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ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


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2007年5月アーカイブ

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口BAR 「GINZA SAMBOA BAR」

samboa_ginza.jpg「グレープ・ガンボ」でホロ酔いの足を、「銀座サンボア」へと向けました。テナントしていたビルの建て替えを契機にとかで移転した先は、エルメスの裏手なのです。路地から下った地階奥のドア。ドアの先の正面にスタンディングのカウンター。背後には他のどの「サンボア」よりもゆったりした配置でテーブルが並んでいました。肘を載せるのに丁度いい高さのカウンターに、それを眺める位置にいくつかの椅子がある。その様子は、北新地の店のような堂島の店のような。ひとまずハイボールをいただきます。ふと見たショーケースにあったボトルが気になって訊いてみる。ラベルのOwner’s nameをSAMBOA BARとした山崎蒸留所のシングルカスクが飾ってあったのです。舐めるグラスは、粗雑さのないアイラ、とでも云えばいいのか。こんなにスムースなピート香は他に知らないぞってな呑み口であります。これで再び全店制覇。も一度、北新地のお店にも寄ってみるかな。

中央区銀座5-4-7銀座サワモトビルB1F 03-5568-6155 http://www.samboa.co.jp/

column/02244

口ビストロ 「Grape Gumbo」

grapegumbo.jpg短いながらも味ある横丁「三原小路」。目指すは、ずっとずっと気になっていた「グレープ・ガンボ」の扉なのです。人気店も運よく、当日電話で予約できました。ちょっと閉じた印象のその扉ですが、一旦開き入ればもう居心地のよさそうなウエルカムな空気に包まれます。食前酒のビールに「ヒューガルデンホワイト」。ホワイトビールらしい、すっきりしながら薫り高い一杯だ。まずはオススメの「生しらすとトマトのブルスケッタ」。トマトの柔らかな酸味と生しらすの塩っ気が纏まっていてバゲットでいただく小粋なアントレ。同じくバゲットでいただく「自家製豚肉のリエット」は、思い描く通りの滑らかな豚の脂と身肉が上品なパテ。こいつは面白そうだとお願いした「内臓のコロッケ、スパイシーソース」はというと、コロンと球形のお姿。カリカリカリっとした外装を割り入ると、粗く叩いたつまりはモツ達が香り高く主張してきます。うん、旨い。ワインは、「Grosett 2005 Polish Hill Riesling」。芯廻りの甘さとぱりぱりとした外装のほろ苦さを同時に味わう「芽キャベツのフリット」。一見たこ焼きと見紛う素揚げの、ちょっと焦げた味わいは、屋台のヤキソバの端っこで残ったキャベツを連想させるね。メインなものをひと皿、と「岩手産短角牛のバラ肉の赤ワイン煮込み」。サシの入った牛肉の脂を食べてる感じではなくて、赤身を柔らかく滋味深くいただけちゃうこの口福は、短角牛という肉のパフォーマンスなのか、はたまたまったりと煮込んだ仕立てが巧いのか。マスタードを含んだソースの、独特な香りはなんだろね。グラスで添えてもらったグラスの赤「Mas Fouraquier」は、ガツッとアルコールを感じさせる力強さ。六本木のワインバー「祥瑞」のオーナーが開いたという「グレープ・ガンボ」。往時との比較はできないけれど、全体に漂う男っぽさには思い至る。そんな皿々を味わっているのが、意外や女性ばかりのテーブルだったりして(笑)。

「Grape Gumbo」 中央区銀座5-9-6 03-3569-7388

column/02243

口和食 「ふじむら」

fujimura.jpg新装なった「寿司岩」と「たけわか」の間を入る路地を中程まで。先日お邪魔した「築地ふじや」向かいの、燕脂に白抜き文字が気になっていた「ふじむら」さんの元へ。暖簾の先は、右手にテーブルが2卓、カウンターには5脚の椅子があるだけの小体なお店です。ランチメニューは、「刺身」「天ぷら」「豚の角煮」「焼き魚」「地鶏の唐揚げ」に「鉄火丼」「うに丼」、そして「五色ちらし」。焼き魚ってナニ?と訊くと「とろアジです、オススメですよ」と云う。うん、それ、いっときましょ~。お待ちどうさまっと手渡された角皿には、鯵に普通にイメージする開きの干物あたりとは明らかに違うサイズの半身が載っています。「鯵としたら、おっきぃっスね~」「ですね~(笑)」。脂もそこそこにのっていて、たっぷりした身肉に青み魚の香りもあるあたりは、どっちかっというと鯖に近いお味。へ~、いいね、面白いね。お隣さんが食べていた煮浸しっぽい仕立ての「地鶏の唐揚げ」もなんだか旨そうだし、夜にふらっと寄ったら結構イイモンいただけそうな気がします。

