お食事処 「めし丸」本店

meshimaru.jpg炉端焼きの店頭は、帆立などを立ち喰いする人達で賑わいをみせている「めし丸」。その脇を抜けて、2F海宝館への階段へと至る通路の左手に雑然としたカウンターで待つ食事処があります。5種類の天ぷらが無造作に載った「特天丼」「八福天丼」や「魚河岸丼」「海宝丼」といったどんぶりモノがメインのようですが、どうも食指が動かず、定食モノの中から「きんめ煮なかおち定食」を選んでみました。改めて周囲を見てみると、カウンターの上には前の客が残したものか、ティッシュやら紙くずやらのゴミが散らばり、布巾は黒く染まり、とても気持ちよく食事してもらおうという心意気は窺えません。設えがただ古いのとは次元の違うところに問題がありそうだ。思い出したかのように出されたお茶は、目の前で沸騰していた鍋からオタマで注いだものだし、その脇の味噌汁もふつふつ沸き続けている。店全体から、どこか怠惰で澱んだ空気が強く出ているように感じてたじろいでしまう。お膳が渡されました。きんめ煮の身はぱさぱさと抜け殻のようで、煮汁は気のない味付け。温め直したにしても、もっと上手にできないものか。針生姜ちょんと載せてくれるだけでも違うのになぁ。中落ちでちょっと救われたものの、ご飯といい、お新香といい、なんだかエサ食べてるような寂しい気持ちになりました。どんぶりモノでも「箱うに定食」でも、きっと気分は一緒だったろうと思います。 「めし丸」 中央区築地4-13-7 03-5565-3900
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