中華そば「永楽」で いつもの中華そばいつもの餃子いつもの炒飯

eiraku大井町の鄙びた横丁と云えば、
ご存知「東小路」とその先の「平和小路」。
大井町駅を降りると思わず、
足がそちらに向いてしまうこと数え切れず。
「大山酒場」のように個々のお店がリタイアされていくのは、仕方のないことだとしても、
再開発で小路を一掃されるなんてことがないよう、
願って止みません。

そんな東小路の中で、さらに足のよく向くのが、これまたご存知、中華そば「永楽」。
最近二階席へ上がることがないなぁと思いつつ、カウンターの一角に腰を下ろす。

「ラーメン」と「餃子」を頼んで、
ぼんやりとそれが作られていく様子を眺めます。
メニューに合わせた厨房の役割分担がどうなされているかが、よく判ります。

ご存知、「永楽」の「ラーメン」のどんぶりが手許に届く。eiraku01湯掻き立てのもやしと如何にも醤油タレの滲みた玉子が目を惹きます。

そして、濃い目のスープにたっぷり浮かぶ、
焦がし葱もまたこのどんぶりの特徴のひとつ。eiraku02香ばしさと甘さをいい感じに齎してくれるのです。

そしてそして、ピロピロっとしたやや平打ちの麺もまた個性の一端。eiraku03スープによーく馴染む感じが成る程な機能を持ち合わせています。

「餃子」はと云えば、やや厚手の皮に包んでよく焼きの硬派。eiraku04気をつけないと焼き立ての汁で火傷しそうになりますぜ、旦那(笑)。

醤油色濃い目の「チャーハン」もやっぱり「永楽」流。eiraku05Gingerちんの得意フレーズ「(*^_^*) おたまのかたち (*^_^*)」が、
安定感をもって見事に繰り返し再現される。

北京鍋を煽って煽って、パラッパラにした炒飯にも、大いなる魅力を感じる一方で、
玉子たっぷりやや半熟でちょっとねっとりした気配もあるこの炒飯にも、
大いなる悦びを感じてしまうのであります。

お野菜多めに摂りたくなったら「タンメン」という手もある。eiraku06以前、結構塩辛い時があったけど、
それはこちらの体調か、はたまたちょっとしたブレの所為かもしれません。

壁に貼った黄色いお品書き札の下に、「お知らせ」と題する貼紙がある。
諸般の事情によりチャーシュー麺とつまみのチャーシューの提供を止める、
という内容なのだけど、
チャーシューを充分に準備できない諸般の事情って、なんだろね。

東小路南側に、誰が呼んだか大井町のソウルフード、
中華そば「永楽」がある。eiraku07ここもまた、いつまでもそこにあって欲しいお店のひとつです。

「永楽」
品川区東大井5-3-2 [Map] 03-3471-8252

column/03500

「中華そば「永楽」で いつもの中華そばいつもの餃子いつもの炒飯」への2件のフィードバック

  1. あぁここは自分の体調が悪かったせいも
    あるのか、チャーハンがあまりおいしく
    なかったです。

    チャーハンはいまトラウマになっているので
    次回はラーメンを食してみたいです。

    1. Re:puzzさま
      よく云うパラパラチャーハンとは違う方面のチャーハンですもんね。
      パラパラmustのひとには、うーんかもしれませんが、ボクはありだと思います(笑)。

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