「ふじむら」 中央区築地2-14- 

column/02242

口Thai Restaurant 「ジャスミンタイ」 jasmine-thai

jasuminethai.jpg飯倉片町の交叉点周辺を通るたびに思い出す、今はなき「PIT-IN」。今日のお昼処「ジャスミンタイ」は、そこから少し十番寄りに入ったビル2階にあります。そこそこの人数のパーティもできそうなキャパのフロア。至るところにある像の意匠は所謂ガネーシャか。窓際の席に案内されました。「ジャスミンタイ」のランチは、日替わりでABCDの4種が用意されています。水曜日は、「鮭のレッドカレー風味」「チキンバジル炒め」「グリーンカレー(ビーフ)」「トムヤムクンラーメン」。おねぇさんに、「グリーンカレーは辛~いよね」と訊くとすかさず、「そですね、トムヤムクン辛いです、な~らこれかこれ」と応えてくれます。修行の足りないオコチャマ(笑)は、「鮭のレッドカレー風味」で自重することに。フン!と香草を薫らせて、トレーがやってきました。見た目真っ赤で刺激的な見映えのカレーゆえ、最初のひと口は遠慮気味。お、おほほ~。辛さほどよくココナッちーにクリーミーで、ピントの合った旨味が唾液をどんどん呼び出してくる。タイ米との相性が当たり前にひたっと合っていて、うん、これはおいひい。鮭の身もパサパサせず、ソースとは違う角度の旨味のアクセントを添えてくれる。あは、舐めるように完食しちゃって恥ずかしい(笑)。具沢山のスープにサラダ、そして薩摩芋の浮かんだココナツのデザートと脇役陣も充実だ。満足して席を立とうとしたら、それを制止するように届けられたジャスミンティー。和んだ気分で、啜るのです。

>ゴージャスカレー姉妹の狂子さんと叫子さんが先日いただいたという「鶏肉のグリーンカレー」。

「ジャスミンタイ」 港区六本木5-18-21六本木ファイブプラザビル2F 03-5114-5030
http://www.jasmine-thai.co.jp/

column/02241

口Chinese Dining 「弘喜樓」 kokiro

kokiro2.jpgこちらのお店の夜の部にお邪魔するのは初めてだ。他のもテーブルも埋まっていて、なかなかの盛況です。奥の円卓へ。ビールから紹興酒に切り替えつつ、前菜の盛り合わせからの皿々をおまかせな流れでいただきます。特に目を惹いたのが生の「たらばがに」。透明な身と外子の橙が魅惑的。漬け込んだお酒が強過ぎて勝ってしまっているのがちと残念も、メゲずにはぐはぐちゅーちゅーする。フカヒレのスープや帆立と烏賊の唐揚げ、マコモ茸と牛肉の炒め物などなどを次々に。デザートの杏仁豆腐もすっきりとした甘さと杏仁粉の香りが、一ランク上のお味。ご馳走さま。退役する軍人(?)の送別で。

「弘喜樓」 中央区築地3-14-6 03-5565-9555

column/01648再会

口和粋&DINING 「misobank」

misobank.jpgここはかつてどこが使っていた建物だったっけかな。古いビルに手を入れた、狭い階段を上がったところにある「misobank」でランチしてみました。入口正面に、味噌樽に見立ててたディスプレイ。さらに進んだ通路の右手にも味噌樽が並び、左手は土蔵の外装と、少々パビリオンちっくなアプローチだ。味噌蔵の中で食事をしているような、という設計意図を窺わせつつ、ホールは建物のレトロな造りも利用した落ち着いた設えに抑えられています。味噌に関連づけた「石焼鶏味噌炙りご飯」「さば味噌大根煮」といった昼飯メニューから「豚の味噌漬け炙り」を選んでみました。麦ご飯と味噌汁。青森産の健康豚を西京白味噌で漬けたという炙り焼きには、赤をメインに合わせた味噌が添えられています。噛めば西京と合わせ味噌の風味に支えられて豚の旨味が発露。味噌が強すぎて邪魔になるようなことなく、グッと誘う調味になっている。味噌椀も普通に旨い。夜にも、拘りをもって選別したであろう食材と全国の味噌を織り合わせた酒肴がいただけそう。”misobank”たる面目は、しっかり保っているようですね。

