魚系そば「洛二神」

rakunijin.jpgホテルへと向かう途中、Wスープの関西での先駆者的な存在だという「洛二神」に寄ってみました。天神橋筋、天神橋5丁目を折れる中崎町商店街というアーケードを入ってすぐのところにあります。店頭には、”魚系そば”と記された提灯や、”魚系和風スープ中華そば”と手書きされた札が掛けられています。カウンター10席ほどのこじんまりしたお店。「味付玉子入りチャーシューそば」をお願いすると、正円を少し歪ませた、肉厚のどんぶりがやってきました。意外に白濁の少ないスープの上に魚粉らしきものが浮いています。スープをひと口。ほっほ~(笑)。魚系が突出するでもなく、ベースの動物系スープが強いでもない、なかなかのバランスだ。厚みのある、旨味が重層的に広がるスープがいい。ただ、ふた口み口するうちに塩味が強く思えてくる。白醤油を使っているらしいけど、ギリギリのところでちょい塩辛い方へ傾いてしまっている感じだ。オシイなぁ。スープにはまた、東京のWスープではあまり見当たらない味わいが含まれている。んん?。どうやら椎茸もフューチャーしているらしい。このあたりが「洛二神」のスープを複雑なものしているのかもしれないね。麺は、加水率の低いやや縮れ細めん。好きなタイプだ。疑問だったのは、トッピングされていた干し海老。パサパサとして味がなく、ただの出汁殻のよう。これはないほうがいいね。 「洛二神」 大阪市北区浪花町4-22 06-6371-1088
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