カリー専門店「トプカ」

topuka.jpg「まつや」「いせ源」「ぼたん」「かんだやぶ」などの老舗が集積した須田町の一辺にあるカリー専門店「トプカ」。著名なる老舗には至らずとも、年季を感じさせる佇まいをみせていました。「ムルギ」「ポーク」「キマ」「マトン」などとある中からおススメに従って「ムルギダルカリー」にしてみます。煮込んだチキンにひき肉のドライなカリーののった「ムルギ」と、ジャガイモ、人参、ピーマンなんかが浮かんだ黄色いサラサラスープの合わせ技になっている。骨からその身を剥ぎ取るようにしながらひき肉カリーとともにいただく。一方手前側は、ご飯を解しつつスプーンですっと掬ってから半ば啜るような様子で食べ進みます。どちらも、うへぇ~辛いぃ、ということはないけど、真綿で絞める様な辛さがひたひたと襲ってきて、気がつけば汗が随分と滲んでくるんだ。カレーをいただく時には、辛さが心地いい場合と若干のストレスを伴うかのように感じる場合とがあって、それってただ辛さの度合いだけに左右されるものでもないような気がしている。下地の旨味と辛さとのバランスがとれていないと、ひーひー汗かいて必至に食べてる割には旨いと思ってなかったりしてね。まだまだスパイスの妙味が分かるには道程が長そうだなぁ。「トプカ」には、「欧風牛すじカリー」「欧風ポークカリー」なんかの欧風仕様のカリーもある。そっちはどうかな。ちなみに店名の「トプカ」は、「トップ・クオリティ・オブ・カリー」を略したものだそうです。 「トプカ」 千代田区神田須田町1-11 03-3255-0707 http://www.topca.co.jp/
column/01825

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください