手打蕎麦「深川日吉屋」総本店

hiyoshiya.jpg今日のお昼は、清澄庭園から現代美術館方面へと抜ける深川江戸資料館通りにしっかと下町の風情を与えている「日吉屋」さんで。たたきに並べられたテーブル席に空きはなく、ずんと高みに上がってしまう奥の座敷へと案内されました。多少の歪みはなんのその。旧来のままの設えが明るい初秋の陽射しにほのぼのと映えています。「元祖江戸時代の深川丼(小そば付き)」という献立がある。気になるよね~。醤油かはたまた味噌仕立てか。ちっちゃいそばがついてるのもニクイ。ううう、迷うぞ。ふと、蕎麦屋では蕎麦を喰え、って当たり前っちゃ当たり前の科白が脳裏を過ぎった。うん、そやね、とひとりごちして、二八の「おろしそば」をいただくことにしました。清々しくも嬉しいのは、そのたっぷりした盛り。隣の兄ちゃんが頼んだ「おおもり」なんて、大きなひら皿に笑っちゃうくらいこんもり大盛りだ。そして、「おろしそば」には、1本の辛味大根が添えられてきます。20cm以上はある大根、1本まるまる。それをしゃかしゃかと手元のおろし金でおろして、辛汁に投入したり、そばそのものにのっけたりしていただくわけです。辛汁は、すっきりとして鰹がふんと香る小粋なやつ。二八ながらも一抹の野趣を思わせるそばもなかなかどうして悪くない。冷や酒きゅきゅっといっちゃいたい風情ですが、酒肴の類はそんなに多くないんだね。商売繁盛の「恵比寿そば」がどんなそばなのかも気がかりだけど、今度こそは「深川丼」と相見えたいと思います。 「日吉屋」 江東区白河2-3-14 03-3642-0085   
column/01976

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