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ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


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2006年10月アーカイブ

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口若鳥焼 「鳥樹」本店 でこれを食べれば鳥樹を全部  

toriki.jpg新鮮な若鶏をカウンター越しの眼の前でガシガシと捌いては、捌く端から供してくれるというので話題の「鳥樹」がずっと気になっていました。身近にありながらなんともモドカシくもあり。そんなモヤモヤが晴らせる日がやってきました。やっぱり本丸から攻めておこうと一応予約を入れておく。「カウンターの端っこでもいいっスから」。旗の台の火曜日だから心配いらんと思うけど、ま、念のため。時間より早く到着すると、既に手前のテーブルや奥の小上がりに先客があって、にこやかに呑んでいる。名前を告げるとトイレ前のテーブル席に案内されました。どうやらカウンター席は、対象の手元が垣間見れるカブリツキの特等席になっていて、予約をせずにやってくる常連系の根城になっている、らしい。初心者は隅っこで(笑)、素直におススメを訊いてみました。オカーサンの指が示すお品書きに、そんなヒトにはバッチリの項目がありました。「これを食べれば鳥樹」。迷うまでもなく、「これ全部ぅ」とオーダーしました。オカーサンの笑顔が我が意を得たりと語ってます。「鳥樹」の「煮込み」は、よくある味噌味どろどろの濃いぃタイプのものとは対極の見た目もさっぱりタイプ。でもね。器持ち上げて汁を飲んじゃうほど旨味しっかりの煮込みなんだ。「やきとり」は、塩梅バッチリ、脂絶妙の串たち。「とりわさ」はといえば、外周だけ白くした鮮度弾けるレアレアアイテム。タレとの相性もよろしく、唸ってしまう。で、もっと唸らせるのが「ももタタキ」。ぶりん!としたももの身をカリっとした外皮が包んでいて、にんにくと酸味がいい具合のタレと相俟って、堪りませんて~、もう。ぶっきら棒なステンレスのお皿にのってくる「レバー」やももの下側「フクラハギ」も旨い。気がつけば、念のために予約なんて考えていたのが杞憂でなかったことを強く思い知らされるほどの大盛況。もっと寒くなったら「鳥水炊き雑炊付」食べに来なきゃいかんし、手放しでカウンターに陣取れるような常連への道もまた憧れだ(なんちて)

「鳥樹」本店 品川区旗の台3-11-13 03-3785-8472 http://www.toriki.jpn.org/

column/02021

口欧風カレー「ボンディ」神保町店 で息苦しきビーフカレー

bondy.jpg前菜にジャガバタを出すスタイルをアイデアしたのがここらしい、という神保町「ボンディ」に行ってみました。
のんびり歩く神保町交差点近くは、古書フリークでなかなかの賑わいだ。
神田古書センターという建物の外階段を2階にあがる。
コミックが並ぶ古書店だけど、「ボンディ」はどこ?
迷路の辿るようにぐるぐるっとすると、あったありました。
通りからは奥まったところに位置にしています。
安くはないカレーだとも思うのですが、席の9割方が埋まっていて、人気のほどが窺えます。

「アサリカレー」なんてのにも惹かれましたが、とりあえずメニュー筆頭の「ビーフカレー」中辛を思いつきでチーズのっけにしてみる。
熱々のそれをえいっと一気にライスにかけて、いただきます。bondy01.jpgう~む。
チーズに緩和されているのか、ピリピリするような辛さは感じないのに、
なんだか妙に息苦しくなってくる。
スパイシーさというよりは辛味を伴った骨太のコクに圧倒される感じ。
考えなしにのっけたチーズがそれに拍車をかけてるのかもしれないな。ふ~。


ブラウンソースをベースにしてカレー素材を加えて出来上がった”インドの香り、ヨーロッパの味”と謳ってあるけど、所謂ドミグラスの片鱗はもはや思わせないほどに昇華している。乳製品をふんだんに使ってコクを醸しているという点が、しつこさにも転じてしまうのでしょう。なんとか食べきりました。
チーズは避けて(笑)、甘口のポークあたりにしとくとOKなのかもね。

