元祖炭火焼・塩ホルモン「寅ちゃん」新所沢店

torachan.jpg旧町を賑わせていた「所沢祭り」の余韻は新所沢までは及ばず。静かな駅前ロータリーからちょっと足を運んでやってきたのが、黄色い看板が目印の「寅ちゃん」です。それぞれのテーブルの上に排煙のフードが下がる、焼き肉店の典型的な佇まいで迎えてくれます。やっぱりまずは、ビール。そして早速、焼き物の「塩ホルモン」、限定品「タンゲタ」に筒状「コリコリ」をお願いする。この店のイチオシ品だという「塩ホルモン」は、少しコリッとした部分を背面にした蠱惑的な脂を塩胡椒のみでいただく逸品だ。「生レバ刺SP」は、鮮やかな赤。お店全体の仕入れ体制を暗示するかのように、新鮮さを伝えてきます。「ハラミ」「牛ツラ」と続けて今度は、豚の「カシラ」に「豚トロ」。滴る脂が滲むエキスが素直に旨い肉たちだ。箸休めに「味付赤ネギ」あたりを挟んで、なんこつ好きにはコレもウマイ!とメニューにあった豚「やわなん」を。肉厚なふるふるの奥にムムっと歯を押し返す軟骨チックな核があって、豚足の歯応えに似た、でも独特の歯触りが面白い。仕上げに「寅ちゃんの辛口焼」シリーズから、「辛口ギアラ」「辛口コブクロ」を一緒盛りのぴり辛で。クリンと丸まる様子が終盤にきて一番ホルモンらしい七厘の網の上。調子に乗って注文んだ「辛口豚トロ」を立ち昇る炎の中こんがりさせたら、これもまた、いい。うん、満腹です。いつもホルモン食べる時って、気がつくと「生グレープサワー」呑んでるのだけど、それって何故かしら。白黒ホッピーもあったのに。そんな「寅ちゃん」は本店が上石神井にあるンだそうです。 「寅ちゃん」新所沢店 所沢市緑町4-7-13エクセル緑町1F 04-2925-6865
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