味の洋食「キッチン よしむら」

yoshimura.jpg10日間煮込むというドミグラスソースを下地に、「ビーフシチュー」や「ハンバーグ」、各種カツから「オムレツ」「ナポリタン」までがラインナップする下町ックで庶民派な入谷の洋食屋「キッチン よしむら」でランチ。一階カウンターの半分は、食材やらなにやらの荷物で占められていて、味ある古色にちょっと雑然とした印象を加えています。ちょっと前にいただいた「メンチカツ」は、まぁ、可もなく不可もなくの印象。今日は、こちらのスペシャリテのひとつ「ハヤシライス」をいただきます。ナプキンのイラストを微笑ましく眺めているところへ、「はい!」と割と無造作に(笑)、お皿が届けられました。どちらかというと褐色の濃いソース。ころころっと牛のブロックが顔を覗かせつつ、どこか洋風ぶっかけメシ的な素朴さも思わすお皿だ。グリーンピースの彩りなんてしゃらくせーってなところかな。端からすっと掬ってライスと合わせ口に運ぶと、見かけと違って円い酸味が先立ってくる。しつこさはないけど、煮込んだコクも感じない。うーむ、と思いつつ、生クリームの部分を混ぜ食べると、お、途端に深みがグッと増して、旨くなる。煮込めども、ベタっとした食味にならぬよう見守って仕上げるのが本筋なんだろねと思いつつ、どこかでもう少し明解に旨味を挿してくるソースを期待してしまってもいる。うむ。ドミグラスソースについて、もうちっとリテラシーを上げていきたいなぁと思うであります。 「キッチン よしむら」 台東区入谷1-5-2 03-3872-0907
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