「ボンディ」神保町店 千代田区神田神保町2-3神田古書センター2F 03-3234-2080 
http://www.bondy.co.jp/

column/02020

口純系名古屋コーチン 「東京 やきとり亭」 銀座店

yakitoritei_gi.jpg中央通り沿いのスタントサインに「コーチンたまごどんぶり」というメニューを認めて、「親子丼ね~」と階段を昇りました。夜には焼鳥屋然とした賑わいをみせるのであろう店内も、ランチタイムには妙に落ち着いた表情です。右奥のカウンターに廻り込んで、「たまごどんぶりを~」と告げると、「あ、それ、今日、ないんですぅ」。ぬわんだと~~。キ、キミは路上からそのどんぶりをイメージしてわざわざ階段を上がっていた客の想いを蔑ろにしようとするのか~、メニューの上に今日はないって貼っとけ!と叫びそうになるのをグッと堪えて(笑)思わず、「え、なんで?」と訊いてしまった。「今日、コーチンの挽肉が入荷してないんです、スイマセン」との応え。どうやら挽肉を使ったどんぶりだったらしい。ま、しゃーないか。仕方なく「やきとりどんぶり A」にしておきました。ちなみにBは、かしわが1本多いもの。「伊勢廣」あたりでイメージする焼鳥丼とは違った、少々気取った盛り付けのどんぶりがやってきました。バリっとした皮とジューシーな身のコントラストをみせるかしわやいいレア具合のささみは、悪くない。違和感を覚えるのは、どんぶり全体をカレー風味が被っていること。ご飯の上にカレーの粉末が散布されているんだ。濃い味のタレで折角の鶏肉の味わいを殺しちゃうのもなんだけど、う~ん、カレー風味かぁ。鶏肉にではなく、ご飯に調味したところが勘所なのかもしれないね。あ。六義園の系列店に行ったことがあったのを店を出てから思い出しました。

「東京 やきとり亭」銀座店 中央区銀座7-8-8銀座グランディアビル3F 03-3289-131

column/02019

口大衆魚料理 「つかさ」

tsukasa.jpg大岡山駅近くの気になるお魚の店「つかさ」でやっとお昼を摂ることができました。店頭にはお魚中心の定食ラインアップが並んでいます。魚屋さんによる経営らしいという話にも納得だ。店内には、東工大の学生らしきグループや近所のご隠居さん風爺さまが丼めしを手にしていました。目星をつけていた「鮭ハラス焼き定食」を。おおっ。届いた角皿にはなんと、大ぶりなハラスの身が3枚も 載ってきました。当然脂ののりもよく、ご飯が進みます。ちと残念なのは、焼き立ての醍醐味に欠けるところがあって、きっと下焼きしちゃってるんだなぁと思わすところ。時間かかってもいいから、焼き立て熱々を食べたいなぁというのが客側の希望。ま、お店の事情もあるのかもしれないけどね。ショップカードの裏面を見ると、「お客様と共に28年」とある。創業から30年近い、歴史あるお店なんだと知りました。夜にじっくり日本酒で、って感じが「つかさ」を堪能する方策なのでしょうね。

「つかさ」 大田区北千束1-49-3 03-3724-5945

column/02018

口蒲焼と御料理 「竹葉亭」 銀座店

chikuyotei_ginza.jpg四丁目交差点近くにありながら、微妙に敷居が高いのか行ったことのなかった「竹葉店」銀座に初見参してみました。2階の案内されて座敷を見渡せば、既に箸を手にしている人たちのほとんどが蒲焼なご様子。ううむ。お品書きを開いて「白焼き」の件を見ると、「池波正太郎先生おすすめ」と添えてある。白焼きでまず一杯、てなことなのでしょうね。当然鰻も気になりますが、ここは初志貫徹、「鯛茶漬け」をお願いしました。こちらは、「ご存知 竹葉亭名物」だ。まずは小さ目のお茶碗にご飯をよそり、刻み海苔と一緒に漬け状態の鯛をそこへのっけていただいてみます。鯛の身云々より、胡麻と醤油とその他諸々が合わさったようなタレがご飯を進ませる感じ。一膳なんかあっという間だ。二膳目も同じようにしてあっという間。最後の三膳目になって初めて、擂った胡麻を振り、山葵をのせ、ほうじ茶を回しかけてみました。う~ん。やっぱりお茶漬けにしない方がおいしくいただけるのねん。そこそこ脂ののった鯛だけれど、タレの強い味の前では実にあっさりした具材で、食感を楽しむ感じにもなる。もしかすると、鯛よりも「鮪茶漬け」の方がイケテたりするのかも~。

