厳選洋食「さくらい」で にゅるんとすばしっこいエビフライサンド

sakurai00.jpg湯島に”厳選洋食”のお店があるという。選り選りの洋食を供するお店とあらば、歴史と風格を兼ね備えた、ちょっと古式ユカシイ風貌を想像するところ。ところが、足を運んだ広小路交叉点の先にあったのは、小綺麗なビル。厳選洋食「さくらい」は、このビルの7階、8階にあるのです。ルーバー越しに陽の光がたっぷりと入って明るい店内は、すっきりとシンプルな装いです。「海老マカロニグラタン」「ロールキャベツ」「洋食弁当」に「カツサンド」「オムライス」「黒豚の生姜焼き丼」、そして季節メニューの「牡蠣ナポリタン」。あれこれ悩んで選んだのは、「エビフライサンド」。セットのポタージュを啜りながら、3本並んだカトラリーに割り箸が添えてあるのを眺める。日本の洋食っぽくもあり、細かく刻んだサラダなんかは箸じゃないとね、なんてぼんやり思っているところへ「お待たせしました、エビフライサンドになります」おほほ。初めてみる光景であります。太めのエビフライがくっきりと丸い断面をみせて、零れ出さんとばかりにしながら、かつ均等に並んでいる。パンの高さが適度な量感を誘う。なんだか、妙に旨そうだ。6等分されたその一片を摘んで口へ。ひと口で口に収めるにはちょっと大きくて、必然的に途中で噛むことになる。すると、エビフライとパンの間に挟んであるタルタルやキャベツが潤滑油となって、中の海老がにゅるんと逃げようとする。フライになってまでもすばしっこいのかぁなどとニヤつきながらも、逃さぬものかと真ん中辺りをぎゅっと掴まえつつ、齧る。なるほど、エビフライをパンに挟んで喰いたいという思いを昇華させるとこうなる、ってイメージに著しく沿っている。うんまい。でもね。やっぱりね。どうしても中身が飛び出ちゃうのよ~。大口開けて無理無理頬張るか。世のレディはそうもいかんだろうし。もうちょっと小振りにすると醍醐味が失われそうだし…。難しいなぁ。どうにかもうひと工夫できんもんでしょうか~。 「さくらい」 文京区湯島3-40-7カスタムビル7・8F 03-3836-9357  http://www.yoshoku-sakurai.com/
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