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2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


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口osteria e wine bar「incanto」でルカーニカからエトフェに至る

incanto.jpg広尾から天現寺交叉点を目指す。
真っ直ぐ渡れば、「LA BISBOCCIA」が懐かしい慶応幼稚舎の辺り。
恵比寿寄りの一角には、
「ACCA」や山田シェフの「MARCHE AUX VINS」。
でも明治通りを古川橋の方向へ折れて、レストランへと向かうのは初めてだ。
すっかり通り過ぎてから気がついた、お店の所在は「天現寺カフェ」の階上。
硝子に浮かべた「incanto」の文字が見つかりました。


クロークと通路を挟んでバー・カウンターはあるものの、お店の装いはワイン・バーにイメージするそれとは違って、メインダイニングがしっかりある。
そのホールと厨房の間に天井までの量感あるセラーが構える、そんなレストランです。incanto01.jpg


軽めのスプマンテを舐めながら、赤い表紙の片観音折りメニューを開いてちょとびっくり。
前菜にしても、パスタにしても、そしてメインもそのラインナップがたっぷり。
そしてさらに手書きメニューが挿んである。
ううむ、さては客をあれこれ迷い悩ます作法だなと笑いながら、その術にずぼっと嵌るかのように目線を上へ下へ右往左往させる。
コースでいくか、アラカルトにするか。
前菜とパスタとメインとデザートと、に相当するコース「incanto」をお願いすることにして、再びメニューと睨めっこ。


悩んだ挙句に前菜にと、なんだか分からないのに決め打ちしていた(笑)、その一節について一応訊いてみる。「ルカーニカ、ってなんです?」「ソーセージですね」。

ひと品めは、「唐辛子風味とフェンネル風味 2つの味のルカーニカ サルシッチャの発祥地から」。
イタリアンのソーセージかぁと考えながら、何故かサラダ&ソーセージ的お皿を思い浮かべていたら然にあらず。
ありゃ~。
思わず口をついてでた言葉に自分でも愕いた(笑)。
ズ太いソーセージが、ドンドンと二本。
前菜ですよね、一人前ですよねと苦笑いしつつ、手前の太いのから紐の部分を削ぐようにし、その胴にズリッとナイフを入れ、口へ運ぶ。
うん、こっちは、所謂ウイキョウの香りがする。
もう一方の少し長いヤツは、つまりはジューシーなチョリソー。
気分は、ドイツビール持ってきて、な感じでもある(笑)。


パスタのサンプルをあれこれ眺めながら、意外なヤツでいってみちゃおうとprimiから選んだのが「東リヴィエラのスタンプ型コルツェッティ バッカラとオリーブ、ケッパー、プチトマト」。
おひょ~。
ホタテよりひと回り大きいくらいの円形で厚さ2ミリほどのパスタの上に、鱈の塩漬け(らしい)やトマトをカルパッチョ風に盛り付けてある。
確かにサンプルで見ていたものではあるけれど、なんだか大根スライスのサラダを眺めるようでもあるその不思議。
落とさぬようにフォークの上に載せて、大口開けて咥えた食感は、妙にあっさりしていて愛想のない感じ。


ワインはグラスで、「Renosu」あたりをいただく。


Secondには、やっぱビジエかなぁなんてことで、ウサギ、鴨、蝦夷鹿などある中から選んだ「仔鳩(エトフェ)のロースト 葡萄と赤ワインのソース ウンブリア風」。
久々の鳩だなぁなんて思いながら、お皿を受け取った。
うむむ~。
お皿に薄く敷かれた紅いソースの上に見るからにレアレアな鳩さんの身が横たわる。
ナイフを入れるとやっぱりレアレア。
臭みがある訳ではないけれど、身肉の生っぽさと妙に酸味の強い真っ赤なソースに少々オドロオドロシイ表情を覚えて、今宵ご同席多謝さんの様子をみるとカトラリーを持つ両の手が止まってる(笑)。
どうしてこうスプラッタにも映る仕立てなのだろね。そして、折角の葡萄の甘さはいずこに。


久々にドルチェを食べきれない満腹状態。
メニューの選択ミスかも~の反省とともに「でもなんだかtoo much」との感想に激しく同意して天現寺を後にする。心地よく食べ進められる、味わいと量感とのバランスに欠けているよな、そんな印象なンだ。
あ、いや、4時間半も居座っていて呟く台詞じゃないか(笑)。


オーナーソムリエがイタリアの伝統的な郷土料理とイタリア周辺のワインを供するお店として開いたという「incanto」の、その店名の意味は“魅力”。
ハーフポーションのお皿を手元にカウンターでグラスを傾ける、そんな使い方の方がその魅力が判るのかもしれません。

なお、「incanto」では写真撮影NGとなっています。


口関連記事:
  RISTOTANTE「LA BISBOCCIA」で 4種のチーズのリゾット(00年08月)
  RISTORANTE「ACCA」で黒鮑のリゾットこのこのフェットチーネ(07年04月)
  ビストロ「MARCH AUX VINS」でフォアグラポアレに目を閉じる(05年02月)


「incanto」 港区南麻布4-12-2 ピュアーレ広尾2F [Map] 03-3473-0567 
http://www.incanto.jp/

column/02716 @12,500-

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