「竹葉亭」 銀座店 中央区銀座5-8-3 03-3571-0677

column/02017

口唐みそラーメン 「凡凡ハウス」

bonbon.jpgどうゆうワケか急に味噌ラーメンが食べたくなって出掛けた8月の炎天下。店の硝子には長期に亘る「夏休み」の貼紙。がっくり来た記憶をリベンジせねばと、再び稲荷町へ足を運びました。あは、やっててよかった。潜る赤い暖簾には「赤湯」の白抜き文字。山形の赤湯温泉のラーメン店がこちらの店主の修行先だったそうです。券売機で「みそ 唐みそチャーシュー」そして「のり」のチケットをゲット。朱色の化粧合板で築いたカウンターの、ここに座れと店主から指示が下りてきます。はいはい。「こちら、唐みそチェーシューにのりね~」。届いたどんぶりにはそのどんぶりをすっかり覆う海苔が一枚。大崎広小路「あってり麺」の海苔もデカかったけど一応後ろ側に挿し込んであったものな。無造作に上に載せられてくるとは思わなんだ。しかも韓国海苔風に塩が利いてるのも面白い。その海苔をぺろりと捲ってやっとみそラーメンとご対面です 。丁度いい具合のコク味の味噌の風味の後から、すっきりとしたスープの旨味が立ってくる。くちゅっとして滑らかな太目の麺。ふと右ッ側を振り向くと硝子越しに製麺機が見つかります。中盤に差し掛かったところで、真ん中にあった赤い「唐みそ」の球を崩し溶く。するとスープの深みがさらに深まって際立って、いい。辛味に隠れてその実ニンニクもふんだんに含まれているかも。記憶に残る味噌ラーメンのひとつになりそうです。

「凡凡ハウス」 台東区元浅草2-7-14 03-3833-2050 

column/02016

口ごっつおや 「五島伊勢丸」

isemaru.jpg長崎・五島列島産直の魚介が堪能できるという茅場町「五島伊勢丸」にしけこんでみました。以前飛び込みで行ったら満席札止めだったお店です。カウンター席の頭上には、「ごんさば」「ごんあじ」「五島牛」「黒あわび」「きびなごの一夜干し」などなどの如何にもな酒肴が並び記されていました。胡坐をかいて座るや否や、「ごんあじ!」と云うと、「すいません、ごんあじもごんさばも、今日はないんです…」とのお応え。あらら。「五島牛」は、10,000円だし、「五島黒あわび」も5,000円だしな~。ひとまず「ひらまさ」「たい」「くろだい」「あおりいか」「きびなご」の刺し盛り をいただいて、ジョッキに挑みます。一匹づつ腸を処理した「きびなご」。日本酒にも合いそうだ。「あら大根」に「長崎角煮」。「メニューにないけど、食べてみて~」とやってきた薩摩揚げが旨い。厚揚げ風の厚みのある立方体の形状で、熱々を頬張れば、お魚エッセンスがぐにゅんと弾けます。熱々のうちに早く早くとみんなに促してっと。長崎の米焼酎「壱岐・謹醸」で酔っ払い(笑)。〆に入って、「長崎皿うどん」そして「幻の五島うどん」。口当たりも妖艶な細めの麺にアゴだしと思われる旨味をぎゅぎゅっと煮出したつけ汁が絡まって、うん、いい。今度は、「ごんあじ」があるときに来たいけど、いつならあるんだろうね。

