割烹「太郎坊」

tarobo.jpgこの位の間口の小料理屋さんが一体何軒あるのでしょう。昼夜魅惑の新橋で、漆黒の暖簾に情緒を匂わせているのが桜田公園近くの横道にある「太郎坊」です。カウンターの一番奥へ腰を下ろしました。昼の鮭定食が有名とのこと。お昼唯一のメニューゆえ、注文を訊かれないまま目の前で準備されているお膳が自分の分になるのをじっと待ちます。鉄串に刺され、次々と天火で焼かれていく鮭はどれも肉厚で如何にも旨そうだ。「お待ちどうさまー」。待ってましたよ~(笑)。やっぱり立派な鮭の切り身。早速、箸の先をその身に押し込むと、澄んだ脂を滲ませながらほろりんと割けてくれる。妙な塩辛さや漬けの付加もなく、ほんのり甘い鮭の身の魅力が素直に活かされている気がして嬉しくなる。切り身の反対側が腹身なのかより脂のシズルが増して、いい。パリッとして旨味凝縮の皮目で仕上げ。おかあさん、旨いっス。 「太郎坊」 港区新橋3-14-6 03-3433-1810
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