が過ぎてしまいました。
カラッとした陽気な明るさの印象を憶えたマドリードの街。
なんだか太陽が近いような気がしていたのは、なかなかに標高が高いと知った所為もちょっとあるのかもしれません。

少し陽が傾き始めた頃。
黒猫に誘われて止まり木したシェリーバー「LA VENENCIA」から、
生ハムの原木印マークを看板に掲げた「EL LACON」に寄って、
サンミゲル市場MERCADO DE SAN MIGUELにやってきました。大きな大きな水槽の中に市場を収めてしまったかのような、
吹きっ曝しの築地場外とは随分と趣が異なります(笑)。

フレッシュな牡蠣をちゅるんといただきつつ、
立ち呑みなんかしている裡に通りは陽も暮れて。カバ・デ・サンミゲルCava de San Miguelと呼ばれる坂をてろてろと下り、
市場からも程近い通り沿いの店へと階段を上がる。
壁には食卓の画が丁寧に描かれた12毎のタイルが張られています。

少々熱気の籠る店内に進んでふと天井を見上げる。あああ、白塗りの天井に生えているのは、もしや(笑)!

開いていた硝子戸から視界に飛び込んできたのは、
トレーに並べられ、積み上げられたソレたち。もしかして、なかなかの大きさではありますまいか。

湯気と油ですっかり曇った硝子越し。どうやらソレが鉄板でジュジュっと焼かれているらしい。

横並びで陣取ったカウンター。
オマチドーとばかりにいよいよソレが眼前にやってきた。ピンというかスティックというか。
無造作にソレに突き刺した大型楊枝が並び立つ様子も印象的だ。

軸を外した大振りなマッシュルームの中に、
これまた無造作に詰め込まれているのは、
パンチェッタの一種でありましょか。大型楊枝を箸のように駆使して(←日本人、笑)、
火傷しないようにハフハフしながらいただきます。
ガーリックの利いたオリーブに中からも熱したシャンピニオンが、
いやはや旨いのなんの!
シャンピニオンの器に包まれたオイルごと、 有難く平らげましょう。
ここにもまた”ズルい美味しさ”がありました。

サンミゲル市場から下った坂道沿いに、
鉄板焼きシャンピニオンとタパスの店「Mesón del Champiñón」がある。
観光客にも有名なバルのようだけど、
こんなお店にサクッと寄れる街で暮らしているなんて、
ご案内いただいたmiwaさんやSちゃんが羨まし過ぎるのであります。

「Mesón del Champiñón」
Cava de San Miguel, 17 Madrid [Map] (+34) 915596790
http://www.mesondelchampinon.com/

column/03720

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