和洋食「汀」で スパゲッチのナポリタンそぼろなポーク生姜焼丼

nagisa.jpg讃岐うどんの「夏目家」を訪れた後、 意外と知らない石川台界隈を散策してみました。 両側に改札の構える踏切の通りよりも一本雪が谷大塚寄りの方が駅前商店街らしいなぁと思いながら歩いていると、池上線を潜るガードの近くで、「和洋食」と示す看板を見つける。 和なのか洋なのか、思わず、どっちやねん!と呟きつつ、ウインドーのメニューをチェック。 そこにあったフレーズに一発でやられました。 メニューには、「スパゲティー」でも「スバゲッティ」でもなく、「スパゲッチ」。 いい響きじゃないですか、「スパゲッチ」(笑)。
nagisa01.jpg そして、そのメニューの筆頭にあるのが、「ナポリタン」。 こりゃ、ナポさんに捧げるの巻だねとタレ込みしつつ、 後日の訪問を誓います。 改め訪れた石川台。 一瞬の躊躇いの後、「汀」の褪せて古びた扉をエイっと引き開きます。 左手の厨房と右側の通路を挟んで奥へ伸びるカウンター。 店内全体に、外観とまったく違和感のない古色が帯びていて、なかなかの年季だ。 くすんだスツールに腰掛けつつ、「ナポリタン」を所望してから、 卓上のメニューを確かめます。 nagisa02.jpg 右隅に書かれた「スパゲッチ派」というフレーズにまたニヤリ(笑)。 スパゲッチ派な「ナポリタン」は550円かぁ「ジャポネ」ではいくらだったかなぁ「ドライスパ」や「牛煮込スパゲッチ」も気になるなぁなどと思いながら、「カレー系」を飛び越えて「ピラフ・丼もの」ブロックをみると、あ、あります、ありました、しょうが焼きメニューが(笑)。 こりゃ、Gingerさんナポさんに捧ぐの巻だぞっと。 ザージャジャ、ジャジジャ、ザー、ザジャっザっザっ。 ほとんど目の前で返す北京鍋が奏でる炒め音が店内に響きます。 冬場のナポリタンは、沸き立つ湯気とともに。nagisa03.jpgnagisa04.jpgその姿からも、しっかり炒めてくれているのがよく判る。 ピーマン、玉葱以上に椎茸の姿が目立つののと、刻みキャベツ一緒盛りが「汀」のスパゲッチ、「ナポリタン」の特色か。 うん、このよく炒め感たっぷりのナポリタン、結構好きかも。


そして、生姜焼きをのせちゃいました、とどうやらそのまんまの説明を添えてくれているのが「ポーク生姜焼丼」。 どんなんかなぁと目の前の俎板を眺めていると、冷蔵庫から取り出した豚肉をちょっと意外な大きさで刻んでる。 へーと思いながら再び聞く、ナポリタンとは違う炒め音だ。 受け取る器は、恐らく、カレー皿。 炒めに縮んだ豚肉が大粒のそぼろのようにも見える、面白い仕立ての生姜焼き。nagisa05.jpgnagisa06.jpgそして、ここへも千切り添えキャベツ。 生姜風味がしっかり利いていて、味つけ濃い目もいいのだけれど、ややパサパサするのが玉に瑕。 でも大きめに豚肉を刻んでしまったら、 「汀」の生姜焼きの特色を失ってしまいそうだ。


石川台の希望ヶ丘商店街の一辺に佇む、和洋食「汀(なぎさ)」。nagisa08.jpgnagisa07.jpg油に曇った硝子の填まった棚には、一升瓶やサントリーの「オールド」「角」「白」の揃い踏み。 そして、「ニギスの丸干し」「ポテトサラダ」「オクラ」「とり貝刺身」から「牡蛎フライ」「雑煮」までの品札が下がっています。 石川台駅を最寄りにしていたら、呑みに寄ってしまいそうなそんな気もいたします。 □関連記事:  さぬきうどん「夏目家」で 讃岐な肉汁つけうどんバクダンうどん(10年02月)


「汀」 大田区東雪谷2-11-2[Map] 03-3720-1415
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「和洋食「汀」で スパゲッチのナポリタンそぼろなポーク生姜焼丼」への4件のフィードバック

  1. 乗せちゃってますね(*^_^*)
    セピアな佇まいにそそられます
    近々ナポ氏と出かけてみまーす♪

  2. 力強いナポリタン!!今度行きます!
    お正月に雑煮食べ忘れてしまったので、お正月気分味わいにお雑煮も頼まなきゃです♪

  3. Re:Gingerさま
    はい、のせちゃってます♪
    そぼろな感じをぜひ愉しんでやってくださいませ。
    タイミング合えば、ご相伴させていただきます(笑)。

  4. Re:イートナポさま
    ぜひ、レンジの目の前で、鍋を煽りを眺めてやってください。
    お雑煮いただくなら、お屠蘇もね(笑)。

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