グリル「ばらの木」

baranoki.jpg周防町通りまでタクシーを走らせて、ラストオーダー間際の「ばらの木」へ。創業当時から約50年間同じ製法で仕上げているデミグラスソースを是非一度、と手書きされた黒板を横目にドアを押しました。奥へと伸びるカウンターに先客はないけれど、コックコートのふたりが朗らかな笑顔で迎えてくれます。「トルネードステーキ」「牛ヘレ肉ステーキ」以下のガッツリ系グリル料理以外にも、「和牛ほほ肉のビーフシチュー」「ビーフカツ」、お魚系グリルにコンソメと目移り必至のラインナップが大ぶりのメニューに書き込まれていました。目当ては、そのメニューの右隅にある「ハッシュドビーフライス」。小瓶のビールに添えてくれたコールスローが妙に美味い。レーズンを思わす風味があとをひくンだ。のんびり待ってやってきたソースパンには、たっぷりどこどこと肉や玉葱の具材が満載。その全部をどどっと一気にライスに載っけちゃいます。ははは。見るからに旨そ~だ。べたつきやしつこさがないのに豊饒な旨味と適度なコクを湛えたデミソースと歯応えを残した野菜、そして牛肉たち。ははは。見た目通りに旨いぞ~。一気に食べてしまいます。世のチープなハヤシライスが霞んでみえる、満足充分な1,000円ディナーでありました。カツやシチューやハンバーグ、そしてやっぱり各種ステーキにも興味津々でっす。 「ばらの木」 大阪市中央区東心斎橋1-16-14 06-6271-7417
column/02052

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください