中国料理「椿山酒家」で 想い出の紹興酒特やきそば搾菜そば

chinzan.jpg思い起こせば、まだぎりぎり大学生であった頃。 新卒採用の面接者でもあった当時の支社長に誘われて訪れたのが、茅場町の「椿山酒家」でありました。 そこでの衝撃は、オジサンたちがさも当然とばかりに紹興酒をお燗にしてもらい、さらにザラメをぶち込んで飲むスタイル。 正直、うへ〜と思ったものだが、今となればそれも一手と思う懐かしさ。 そして、それからどれだけの月日が過ぎたかと思うと、妙に不思議な感覚に包まれて参ります(笑)。

紅い座面のパイプ椅子が並ぶ1階のフロア。chinzan01.jpgカウンターのオバちゃんもフロア担当の女性陣もぼんやり眺めるテレビが奥にあって、 のんびりモード。 最近は、二階に上がることがなくっていました。

chinzan02.jpgメニューは、一口に云って、「麺類」か「飯類」か、 はたまた日替わりを含めた「定食類」か。 近年では、土曜日に八丁堀にいることもなくなって、 土曜日の日替わり定食「餃子ラーメン」はとんとお見限り(笑)。

「椿山酒家」のランチで特筆すべきは、やっぱり「特やきそば」。chinzan04.jpg「特製やきそば」を店の符丁に合わせて”特焼き”と呼ぶうちに、 いつの間にか品書きも「特やきそば」になったもの。 つまりは、「椿山酒家」謹製のあんかけ固焼きそばでございます。

烏賊や海老、筍、椎茸、キャベツに葱に青菜、きくらげ。 ときどきの豚バラ肉にひとつがお約束の鶉の玉子と具沢山。chinzan05.jpgchinzan06.jpgchinzan07.jpg太麺に揚げ焦げたところと柔いところが混在するのも魅力のひとつ。 お皿の脇にたっぷり盛られた練り芥子をそんな麺に絡めていただくのが習わしで。 ただ、終盤になると油の量にヘコタレてしまうのも、一度や二度ではありません(笑)。

秘かなファンだったのが、「貝柱レタスチャーハン」。chinzan08.jpgchinzan10.jpg化調あるも、意外と塩分抑え目で、貝柱の風味と旨みが利いていて。 チャーハンとレタスの相性は、云うまでもないですね。 ご飯モノでは、「麻婆丼」なんて選択肢もありました。

つゆそば系統で云えば、「搾菜そば」に「高菜そば」。chinzan09.jpgchinzan11.jpgどっちがどっち?な感じもするけど(笑)、 拍子木切りして片栗叩いた豚肉と刻んだ搾菜のトッピングでいくか、 豚と椎茸と高菜との取り合わせでいくか、よく悩んだものです。

茅場町・鈴らん通りにずっとある、町場の老舗中華「椿山酒家」。chinzan12.jpgこの春の頃、カウンターのオバちゃんに、 お店もうどのくらいになります?と訊ねたことがありました。 オバちゃんは、「もう40年よー、もう駄目ねー」といいつつ、ニヤリと笑って。

chinzan13.jpgその時既にそうする予定であったのか否かは判らないけれど、 リニューアルする旨の「通知」が店先に貼られた夏のある日。 そして今、既に別の店の名の看板が掲げられてしまいました。 9月の下旬に開店するという店に、オバちゃんの姿はあるのかな。 口 関連記事:   中国料理「椿山酒家」で ジャンクな魅力特やきそば毒づきつつも(07年01月)


「椿山酒家」 中央区日本橋茅場町3-7-1 [Map] 03-3666-9429 [閉店]
column/03302

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*