和食「京橋 柿の木」

kakinoki.jpg鍛冶橋通り沿いに”きどらずに会席料理から一品料理まで楽しめる店”とのスタンドサインを出している、「柿の木」さんでお昼です。山形そばきり「山形田」の入ったビルの地階。打ち水のされた狭い階段を降りると、ほんのちょっとだけ襟を正してみたくなるような格子の硝子戸が迎えてくれます。奥へと進んで、カウンターの左隅に。お昼は日替わりとなる定食のみなので、お茶を啜りつつ待っていると、「豚シャブサラダ」の皿、「切り干大根の煮物」の小鉢が届きます。女将さんの丁寧な応対に好感だ。香の物とご飯、味噌汁椀がお盆の上に揃えられ、この日の焼魚、「鯖の開き干し」も届きました。もう二廻りくらい大きいのがほしいなぁ(笑)なんて思わせる上品サイズの鯖ですが、塩の塩梅も干し加減も脂ののりもほどよく上品だ。旨い!っと膝を打つような料理をぐいぐい供出するようなお店ではなくて、どちらかというと、ほんわりと気持ちが温かくなるような家庭的な味が楽しめるお店のようですね。 「京橋 柿の木」 中央区京橋2-5-15 両銀東京ビルB1 03-3535-5585
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