割烹「銀座 あさみ」

asami.jpg「吉兆」東京本店の黒塀を横目に新橋寄りに足を進めた木挽町の一角。路上に残る打ち水の、その主は、朴訥にも思える潔い表情の「銀座 あさみ」です。案内されるは、きりっと柔らかな檜のカウンター。昼のお料理や「縁高弁当」の予約はしていないので、「鯛茶漬けになりますが、よろしいですか」となる。大ぶりの身に包丁を立ててすっすと手早く捌く様子を眺められるのは、檜の舞台の醍醐味か。「鯛茶漬け」が届きました。胡麻に胡桃、カシューナッツまでをたまり醤油に溶き込んだという特製の胡麻ダレをたっぷりと浸けてご飯に載せて。胡麻ダレの強い味が、控えめな鯛の脂を押し込めることなく引き出して、なかなかイケる。どこか水っぽいような無愛想な味わいにも思いがちな鯛の身を粋なご飯の友に仕立てているのが、これらの香りある粒子のコクか。一応、茶漬け、なので、後半はお茶を注いでみる。注ぐは、出汁ではなく、緑茶。う~ん、やっぱり折角の胡麻ダレのコクをわざわざ洗い流しちゃった感じになる。そんなに急に鯛の身から旨味が出る訳はなく、出汁を注いで啜りたい衝動に駆られる。あれこれ食べた最後に、軽い一膳をさっとやるにはいいのかもしれないな。デザートには、白玉の入った善哉。ご主人の浅見氏は、都内の日本料理店数店から「京味」天王洲店を経て、この「銀座 あさみ」を構えたのだそうです。 「銀座 あさみ」 中央区銀座8-16-6ときわぎ館1F 03-5565-1606
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「割烹「銀座 あさみ」」への2件のフィードバック

  1. ニアミスですね(笑)
    というか行動範囲広いですね~
    出汁だとごまダレとぶつかるので
    煎茶にしていると言ってました。

  2. RE;ロレンスさま
    ですね~。
    う~ん、そうですか。訊いたのですね(笑)。
    ぶつからない、って思うんですけど、どーでしょう。

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