「misobank」 中央区銀座3-7-1 G-371 2F 03-5159-7662 
http://www.miso-bank.com/

column/02240

口神戸らーめん「第一旭」三宮本店で 胡椒のるチャーシュー麺

daiichiasahi_kobe.jpg神戸の地で、ラーメン禁断症状が出てしまった。
ところが神戸では不思議なくらいにラーメン店の情報に行き当たらず、右往左往。
意外にもラーメン文化隆盛な京都と比べると、
神戸は寂しいくらいのラーメン空白地帯だなぁという印象を抱いてしまう。
ん?でも、神戸ラーメンってフレーズはしっかりとした見聞きの覚えがある......。
そうだそうだ、あるじゃん、神戸ラーメン。

ということで、三宮駅前のダイエー裏手へ。
そう、「第一旭」に突入です。


天窓から陽光が降り注いで妙に明るい店内。
まだ夕食には早い時間なのでオトナシク単品の「Bらーめん(チャーシュー麺)」をお願いしました。

「ブーツ」というのは豚足で、「神戸っ子丼」というのがつまりは生玉子ののったチャーシュー丼のことらしい、なんてメニューをシゲシゲみているうちに、どんぶりがやってきました。


え、ええっ!既にわさわさと胡椒がかかってる! daiichiasahi_kobe01.jpg
味もみないでいきなり胡椒の容器を振るヤツは軽蔑することにしてるぐらいなのに、なんと店側でやっちゃうなんてなんたること。
カクっと肩を落としたころで、一応箸を割る(笑)。

食べ慣れた感じの細麺はいかにも「第一旭」チック。
daiichiasahi_kobe02.jpgdaiichiasahi_kobe03.jpg
スープに浮いた脂の少ないあたりが京都と違うところか。
胡椒味がスープを席巻しようとしているのがやっぱりちょっと難儀やなぁ。


神戸らーめん「第一旭」は、神戸エリアに計4店舗。
「元町本店」に「神戸本店」もある。
一体どこがホントの本店なんだろね。
お世話になってる八丁堀店もこちらの直営店だ。
ところで、今度神戸でラーメン食べたくなったら、ボクは一体どこへ行けばいいのでしょう。


「第一旭」三宮本店 神戸市中央区旭通5-15-2 [Map] 078-251-9346 
http://www.asahi-foods.co.jp/

column/02239

口CURRY 「味善」 mizen

mizen.jpg元町の西側。花隈公園という城址公園から見下ろす位置にある小料理屋ちっくな表情のお店が「味善」さんです。ドア脇のプレートには“CURRY”とあって、つまりは、カレー一品で勝負するカレー専門店だというのです。店内も、カレー店というよりはやっぱり酒肴が似合いそうな佇まいで、半円形のテーブルをシンメトリーに配した拘りのレイアウトになっています。席に着くと、「サラダとカレーになりますが、よろしいですか」と訊かれます。ハイと応え、さらにサラダのトッピングを選びます。改めて見たランチメニューにあるのは、「味善風スペシャルサラダとビーフカレー」に「本日のアイスクリームorシャーベット」「デミタスコーヒー」。手書きで「タンカレー」が書き添えてあるけど、今日はないのかもしれません。筍と黒豆をトッピングしたというサラダがね、何故か不思議と美味しい。フレーク状になっているのがもしかして黒豆?と思いながら、そのサクッと香ばしいアクセントに一気に食べちゃうンだ。カレーがやってきました。麦を織り込んだライスを向こうにして、みるからにひと味ふた味違いそうな褐色が誘ってくる。どれどれ。お。おおお。細かいナッツのような粒子を含むのに実に滑らかな食味で、厭味のない旨味を着実に伝えてくる。う、うまいじゃーン。カレーソースに一体となって融和している牛の角肉は、ほろほろしちゃって、くっそー、さらに煽ってくるぞ。お陰でカレーも一気喰い。CURRY「味善」は、洋食店「グリル味善岡本」の隠れメニューを提供する場として設えたものらしい。岡本シェフが供する趣味的とでもいえそうな珠玉のカレー。ご馳走様です。ディナーメニューはと見ると、オードブルを組み合わせた「特製ビーフカレーDinner」に並んで「ローストビーフDinner」5,250円というコースがある。要予約でメインに据えるローストビーフなんてどんなローストビーフなんだかそっちも気になってきちゃうね。

