お食事処「山とみ」

yamatomi.jpg途中下車して、何年振りかも分からない冬の京都に降り立ってみました。吐く息が白いのは、やはり京都は冷え込んでいるということだね。夜の帳が降りる頃、四条大橋を渡り先斗町の路地へ。店頭に三つ指ついて「おこしやす」スタイルのマスコット風人形が目に留まった「山とみ」さんに闖入してみました。カウンターの向こうに目をやると、どぅはは、人形そっくりな女将さんが「おこしやす~ぅ」とにこやかな笑顔を向けてくれました。まずは「おでん」でと、定番の大根、じゃがいもに変わりダネ「ぎょうざ天」でビールをぐびびとする。あはは、ホントに餃子が入っているぞぃ。「くみ上げゆば」と一緒にお銚子をお願いして、くぴとすればもう周囲のオッチャン達とたちどころに同化する(笑)。追加したおでん「鳥ねぎ」なんかをツマミにお猪口を干しながら、ふと見た正面の壁に「くも子」という品書きを見つけた。やっぱりにこやかな表情の女将さんに「なんでス?」と訊くと、タラの白子のことをそう呼ぶんだそう。調子にのって頼んだ「かきフライ」の、油の温度が高すぎたのか衣がカリカリでところどころ弾けてしまっていたのはご愛嬌か。お品書きの「オリジナルメニュー」と記された項には、「エレベーター」「ジェラシー」なんてメニューがある。え?そう、揚げおろしに焼餅のことだそう。なんかどっかのスナックみたいな洒脱かも~。そして、お品書きの裏にも女将さんがいる。大正4年のお茶屋を起源とする「山とみ」には、なにはなくとも女将さんの笑顔です。 「山とみ」 京都市中京区先斗町四条上ル 075-221-3268
column/02089

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