「五島伊勢丸」 中央区日本橋茅場町2-3-9 ハヤオビル2F 03-5652-1775

column/02015

口CHAMPAGNE BAR 「MAISON de SAWA」

sawa.jpg木挽町仲通りにこの7月オープンしたという「メゾン・ド・サワ」がランチを始めていました。右手のカウンター、奥にソファー席らしきエリアがあり、入って左手には立ち呑み対応もできそうなちょいカウンターがあります。女性的センスを随所に思わせるインテリアです。「オードブル7種類の盛り合わせとグラスシャンパン」というシャンパン・バーらしい、昼からいい感じで呑んじゃえメニューもありますが、他にも「スープカレーランチ」、「週替りスープランチ」のスープものメニューでお昼展開しているのです(こちらにも500円プラスでグラスシャンパンがつけられる)。今週の週替りはポトフ。そのポトフのランチをパン添えでいただくことにしました。楕円のプレートの上に楕円のボウルがのってやってきました。玉葱の甘さ、人参特有の風味、ソーセージを挟んでキャベツの甘さに、薩摩芋のほっこり。野菜たちのそのままを優しく包んでいるスープ。塩胡椒を使わず、美味しくいただけました 。如何にもオンナノコウケしそうだなぁと宙を見詰めていたら、ミントのハーブティの香りがやってきた。へへ。優しい味わいのあとは、コーヒーって感じじゃないもんな。3種のハーブティが選べて、都合800円はお安い印象です。夕暮れにふらりと立ち寄って、数品のアペリティフと一緒にグラスのシャンパンを傾けてから2軒目へ。そんなイメージが浮びます。長居しちゃうかもしれないけどね。

「MAISON de SAWA」 中央区銀座1-21-12山田ビル1F 03-3567-4511

column/02014

口うどんと海鮮 「築地虎杖 裏店」

itadoriura.jpg場外で増殖を続ける「虎杖」グループ店のひとつ“裏”へ行ってみました。魚屋さんの間をすすっと入ったところにあって、6人掛けのテーブル2卓と奥に壁に向うカウンターのある、こじんまりとそしてすっきりとしたお店です。うどんメニューは表店と同じようですが、並んで「鉄火丼」から「大トロ炙り丼」までのどんぶりメニューも充実しています。「ウニ丼」や「イクラ丼」も勿論気になるし、10種以上の新鮮魚介を山芋と一緒に盛り込んだという「山かけ海鮮丼」も、ある。久々に「カレーうどん」も食べたいし…。迷うぞぉ。うん(脈絡ないけど)!「まぐろの漬け丼自家製」にしてみよう。真っ赤でちょっと透き通った下手な食品サンプルみたいな赤身にゲンナリすることもあるけれど、届いたどんぶりで揺蕩い誘うのは細かく細かくサシの入ったイカス鮪でありました。どこの産かは分からないけれど、その鮪の旨味を引き立てるタレもまたいい按配だ。これで900円はお得だよね。帰り際、“1800円の「ウニ丼」を50食限定で1200円に”という行をメニューの裏にみつけた。あぁ、それも良かったなぁ(笑)。
「虎杖」では、「海鮮ひつまぶし」が話題の「魚河岸千両」に引き続き、「南店」も近日オープン予定のようです。

「築地虎杖 裏店」 中央区築地4-9-6 03-5565-4001 http://www.itadori.co.jp/

column/02012

口本格カレー 「カリカル」 ウイング新橋店

curicuru.jpg1958年に新橋に生まれたという手造りカレーの老舗「カリカル」に寄ってみました。「直久」に並んでウイング新橋の一角を占めているファサードの様子は、そんな老舗の風合いよりも気取らないカレースタンド然とした表情をみせています。「インドカレー」のお隣には「欧風チーズカレー」が記されている。「ハンバーグのハヤシライス」に「アボガド&エビのクリームカレー」なんてのもある。期間限定で括ったメニューから、「特製カキフライカレー」を選んでみました。連夜のカキフライだ。とりあえず、折角の衣をカレーに浸さないようにフライの廻りを巡らすようにソースパンからかけてみる。スプーンでカキフライを半切しつつ、カレー&ライスを織り交ぜて口へ。一見さらさらとしたカレーは意外なザラつきを内包していて、「カリカル」が標榜している“薬膳食”チックなスパイシーさです。おー、結構ホットだぞ。あ~でも、あれだね。カキフライとカレーってあんまりマッチしないね、やっぱり。カキフライの魅力をおっ被せるように殺しちゃってる気がするものな。フォークをだされているに気づかず、スープンで食べちゃってるのも失敗でありました(笑)。次回は組み合わせの妙「カツカレー」をチーズトッピングで、いっときたいと思います。

