レストラン「成田」で 黒豚ロースカツ黒豚しょうが焼き肉屋の食堂

narita.jpg中延駅周辺と荏原中延駅とを結ぶアーケード、 中延スキップロード。 距離のあるアーケードにしては意外過ぎるほどに飲食店は少ないのだけれど、その中の一軒にこのところ通っています。 それは、アーケードを中延駅側からアプローチしてすぐのミートショップです。
お好み焼き、の看板の方が目立って、一瞬通り過ぎそうになる。 ミートショップ「ニッパイ」と示した黄色い看板の下には、硝子ケースが精肉たちを桃色に見せています。 そして、通っているのはその精肉店そのものではなくて、横の通路を奥へ入ったお店。 古びたドアには、モロ手書きマジックで「黒豚の店」。 そう、レストラン「成田」は、精肉店が営む食堂なのです。 恐る恐るドアを開け中を覗くと思わず、きたなシュラン!っと小さく叫びそうになる。 油と埃に煤けた扇風機、黒ずんだコミックの数々、草臥れたテーブルに椅子、硝子の曇ったビール用ケース。 壁には、ベニヤに直接マジックで書いた品書き。 気をとりなおし改めて、壁の品書きから伝わる意図を汲んでみると、お店のイチオシは、黒豚を使ったとんかつであることが判る。 narita01.jpgnarita02.jpg 黒豚は、鹿児島県産のバークシャー種。 小さな字で”一番おいしいと言われる”とマジックペンで書かれてる。 「黒豚ロースカツ」をお願いしました。 ベニヤには、「少なくとも召し上がりはじめの一枚はソースをかけずに」とある。 へー、と思いながら謂いに従ってやおら齧ると、想定以上のサックサクの衣。narita03.jpgこりゃびっくりだと目を丸くしながらもうひと口すると、今度は黒豚の脂の甘さと赤味の旨みが渾然となる。 うひゃひゃ、何気なくも旨いとんかつだ。 ただ白絞油を使って揚げるだけで、こうもサックサクになるとは思えない。narita04.jpg店内にとんかつ専門店の気風はなくとも、密かな自信漲る逸品だ。 そしたら、そんなトンカツをフィーチャーした「黒豚のカツカレー」はとお願いしてみる。 オバちゃんが運んでくれた横長楕円のお皿は、カツ、ライス、カレーの三色旗。narita05.jpgカツはやっぱりサックサクで、いい。 そして意外な出来だったのが、黒褐色さらさら仕立てのカレーソース。 narita06.jpgnarita07.jpg ふと、蓮沼の「インディアン」を思い出す。 あそこまで、どーだ!感はないものの、なかなかどうして悪くないカレーだ。 肉の端切れをどこどこ入れているのか、そこそこにブイヨンしています。 とある夜には「黒豚しょうが焼き定食」。narita08.jpgちょっと硬くなっちゃってるのが残念だけど、わしわしご飯喰らうには十二分。 Gingerちんはなんて云うかなぁ。

中延スキップロードの肉屋営む豚肉食堂、レストラン「成田」。narita09.jpgそうはいっても、黒豚ばっかりでは勿論なくて、「特選佐賀牛のランプステーキ」とか「しゃぶしゃぶ」「牛丼」、「からあげ定食」「トリ鍋」なんかもある。 今度は、「チャンポン」「皿うどん」か、「九州ラーメン」に挑戦してみようかな(笑)。


「成田」 品川区東中延2-10-17[Map] 03-3781-7488
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