まぜそば「インフィニ」で 意外にノンジャンクまぜそばヤサイカライ

infini.jpg通過するばかりで、下車する機会のあまりない戸越公園駅。 その戸越銀座の駅前を通る商店街から外れたところに、ちょいと気鋭のラーメン店があると訊く。 こんなところにヨーカ堂があったのねと呟きつつ、歩くその先の暗がりに一点、スポットに照らした店が見つかった。 どこか「ajito」チックにも思うのが、 「インフィニ」のファサードだ。
手作り色満点の造作の、キーアイテムは緑に塗ったカウンター。 infini07.jpgそして店全体に鏤めた、サッカー嗜好のアイテムたち。 “FOOTBALL 麺CLUB”と謳う趣味の部屋に友達を招くような、そんなノリの6席であります。 お願いしたのは、「インフィニのまぜそば」。 「卵」「辛味マヨネーズ」「とろけるチーズ」のトッピング全部のせで挑みます。 なるほど、「ジャンクガレッジ」とほぼ同じ見栄えのドンブリ。infini01.jpg底のタレを十分に絡めるように、よーく混ぜ混ぜする、如何にも旨そうな麺は、ご存知浅草開花楼謹製。 粉の風味が活きた噛み応えの心地いい麺は流石で、口の廻りを汚しながらも、啜る動作が止まらない。infini02.jpg「ジャンクガレッジ」に思った、まさに”ジャンクな魅力”は、ここではそれがすっかり丸いものになっている。 尖がった味わいの代わりに少量のスープがドンブリ全体に旨味を齎して、上品ですらあるンだ。 牛骨を使っていると云われるのがなんだか頷ける、そんな仕立てのまぜそばだ。 日を変えてふたたび、師走の夜。 今度は、まぜそばでなく、「ヤサイカライ」と呼ぶ、つまりはラーメン。 湯掻いたキャベツ、人参、ほうれん草と、やや厚めにスライスしたチャーシューののった、穏やかな佇まい。infini03.jpg「カライ」というのはきっと、ドンブリの脇に添えている、魚粉や胡麻、干し海老などと和えた唐辛子を指す。 じゃ、「ヤサイ」というのはトッピングはもとより、野菜のピューレをたっぷり織り込んだもののように思えるスープのとろみを指しているのかと思いきや、これが和牛牛骨をじっくり時間をかけて煮出したものらしい。 これまた、動物系に思えない、意外なほどに優しい仕立て。 infini04.jpg開花楼の麺によく絡むそのスープに辛味を溶かし込むと、味わいの輪郭が立ってきた。 サッカーフリークの店らしく「ロスタイムライス」と呼ぶ、玉子と豚肉のスネほぐし、ライスボールのセットを追加して、辛味を足したスープに投入するのがどうやらお約束。infini05.jpginfini06.jpgノンジャンクなスープがゆえに、スープ完飲にも罪がない。
「ジャックガレッジ」で目覚めて生まれ営んでいた、 ネット販売専門ラーメン店「infinitus 0」。 業界初の無店舗型にはやはり無理があったのか、ネットからリアルなカウンターへと回帰したのがここ「インフィニ」だ。infini08.jpg無限大∞を意味する店名に籠めた想いは、どんなさらなる展開をみせるのでしょう。


「インフィニ」 品川区豊町4-1-14[Map] 03-6423-1788
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