BAR「Thirty Three」で 場末感を裏切るバーここにあり

thirtythree.jpg妖しさが魅力の「盃横丁」を奥まで進み、そのまま道なりに右折したところに一軒のバーがある。 煤けた赤いテント地の小さなドームをくすんだ木製のドアの庇にしてい る。 まだ営業を続けているのか少々心配だったけれど、以前はなかったスタンドサイ ンがあたりをぼんやりと照らしているのを見つけることができました。 最初に訪れた 際に必要だった挑むような勇気はもういりません。
グイとその扉を押すと、先客はない。 やっぱり、こんな奥底のようなところに位置しているバーが混み合うことはないか~と思いながら、 L字になったカウンターの奥から並んでみる。角のところにある柱が邪魔だね(笑)。 場所をずらしたりなんかし乍ら、まずは「THE GLENLIVET」の12agedを舐める。thirtythree03.jpgそして、バックバーで目に留まった「MORTLACK 16年」を。スペイサイドのシングルモルトだ。 そうこうしているうちに、ひとりふたりと客が訪れて、カウンターが埋まっているのに気がついた。 そして、左手のカウンター前を改めてみると、立派なハモンセラーノが鎮座している。 お茶ひくようなバーには不似合いで、どうせ客足疎らであろうという推測はただの邪推でしかなかったと知る。 失礼しやした。 バー「Thirty Three」は、オープンから14年になるのだという。 2代目の今の店主は、銀座にあったスコッチパブ「オールドムービー」を経ているのだそう。 それが、矜持を思わせる落ち着いた接客の裏づけになっているのかもしれないね。 周囲の場末感を見事に裏切ってくれるバーが、ここにあります。
「Thirty Three」 所沢市御幸町2-9 04-2922-6332
column/01964

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*