「味善」 神戸市中央区北長狭通5-8-1薮田ビル1F 078-341-7450

column/02238

口RELEASE FRENCH 「RESTRO ESPACE TRANQUILLE」

espace.jpg生田神社の左脇を進み、そのまま北野の坂を少し登ったところにあるビストロで、神戸らしく(?)ちょびっとオサレにお食事いたしました。「レストロ エスパス トランキル」。木の風合いと白い壁で構成した、ゆったりとシンプルなお店です。メニューのTapasのところには、-あて-と書かれているのがいきなりお気に入り。お通しの「マメダイのエスカベッシュ」でビール呑み呑み、まずお願いしたのが「岩手白金豚肩肉と鶏肝の田舎風パテ」。リエットに近いような鶏レバーのパテとは違って、しっかりボリューミーで澄んだ脂を噛む感じがいい。「有機人参のラペ」の“ラペ”とは、細かい千切りのことを云うらしく、濃いぃ味の人参が上手にドレッシングを纏っていて、いい。トゥレーヌ・ロワーヌ地方の産だというソーヴィニヨン・ブランの「TOURAIN」は、すっきりした中にふわんとフルーティな華やぎのある、呑み易くてヤバイ感じのワインだ。さらに-あて-からもう一品。なにかの呪文のような「メツゲライクスダ」ってナニ?と訊いたのは、「神戸・メツゲライクスダ、ベーコンソテー」のメツゲライクスダ。楠田さんちは、六甲道にある自家製ハムとソーセージのお店で、メツゲライとはハム/ソーセージ店を意味するドイツ語らしい。薫香がふんふんとスモーキーでその香りとぐっと挽きつけるような身肉と脂の旨味が、いい。添えてあるのは、レンズ豆だ。あれこれ注文し過ぎて食べ切れなくなっても切ないよねと行き先を量って、今更ながらの-前菜として-の項からひと皿とメインからひと皿を選びました。ラベンダーマヨネーズのソースってどうよと気になった「真アジとハーブのラビオリ ラベンダーマヨネーズ」は、えへへ、おトイレの香り。ハーブで和えたコリコリと新鮮な鯵は美味しいけれど、敷かれたマヨネーズソースで笑ってしまう。ま、楽しいからいっか(笑)。そして、「ビュルゴー鴨ポワレ、ユーカリ、ハチミツ、バルサミコ」。紅く端正な切り口に香ばしく焼かれた皮目。あぁ鴨って旨いよなぁと素直に思わせる。フォークを刺したところから滲むのが、ホントの鴨汁だ(?)。別腹に収めようとお願いしたデザートは、ちょっと遊んで「花椒とタカノツメのブラン・マンジェ」。滑らかなココナッツの包み込むようなほどよい甘さを一閃横切るようにヒリンと辛さが残っては消えていく。だはは、面白ぉ―い。“RELEASE FRENCH”とは、フレンチの呪縛から解き放たれたビストロ、とでも解釈すればいいのかなぁ。いやいやそれとも、肩の力の抜けた解脱系フレンチ、ってところかな。いずれにしても“創作”で括ってしまうのは、失礼に過ぎるね。

