蒲焼割烹「八沢川」

yazagawa.jpg買い物ついでに、緑道沿いの鰻料理屋さん「八沢川」に寄ってみました。割烹と名乗る、ちょっぴり敷居の高い風情のお店であります。案内された1階のフロアは、およそ半分のテーブルが埋まっていました。ちょっとツマンデ、麦酒をやってからお重をと、「小芋煮」なんかをお願いする。紋切り型のどこかしらっとした応接がちょっと気になる。しかも、中瓶の大半がなくなったというのにその「小芋煮」がまだ来ない。忘れているに違いないと催促をしたものの、届いた頃にはもう空瓶になっていました。うう。気を取り直して、改めてお品書きを捲る。「八沢川」さんでは、愛知の幡豆郡一色町の鰻を使っている、とある。豪勢に「うな重 特選」あたりでその魅力を探るのもいいけど、その実そんなノリで訪れてはいない。え~っと。お、廉価でちと不思議なごはん物を見つけました。その名を「うな玉重」。ま、蒲焼を玉子とじしたものでしょうね。お重の蓋をパカリと開けると、予想通りの玉子とじ。予想と反したのは、その色合いだ。なんか黒っぽく濁っていて美味しくなさそう。蒲焼のタレが玉子に滲めばそうなるかぁと思い直して、口へ運ぶ。むぅぅぅ。なにやらやたらと水っぽくって、素っ気ないつゆでご飯がだくだくになっちゃってる。玉子とじにも申し訳程度に仕込まれた蒲焼にも旨味は感じず、なんだか泣けてきた。鰻屋さんに来て、安く済まそうとしちゃいけないってことかと、反省頻り。新メニューとされていた、うなぎスープ(?)にうなぎの身と牛蒡、玉子を入れて炊いたという「う雑炊」もやっちゃってる気がします。鰻の蒸し汁が珠玉なスープになるとは想像がつかないもので。 「八沢川」 世田谷区奥沢5-25-12 03-3717-7950
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