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口 Beisl「huth」で 蒼穹とアスパラスープとヴィーナー・シュニッツェル
ウィーンの旧市街を環状に取り囲む外周道路が、
通称リンク、リンクシュトラーセringstrasse。
リンクの周りには、ウィーンを代表する世紀末建築のあれこれが並んでいます。
とある方がハンドルを握って、そんなリンクを突っ走る真夜中ぷちツアーを敢行してくれました。
ウィーン大学、市庁舎、国会議事堂、自然史博物館に美術史美術館。
郵便貯金局、旧陸軍省合同庁舎、ブルグ劇場、フォティーフ教会などなど。
車窓に現れる深夜の建築物を眺めること次々と。
ありがとうございました。
翌朝、アンナ小路annagasseの小さなホテルをあとにして、
快晴の旧市街散策へと出掛けました。
アウグスティナー教会を横目にしてからヨーゼフ広場にしばし佇み、
ミヒャエル広場のローマ遺跡を見降ろして、
英雄広場に抜けて見上げるはカール大公の騎馬像。
フォルクス庭園の緑に降り注ぐ陽射しにたっぷり和んだり。
アム・ホーフ教会で一休みして、イエズス会教会経由して、またカフェでひと休み(笑)。
泊っていたアンナ小路の方向へとSchellinggasseをゆっくりと歩きます。
通りの両側は、古くからのビジネス街のようにも映る街並み。
そろそろランチと洒落込みましょうか。
心地いい空気のテラス席に落ち着いて、見上げる蒼穹の気持ちよさ。
やっぱり欲しいジョッキの一杯(笑)。
ころんとしたフォルムの可愛らしいジョッキに注がれてやってきたビールは、
ムーラウMurauの古の醸造所の地ビール「Murauer Steirergold」。
ムーラウというのは、シュタイアーマルク州の南寄り辺りにある町らしい。
すっきりとした飲み口がさらっとした街角の空気に似合って旨い。
日替わりスープと謳いながら連日同じメニューなのも然も当然なのが、
「アスパラガスのクリームスープSpargelcreamsuppe」。
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だってとっても美味しいのだもの(笑)。
秘かに沈んだ小口に刻んだチャイブ。
さらっとしたクリーム仕立ての中にアスパラガスの風味旨みをくくくっと含んでいて、
うんうんと頷かせます。
とろんとさせたジャガイモの上に載って鮮やかな葉の色を魅せているのは、
Cafe「Amacord」でもいただいたVogerlsalat でしょか。
そしてお願いしていたクラッシクなオーストリア料理のひとつ、
ウィーンと云えばの「ヴィーナー・シュニッツェルWienner Schneitzel」が届きました。
von kalbとあるのは、仔牛肉の。
もっとでっかくて真ん円のせんべいのようなカツレツで驚かす有名店もあるようだけど、
こちらのはふとチャウチャウの顔を思い出すようなでこぼこフォルム。
早速、檸檬をたっぷり搾って、粒子細かな衣にナイフを挿し入れます。
あっけなくすっと切れたカツレツの断面は、なるほど叩き伸ばした肉が衣と同じような厚さ。
どれどれと口に運ぶとこれが、意外なほどの軽妙さ。
飽くまでさくっとした歯触りの衣の間から仔牛肉の香りと旨みが滲む感じ。
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見た目のボリューム感の割にはすっすと食べれる、ってのが魅力の一端なのでしょう。
小さな紅い実preiselbeereのジャムをのっけて、甘酸っぱさを添えていただくのも一興だ。
クラックなオーストリア料理からスタンダードなお皿たちまでが気軽にいただける、
バイスルBeisl「huthフース」。
実は通りを隔てた向かい側には、「GASTWIRTSCHAFT huth」があり、
並びには「huth moritz」がある。
バイスルBeislは、居酒屋的なニュアンスで、
GASTWIRTSCHAFTはそれよりはちょっと格上のレストランといったところか。
moritzにはpizza-pasta-grillと補足があって、
その3店舗が寄り添うように配置されていることになる。
およそ似たような店を重ねて競合しちゃわないか、少々心配だ(笑)。
「huth Beisl」
Schellinggasse 6 A-1010 Vienna [Map] +43.1.512 81 28
http://www.zum-huth.at/beisl/index.php
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