「RESTRO ESPACE TRANQUILLE」 神戸市中央区中山手通2-17-6 078-262-8109

column/02237

口食堂 「力餅食堂」

chikaramochi.jpg天神橋筋へと抜ける天五中崎通商店街のアーケードへ中崎町という駅から入り込む。人影疎らに黄昏た情緒が漂います。群青に白抜きでくっきりと描かれた「登録商標名物力餅」の文字。老舗な味わいの枯れたショーケースには、おはぎにいなり寿司、赤飯にちらし寿司などが並べられていました。お団子屋さん的下町のおそば屋さん的風情の店内。「おばちゃん、ショーケースにあったうどんのヤツ、ちょうだい」。厨房に向って「皿うどん~!」と呼ばれたそれは、箸の長さにも満たない小径のお皿でやってきました。ボリュームとしてはおやつな感じ。大盛りにとか、ちらし寿司付きにとかすればよかったなぁと思いつつ、眺めるうどんが既に黄色い。カレー粉を練り込んでいるといううどんは、残念ながらくたーと緩い茹で上げ具合。でもほんのりとカレー風味なのがありそでなさそで面白い。ちょいピリ辛ながら市販のルーも使っていそうな家庭的なカレーを纏わせつつ、あっという間にツルンと啜り終えてしまった。お皿の上に微妙に残ったカレーをライスを追加して綺麗にしちゃおうかと思うも、それほどの残りの量でもない。思案しながら箸でカレーを掬い舐めているうちになくなってしまいました。折角の一品なので、できれば、エッジが利いた感じに固めに湯掻いてもらって、カレーが水っぽくならないよう湯切りをしっかりとやってほしいなぁ、と思う。お会計450円なり。そっか、同じくカレーを織り込んだ細麺をそばつゆでいただくのだという「カレー麺ざる」も食べちゃえばよかったかも~。

「力餅食堂」 大阪市北区中崎1-9-2 06-6372-1458

column/02236

口C.C.HOUSE「なかしま」で 三杯カナディアンクラブに囲まれて

nakashima.jpgお初天神東側界隈の味ある路地。
「北サンボア」のお隣に赤いメイプルのマークを看板に掲げたバーがあります。
"な"の一字が欠けてしまった壁の店名を横目に小窓から覗く店内は、少し妖しげ。
奥におかあさんの柔和な表情が見つかると急に安堵して、扉を押させてくれました。


年季の入ったスツールに滑り込んで見据えるバックバーには、
「Canadian Club」のボトルが並びます。nakashima02.jpgそう、ここ「なかしま」は、カナディアンクラブに拘ったバーなのです。


カウンターとバックバーに挟まれた城を守っていた元の主は小さな写真の中にいて、今はその息子さんがおかあさんの脇に立っている。
水割りをいただきました。


オヤジさんが自らサンドブラストで描いたのだという化粧が表情を添えるグラスが手に馴染む。nakashima03.jpgそっと口に含んだカナディアンウイスキーは、角のない滑らかで円やかな呑み口のまま、すっと喉を過ぎる。
2杯目、帰宅するおかあさんを「お疲れさま~」と送り出して、さらにもう1杯。
なんだかまったりと和んじゃう。
居心地のいいバーがここにもありました。


「なかしま」 大阪市北区曾根崎2-2-11[Map] 06-6312-2621

column/02235

口元祖鍋貼餃子 「珉珉」 曽根崎店

minminsonezaki.jpgこの夜はオッチャン4人で、お初天神通り脇「珉珉」にてクダを巻きました。2階席かぁと思いつつ階段を上がると、そのままさらに3階まで。その3階席もほぼ満員の盛況だっ。ひとつの符丁のようにやっぱり云ってしまう、「ビールに餃子、とりあえず!」。まずはビールをぷははぁと。続いてやってきた「珉珉」の「鍋貼餃子」は、薄いくせしてパリッとモチッを両立させたニクイ仕立ての皮。そしてたっぷりの具は、じわんと旨味を解きながらすっと消えていく軽い調子がいい。最高級の落花生油を使っているそうで、幾つでも食べれそうな気がするのは、ヘタっていないそんな油が活躍しているということなんだね。紹興酒に切り替えて、むにっとしながら歯切れのいいシロの「炒麺(やきソバ)」「炒綜苗(にんにくの茎炒め)」「炒荳芽(もやし炒め)」「青椒肉絲」と立て続けの炒め物オンパレード。でもね、しつこい感じにも油っこい感じも重たい感じもないままにいただける。不思議だなぁ。今や西に東に100店を展開している「珉珉」。千日前での1号店のオープンが昭和28年のことだという。そう云えば、あの「宇都宮みんみん」と同じ“ミンミン”。日本での成り立ちは違えども、ネーミングを含めたそのルーツは同じところにあったりするのかな。

