鮨 よし町「太田鮨」

ohta.jpg鉄板焼きの「仁」からの帰りがけに見付けて気になっていた人形町のお店で寿司ランチ。外観の少し草臥れた風情が下町らしい情緒を醸しています。10席ほどのL字のカウンターがつけ場を囲み、右手にも10席ほどの小上がりがある。カウンターの一番奥に案内されました。つけ場に立つは、お歳を召された親方。柔らかにはきはきと注文をこなしているのは、その息子さんか。ドンと豪快な湯呑みは、男の手でも片手では持ち上げるにしんどいサイズ。お茶を注いだり換えたりする手間を惜しむかのようにも思うけど、どういう意図で特大サイズにしているのでしょう。お昼のおきまりは、1,800円と良心価格。鮪二貫に始まって小肌、鯛、烏賊、間八と続きます。兎に角シャリがデカい。口から零れそうになって、思わず顎が上がって顔が天井を向くことになってしまう。しかも堅めのシャリが好みの自分としては、シャリが柔過ぎる。ステンレスのボウルに盛られたシャリを掴みとる時に、少しネチャっとした音を思うのは、気のせいかなぁ。続いて、煮切りを塗った小柱にいくら。そして、面白いのは玉子と帆立。正方形の大きな断面をみせる玉子焼きが周囲に申し訳程度のシャリを纏った巻物になっている。帆立はといえば、とっぷり浸かったヅケになっていて、さらに煮詰めを塗ってくれる。ふむふむ。選べる最後の巻物に鉄火巻きを。これまたシャリの部分が少ない、豪快なお姿。しっかり満腹になってね、という心意気が伝わるようで悪い気はしないけど、繊細なシゴトを指向する感じではありません。女性には、サイズを訊いてくれるているようで、男性陣も敢えて小振りでお願いした方がより美味しくいただけるかもしれません。そして、もうちょっと堅めにご飯を炊いてくれたら、さらに人気沸騰のお寿司ランチのお店になるのでは、と思いますが如何でしょう。 「太田鮨」 中央区日本橋人形町1-5-2 03-3666-6415 口related column:鉄板焼レストラン 「仁」(過去記事)
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