Bar「Blossom」で 沈む夕陽をグラスにみる

blossom.jpgお初天神通り商店街のアーケードから入り、境内をそのまま正門へ抜けて、左へ折れたところに一軒のバーがあります。その名を、Bar「Blossom」。左手にカウンター、右手にテーブル席を配していて、畏まらず、それでいてしっとり落ち着いた雰囲気のバーだ。カウンターに腰掛けて目に留まった、例の山崎蒸留所「The Owner’s Cask」の”1997 BAR HARBOUR INN”をいただく。なんだかやっぱり効いちゃう滴で、ズンとくる。バックバーは、高い棚がある造作ではなくて、2段までの低い棚に酒瓶が仲良く並んでいます。ふと、左手の壁に掲げられた額をみると、「全国バーテンダー技能競技大会総合優勝」と書いてある! おおぉ。早速、その優勝に係るグラスをお願いする。その名を「サン・ダウナー」。サンライズならぬ夕陽のモチーフは、レモンフレーバーの「LONDN DRY GIN」をベースに、GREENGINGERWINE「STONE’S」とクランベリーシロップの「MONIN」とがレシピ。口に含みふっと眼を閉じると、夕暮れ時の切なさが想えてきてビックリ。夕焼けの情景が想起されるンだ。いやマジで。そしてその紅い夕日は、グラスの底に沈みゆくのでありました。さすが優勝バーテンダーの編むグラスであると、唸る。いや、ホントに。この11月下旬には台湾で行われる世界大会に出場するのだそうです。世界の舞台でも活躍して欲しいなぁ。 「Blossom」 大阪市北区曽根崎2-1-6太洋ビル1F 06-6311-6530
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