きしめん「住よし」で えび天きしめん吹きっ晒しスタンドの面構え

sumiyoshi.jpg名古屋の街中には、 きしめんを提供するお店は数多ある。 数多あるけれど、訪れたことを思い出せるのは、 「川井屋本店」や今はなき名駅松坂屋店の「よしだ」くらいなもの。 その一方、移動の度ちょくちょく目にすることもあって、 新幹線ホームの「住よし」が自分の中では一番ポピュラーなきしめんの店になっています。

そんな頃、岐阜に向かうホームでこんなきしめんの店を見つけたよ、と。 ホームの隅に佇む囲いのない立ち喰い形式の売店の景色を写したその写真は、 ターミナル駅ならざる味わいを発揮していました。

新大阪へと移動する際の名古屋駅。 絶好の機会とわざわざ在来線の改札を抜け、 まだ明るさの残る東海道線の下りホームへと階段を上がる。 何処だろうと振り返ると、あった、ありました。sumiyoshi01.jpgホームの隅から此方を向いた、 俗に謂う湘南色を彷彿とさせるようなオレンジとグリーンのストライプ。

何故かちょっと急くように足早に近づく。sumiyoshi02.jpgうむうむ、やっぱり好い面構えだ。

sumiyoshi03.jpg早速、券売機の前に立って、ボタンの並びを家捜しする。 最上部に大きなボタンが4つ並んでいて、 真ん中にあるのは、「味噌きしめん」に「すきやき風きしめん」。 八丁味噌のきしめんかぁ、名古屋らしいなぁと微笑むとその脇にもポスターがあって、 “これぞ名古屋の味!”なぁんて書いてある(笑)。

でもまぁ、まずは普通なヤツでと、かき揚げかえび天かをちょっと悩んで、 「えび天玉子いりきしめん」をお願いしました。

すると早速、はいよ、えび天ね!とばかりに左手のフライヤー前のオヤジさんが、所作をとる。 どんぶりには、揚げ立ての湯気と音を出す海老天が載ってきました。sumiyoshi04.jpgsumiyoshi05.jpg空かさずその海老天を齧って広がる、海老の身の甘さと香ばしさ。 お店で出汁をひいて作るというかけ汁を啜って追い掛ければ、うーん、堪らない。

寒風が首筋や足元を襲う中、背中を窄めながら平打ちの麺を啜る。 ああ、途端に温まる。sumiyoshi06.jpg麺から立ち昇る湯気が風に揺れる様を眺めるのも、 吹きっ晒しスタンドの醍醐味でございましょう。

どんぶりをオヤジさんに戻してから、お店の周りをひと廻り。sumiyoshi07.jpgすると、横面にもかん酒・生ビールなんて表示がある。 改めて券売機を眺めると、「清酒」に「本醸造酒」に「(冷)吟醸生貯蔵酒」がある。 そして、「串カツ」「どて」「おでん3品盛」に「イカげそのフライ」「いわしのフライ」、 「さつま揚げ」に小海老・玉葱・人参の「天つま」なんてボタンも。 正面じゃなくて、横っちょに回り込んで、そんなツマミで燗酒立ち呑みして、 仕上げに揚げ立て「かき揚げきしめん」なぁんてのもいいよねぇ(笑)。

名古屋駅のホームそれぞれに配置されたきしめんの店「住よし」にあって、 唯一吹きっ晒しのスタンド「住よし」名古屋駅5・6番ホーム店。sumiyoshi08.jpg燗酒からいただいちゃおうかな!っとふたたび在来線改札から東海道線下りホームへ。 ところが、目指す場所には、工事中を示す表示と仮囲いの万能鋼板の壁。 ちょっと酔っ払っている所為か、場所が間違っているのじゃないかと右往左往するも、 どうやらあの好い面構えのスタンドは、その壁の中であると確かめる。 ああ、もうちょっと早く再訪しておくのでありました。

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「住よし」 名古屋市中村区名駅1-1-4 名古屋駅構内 JR名古屋駅 5・6番ホーム [Map]
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