「カリカル」 ウイング新橋店 港区新橋2東口地下街1ウイング新橋 03-3574-7283

column/02013

口食事の店 「スワチカ」

suwachika.jpgお店の前を何度も何度も通っていながら、一度もお邪魔したことのなかった揚げ物系洋食店「スワチカ」で夕食を摂りました。入口上のベルト状のサインには、蝶ネクタイのキャラクターがモノクロで表現されています。「かきフライはじめました」。僅か10席に満たないカウンターのド真中に腰掛けながら早速、「かきフライ」の注文です。応じたにこやかな笑顔にちょっと気持ちが和らぐ。正面には浅めの寸胴に並々とふつふつとカレーが煮えている。あ~、なんだかカレーも旨そうだな~。その脇の引出しを開いて、そこでパン粉つけ、さらにその脇の油に投入されたかきフライ。カウンター内でおふたりの守備範囲が決まっていて、暗黙のうちに仕立てが済むようになっているんだね。かきフライ、揚がってきました。印象的なのは、中の牡蠣がふっくらとしていたこと。特段ジューシーというわけでもなく、衣も特筆するところはないものの、そのふっくら具合は「へ~」って感じ 。これに特製なタルタルが添えてあったらもっと嬉しかったんだけれど、残念ながら練りカラシのみ。是非検討してみてほしいところです。そこへ、ぷち常連風の兄ちゃんがやってきて、こんなことを云う。「ご飯にカレーかけて~、50円分だけ!」。ははは、いいな~、それ。

「スワチカ」 品川区西五反田1-27-6 03-3490-2914

column/02011

口麺や 「庄の」

shono.jpg靖国通りから大日本印刷へと至る道沿いにある「庄の」まで足を運んでみました。新しい味の創出にも意欲的のようで、「今月の創作らーめん」として「トムヤム式らーめん秋味」「トムヤム式つけ麺」が掲げられていました。でもまぁ、この店のスタンダードらしきものでと「特製らーめん こってり」を白髪ねぎプラスでいただくことに。ふむふむ、「斑鳩」や「俺の空」を想起させる典型的豚骨魚介だ。ベタつくことなくこってりとして、これはこれで好きなタイプのスープだゾ。鹿児島産黒豚のげんこつを二日かけて煮込んだスープにづっしりと動かした本鰹節や煮干しなどを合わせている、とある。麺はスープによく馴染む細めのストレート。肉厚大判なチャーシューは、炙った香ばしさがしっかりとでていて悪くない。そうすっと、「特製つけめん」や貝だしを加えたトリプルスープだという「あっさり」も気になってきちゃうね。「トムヤム式」は微妙かもしれないけど(笑)。

「庄の」 新宿区市谷左内町1 03-3267-2955   

columu/02010

口肴と酒の和味処「築地 奈可嶋」で のどぐろ一汐干しきんきの煮付

nakashima.jpgこの夜は、大学時代のサークル仲間が店長を務める「築地 奈可嶋」に遅ればせ乍らお邪魔しました。
築地仲卸のカネカ商店などを傘下に擁して、全国の主要百貨店に店舗を持つ中島水産グループの直営店だ。
いくつかの個室も設えてあり、社用に利用するにも十二分なゆったりと落ち着いた雰囲気。所謂町家造りのエッセンスが和ませるね。

宴は既に後半戦。
それに追いつくべくグイとビールを干し、早速黒麹の「吉兆宝山」へ。


テーブルにあった、刺し盛りや「かきの味噌焼き」「えび芋の揚げ出し」なんかのお皿を次々と空にして一息つく。
「あじのなめろう」に続いては、「のどぐろの一汐干し」を焼いてくれた。nakashima01.jpgあはは、美味い旨い。
箸を入れればじゅんとする脂を纏った赤むつの身に旨味がぎゅぎゅっと凝縮している。
贅沢だな~。


