鍋貼・北京菜「天龍」

tenryu.jpg炎天下歩いているというのに、「鍋貼」のネオン文字を見かけたら頭の中がぎょうざになってしまいました。銀座「天龍」は、永きに亘りでっかい餃子で話題を振り撒いてきたという老舗な中華料理店です。食券を買う列の、前のヒトもその前のヒトも、「餃子ライス」。おねーさんが、「餃子ライス」の半券を千切っていきました。この、厚手の紙の半券を使っている食堂って最近あんまり見かけなくなった気がするね。どどーん。餃子がやってきました。完全10cmオーバーの餃子が8コ。太さもしっかりの餃子がダイナミックに並んでいます。やっぱでっけーや。餃子の大きさに対応するように小皿も大きめなのが、ちょと可笑しい。今更気取っても仕方ないので、ラー油多目の醤油にどっぷりと餃子を浸して齧り付く。少々焦げ臭いところもありますが、ぱりっとした焼き目の皮とジュワンと脂の滴るあんがボリューム満点に頬張れてしまいます。はぐはぐ。こいつぁ気を引き締めていかないとヤラレルぞと座り直してさらに挑みます。一種の独特の陶酔感に襲われる瞬間もあって、一気呵成に貪る貪る。……。でもね。結局不覚にも最後の一個をヤッツケられず。うう、満腹だ。餃子6コに小ライス小スープつき、って感じの組み合わせが望まれます。 「天龍」 中央区銀座2-6-1 中央銀座ビル 03-5956-3077
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