「珉珉」 大阪市北区曽根崎2-13-19 06-6361-3515 http://www.minminhonten.com/

column/02234

口SCOTCH BAR 「TARO」

taro.jpg法善寺横丁を通る度に気になっていてたスコッチバーに漸くお邪魔することができました。10席程のL字カウンターにおふたりのバーテンさんが並んでいます。奥の、柔和な中にきりっとした威厳の窺える表情の方が”太郎さん”なのでしょうか。どこか「サンボア」と同じ空気を感じて、ひとまず「ハイボール」を。すかさずスッと敷かれたコースターのイラストで、”太郎さん”がどちらかなのか容易に確認できちゃいました。やはり奥側で老夫婦のお相手をされているのが”太郎さん”なのですね(ま、大概奥にいる年嵩のある方がマスターでしょうけど、笑)。バックバーで気になったボトルで2杯目を。ハイランドの「TOMATIN12年」は、スムースでメローな呑み口だ。帰り際に、店頭にも額に収まった”太郎さん”がいるのに気がついた。こちらはシェィカーを振ってるようにも見える。今度は”太郎さん”とちょっと会話を交わし乍らレアものスコッチを、そしてきりっとしたショートカクテルなんかを、いただきたいな。

「TARO」 大阪市中央区道頓堀1-7-10 06-6213-7488

column/02233

口RESTAURANT 「IMPERIAL」

imperial.jpg打ち合わせを済ませて堂島まで移動。福島寄りに高速をくぐったところにある一軒の洋食屋さんで夕食をいただくことにしました。黒褐色の木や煉瓦と白壁がコントラストしていて、しっとりと落ち着いた空気に和んじゃう、そんな佇まいの店内です。海老フライにステーキを盛り合わせた「洋食定食」以下、魚介類のフライ、「ハンバーグステーキ」「ポークチャップ」「ビーフシチュー」にステーキ、玉子料理に「スパゲッティイタリア風」「焼きめし」「ビーフカレー」までと、気取らないニッポンの洋食が並ぶお品書き。「ビーフカツレツ」も食べたいけど「オムライス」もいただきたい。む~ん。おかあさんに、両方食べたりするお客さんなんています?と訊いてみたら、さも当然という表情で「いらっしゃいますよ~」。よっしゃ(膝打ち、笑)、両方いただいちゃいましょう。小さなおまけのついた「ビーフカツレツ」。サクサクっとして香ばしい衣と牛肉のジュンとした旨味、そしてあっさりしたデミソースとの合わせ技が佳い、美味い。そして、カタチ麗しい「オムライス」。薄い玉子ごとスッとスプーンを入れると、中身は希望通りのポークライス。はれ~?やっぱりうまいのはなぜ~?と考えると、「オムライス」にもかかっているデミソースがどうやら主犯らしい。しつこくなく、すーっと包むように旨味を伝えてくれるンだ。ふ~、なんだか満たされちゃったな~。老舗洋食「IMPERIAL」は、昭和39年開店、らしい。

「IMPERIAL」 大阪市北区堂島3-3-1 06-6458-1359

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口ITALIAN KITCHEN 「CHAYAⅡ」

chaya2.jpg何度かお邪魔したことのある八重洲地下街の路面スパの店「CHAYA」。改めて地下街の配置図を眺めると、向かい側のもう1本の通路「ローズロード」にも「CHAYAⅡ」なんてお店があるじゃぁないですか。早速探ってみることにしました。店前に空席待ち4名さま。店内に案内されて気づくのは、図らずも女性陣に囲まれる格好となった状況。こういうお店って圧倒的にレディースが多いのねん。「CHAYAⅡ」では、ペンネとサラダ、パンを組み合わせたセットものが前面でアピールしている。そんなオススメに従って、「アラビアータセット」を「生ウニのカルボナーラ」でいただくことにしました。まずはペンネから。あれれ、随分と柔らかーい仕上がり。肉厚の事情もあるのか、クタっとした食感になっちゃってるぞ~。カルボの方はどーかというと、ありゃりゃ、同じくフニ~ンとして生パスタっぽい仕立て。あ。生パスタなのかなぁ。う~ん。柔らかさにソースが良く馴染む感じもあり、何が何でもアルデンテ、とは思わないけど、そこそこしっかりした食感で啜り噛みたいなとも思う出張前のひと時でありました。

「CHAYAⅡ」 中央区八重洲2-1-1八重洲地下街ローズ・ロード 03-3271-5050

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