Bistro「ぺるしぃ」で 堪能魚介旨味エキスの小宇宙めくるめく

persil.jpg 何度もその前を通りながら、 そして時には立ち止まってOL陣に占められた店内を覗き込んだりしながら、 一度もお邪魔することのなかったBistro「ぺるしぃ」。 「チョウシ屋」の並びと云えば分かりやすいでしょうか。 コックコートにチーフ帽子姿でにっこり笑顔のイラストが迎えてくれます。
店頭の黒板には、「本日貸切」の文字。どうやらこの二月の土曜日は特別な日になっているようなのです。 テーブルについて、ふと見たカウンターの中の光景に椅子から転げ落ちそうになる。 何故って、シェフの柔和な笑顔がイラストにそっくりなんだもの(笑)。 persil01.jpgそして早くも、”その”薫りが店内を満たし始める。 ワクワク気分を抑えつつ、まずシャンパンで乾杯だ。 ヴァロワ家の「Diebolt-Vallois」は、妙にドライでなく華やぎ膨らむ、 イケる呑み口です。 前菜のプレートの、メインは松葉ガニの春巻き。persil02.jpgタグを見れば、島根・隠岐の清幸丸persil03.jpgの水揚げによるものだというのが判る。 ナイフ&フォークでいただくと、折角のパリッとした春巻きの生地がバラバラしちゃうのがちょと切ないけど、蟹の身の上品なのに芯の強い甘さが楽しめます。 persil04.jpg早くもの2本目にシャブリ。 どうもシャブリには硬い印象を持っちゃうのだけれど、こいつはふくよかな円みがあって、いい。 Vieilles Vignesとは、樹齢の高い樹から出来たワインを示すンだね。 persil05.jpgとかなんとか思っているうちに今度は、ピノの赤がきた。 ニュージーランドMORTON ESTATEの黒ラベル「EAST COAST PINOT NOIR 2001」。 氷見の業者が入れているようで、寒鰤じゃないんだぁみたいな(笑)。 さてさて、いよいよ本日のメインがやってきました。 それは馥郁たる薫りを漂わせて訪れます。おお~ぉ。persil07.jpg 受け取るお皿がなにせ重い!persil06.jpg 正面に鎮座するは、アーモンドの粉末とパセリの衣で香ばしく揚げた車エビ。 その左手には、房総産、貝殻にのった大蛤のクラムチャウダー。 persil08.jpgpersil09.jpg 奥にはヤリイカゲソと肝の唐揚げ。 右奥に、再び松葉蟹。 手前に戻って、穴子、そしてサフランライスをお腹に詰めたヤリイカ。 persil11.jpgフランスから入ったというアスパラ。 表面のうっすら焦げ目がソソる鱈の白子のムニエル。 そして中央で密かに存在感を示すのが、隠岐の平目のクロロフィルだ。 一番凄いのが、もちろん、たっぷりと皿を満たしたソース。 甲殻系の香ばしさと様々なフォンが濃厚に織り込まれた旨味エキスは、これを絶品と云わずしてなんとしよう。 ヤリイカのゲソが地味ながらも大ヒット。persil12.jpg肝の苦味がいいンだな。呑兵衛ごころに訴える(笑)。 ほらほら、黄色いお米がびっしりとヤリイカの中に詰まっていて、persil13.jpg下のソースを掬っていただけば、う~ん、うんまい。 クロロフィルとは青寄せのことだという。persil14.jpg切れ目をすっと押し開くと、中から現れるのはまさに青いペースト。 菠薐草のクリームソース的和え物が仕込まれていて、平目の身のほっこりとブイヤベースのソースと揃って陶然とさせる。 あ、そうそう、このお皿はブイヤベースです。 persil15.jpgブイヤベースといえば、大鍋ごった煮のひたひた魚介スープを思い浮かべるけど、 「ぺるしぃ」のブイヤベースは、すっかりソース料理に昇華しちゃってるのであります。 そんな濃密貴重なソースはやっぱし、パンで拭うように綺麗に食べちゃわなきゃだね。 スパークリングな葡萄ジュース「Bel Vigneau」persil16.jpgも美味しいねぇと云いながら、いつの間に「SAINT-EMILION GRAND CRU」persil17.jpgも空いているし。 デザートのプレートがやってきました。persil18.jpg柚子のレアチーズに、87年のカルバトスの入ったチョコ、そしてイチゴアイス。ぺろっと食べちゃいます(笑)。 そして、レモンバーム、レモングラス、スペアミントのハーブティでゆるゆる。 うん、満足。ご馳走さまっ。 店名の「ぺるしぃ」は、”パセリ”という意味だそう。persil19.jpg「ひっそり目立たずにありながら、主役を引き立て、実はしっかり自己主張しているパセリのように、訪れる客の心の中に存在し続ける料理をつくりたい」。 店名「ぺるしぃ」には、そんな想いが、籠められているようです。 こいつぁ、他のお皿にもご挨拶しなくっちゃ、だ。 今宵のご同席多謝は、 「東京のむのむ」ののむのむさん&相方てくてくさん、「ひるどき日本ランチ日記」のtakapuさん「Tokyo Diary」のromyさん でした。 ありがとうございました~。
ぺるしぃ」 中央区銀座3-11-8第6丸嘉ビル1F 03-3549-2835
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「Bistro「ぺるしぃ」で 堪能魚介旨味エキスの小宇宙めくるめく」への2件のフィードバック

  1. 先日はどうもでした。
    お店の場所的に、まさぴさんがこれまでいらしてないってのが不思議だったんですけど、そんなわけだったんですね(^^)
    ぜひ、他のお皿にもお目にかかってください。
    夜なら、「お任せ5皿」か、「おすすめ5皿」がオススメです。(日本語ムズカシー、笑)

  2. Re;のむのむさま
    ども。ありがとでした♪
    ぬぬ、オマカセかオススメか?
    オマカセするとオススメがでてくる、ワケではないのですな。謎だ(笑)。

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