そう思っているところへそれを上回る逸品がやってきた。
それが、「きんきの煮付け」。nakashima02.jpgとろとろとした脂を含んだ清澄な白身がなんとも堪らん感じ。次から次へと箸が伸びて、ひとりでほとんど一匹食べてしまった。
甘過ぎず風味豊かな煮汁も、いい。
三陸方面では「吉次」と呼ばれる云わずと知れた高級魚、きんき。
これまた贅沢なひと品だ。


「築地 奈可嶋」では、さすが中島水産と膝を打つ瞬間に何度も出会えることになるのですね。


「築地 奈可嶋」赤坂店 港区赤坂6-2-14 レオ赤坂2F [Map] 03-3589-3108 http://nakajimasuisan.co.jp/

column/02009

口オムライス&ハンバーグ&カレー 「SPICE POINT」

spicespot.jpgモーニングに朝粥があったりして、以前は利用することもあった喫茶店「ウッドペッカー」がなくなってしまったのがこの夏のことでした。その場所が白を基調とした微妙にメルヘンなファサードのお店へと変貌を遂げたのが10月の初旬。サインが掲げられるまでは、ケーキ屋かはたまたパン屋かとそんな推測もなされたものの、黄色い下地にSPICEの文字には唐辛子のアクセントとくればどう見たってカレーショップだね。開業準備中の店を覗き込んで訊けば、16日のOPENとのこと。で、開店4日目のこの日、昼のピークをすっかり過ぎた13時半近くに行ってみました。自販機を前にして、カレーだけでなく、オムライスとハンバーグとの3本立てメニュー構成になっていることにやっと気がついて思わず「な、なにがおススメ?」と訊いてしまう。特にどれという戦略ではないようなので、すでに出来上がっているカレー口を満たすべく「特製ポークカレー」のボタンをポチっとする。自販機が故障してるんじゃないかと一瞬疑うほど釣銭が戻るのが遅いのに苦笑しつつ、コの字カウンターへ。届いた大き目平皿の、手前半分に豚肉を含んだカレーソース、奥にライス。そのライスの上には南瓜やパプリカなどの素揚げがトッピングされています。肝心なる欧風系のカレーは、ベースのだし味によるときめきもスパイスの煌きもない切ないほど凡庸なモノでした。期待が過ぎたのかなぁ。こうなるとオムライスやハンバーグにも期待できなくなっちゃうね。


「SPICE POINT」 中央区八丁堀2-21-5 西勘ビル 03-5541-7301 [閉店]

column/02008

口天ぷら 「魚新」  

uoshin.jpg久々にコレド日本橋に。4Fの「日本橋皆美」で「鯛めし」でもと覗いてみると、先客と予約で既に満席だという。安定した人気を得ているようです。然らばと同じ階にある天ぷらの店「魚新」へ。赤坂で創業した鮮魚店が六本木で開いた天ぷら店が日本橋へと移転したものだという。がっちりとした白木のカウンターが清々しい。お昼のお品書きから丼ものの「天ばら」をお願いしました。色白に綺麗に揚がったかき揚げの脇に青唐が色を注している。お作法によると、そのかき揚げをご飯の上で解してから福建省の海塩だという卓上の塩をふたつまみほど振ってから召し上がれ、という。かき揚げには、芝海老、小柱、烏賊げそ、三つ葉が入っている。あはぁ。海老と衣の甘さが振った塩によって引き立って、美味い。塩そのものの風味も利いているのかもしれないな。タレになんかに漬けちゃっちゃー到底この感じは現せないよね。折角衣がぱりっとしている天ぷらをわざわざタレにずぼっと突っ込んでふにゃふにゃにさせて、さらにご飯の蒸気が籠もるように上蓋をするような天丼に複雑な想いを抱いていたけれど、それに答えを貰ったような気分だ。天丼だって塩でいいんだね。

「魚新」 中央区日本橋1-2-1コレド日本橋4F 03-5205-7661  

column/02007


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