とんかつ洋食「豊ちゃん」で 生かきのあたまは牡蠣の玉子とじ

toyochan.jpg久々の場内。 急く足が向かうのは、1号館の「豊ちゃん」です。 タイミングよく空いた丸椅子に腰掛けて、左側メインコーナーを仕切るオッチャンに注文を告げました。 「生かきのあたまぁ」。 注文を間違えた若いのとそれに対して今にも怒鳴り散らしそうなオッチャンとそれを宥めすかす兄貴分とのやりとりを微笑ましく眺めながら、到着を待ちます。

「生かきのあたま」は、つまりは牡蠣の玉子とじ皿定食。toyochan01.jpgぷっくりした牡蠣の身を火を通し過ぎない加減でとじていて、 割り下はしっかり醤油仕立てのツユダク仕様。

これがご飯に合わないワケもなく、貪り喰う感じにさせてくれちゃいます。toyochan02.jpg牡蠣の身の一個だけに磯臭いエグ味があったけど、それもまた一興の風情。 スルンっとふくよかな旨味を残して、胃の腑に落ちてゆきました。

toyochan03.jpgうう~ん、綺麗に完食。 「カキフライ」も食べれたかも(笑)。

「豊ちゃん」の歴史を遡れば、その創業大正8年。 当時の河岸、日本橋でハイカラな「西洋料理」のお店「長豊軒」として生まれたんだそう。 創業90周年を見据えて元気な「豊ちゃん」だけど、 紆余曲折している市場の移転が実現しちゃったら、その時、どうなるのかな。

&#8801「生かき丼」がお気に入りの「春は築地で朝ごはん」のつきじろうさん


「豊ちゃん」  中央区築地5-2-1魚がし横丁1号館 [Map] 03-3541-9062 http://www.tsukijinet.com/tsukiji/kanren/toyochan/
column/01633再会

「とんかつ洋食「豊ちゃん」で 生かきのあたまは牡蠣の玉子とじ」への2件のフィードバック

  1. リンクご紹介感謝です♪
    生かきのアタマ、もしくは生かき丼。私は大好きですが
    まさぴょん様がご指摘の通り、ときどき「磯臭さ」も
    あるのを「いかにも魚河岸だよな!」と楽しめるかどうかで
    好き嫌いが分かれそうですね。
    ともあれ歴史ある当店、どこへ行こうと魚河岸の男に
    愛されるお店であり続けてほしいと思います!

  2. Re;つきじろうさま
    思えば、以前と比べて最近では、そんな”アタリ”の牡蠣に出会う頻度が少なくなってる気がします。
    鮮度やなんらかの処置がより向上しているンですかね~。
    移転で、あの味ある佇まいが失われるとすると残念だけど、
    今からそんな心配してないで、もっと行かなくちゃ、ですね(笑)。

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