2010年1月[17]
2009年12月[12]
2009年11月[16]
2009年10月[21]
2009年9月[14]
2009年8月[16]
2009年7月[22]
2009年6月[16]
2009年5月[21]
2009年4月[19]
2009年3月[17]
2009年2月[21]
2009年1月[23]
2008年12月[17]
2008年11月[15]
2008年10月[26]
2008年9月[29]
2008年8月[31]
2008年7月[22]
2008年6月[21]
2008年5月[31]
2008年4月[29]
2008年3月[42]
2008年2月[38]
2008年1月[28]
2007年12月[29]
2007年11月[42]
2007年10月[34]
2007年9月[37]
2007年8月[40]
2007年7月[27]
2007年6月[44]
2007年5月[45]
2007年4月[34]
2007年3月[37]
2007年2月[28]
2007年1月[33]
2006年12月[31]
2006年11月[36]
2006年10月[34]
2006年9月[37]
2006年8月[34]
2006年7月[25]
2006年6月[34]
2006年5月[40]
2006年4月[31]
2006年3月[27]
2006年2月[32]
2006年1月[39]
2005年12月[19]
2005年11月[39]
2005年10月[33]
2005年9月[24]
2005年8月[27]
2005年7月[21]
2005年6月[28]
2005年5月[35]
2005年4月[37]
2005年3月[44]
2005年2月[1]
2005年1月[3]
2004年12月[2]
2004年11月[4]
2004年10月[1]
2004年9月[4]
2004年7月[8]
2004年6月[3]
2004年4月[6]
2004年3月[6]
2004年2月[2]
2004年1月[3]
2003年12月[4]
2003年11月[2]
2003年10月[5]
2003年9月[1]
2003年8月[1]
2003年7月[8]
2003年6月[1]
2003年5月[7]
2003年4月[2]
2003年3月[5]
2003年2月[6]
2003年1月[1]
2002年12月[4]
2002年11月[6]
2002年10月[6]
2002年9月[6]
2002年8月[16]
2002年7月[3]
2002年5月[5]
2002年4月[2]
2002年3月[1]
2001年11月[1]
2001年10月[1]
2001年8月[3]
2001年7月[2]
2001年6月[2]
2001年5月[2]
2001年3月[1]
2001年2月[2]
2000年12月[1]
2000年11月[1]
2000年10月[2]
2000年9月[1]
2000年8月[2]

ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


まさぴ。へのご連絡は、
以下からお願いします。
@

メインページ

2006年4月アーカイブ

次のページへ
 1  |  2  |  3  | 一覧へ

口きそば 「富士見屋」

fujimiya.jpg10号館の一角にあるそば店の「富士見屋」に寄ってみる。お隣の「ざる」を一瞥してだけで止めておこうなんてちょっと失礼かもしれないけれど、ツヤのないおそばに食指が動かなくなってしまった。そこで少しでも魚市場らしいメニューをと、「ホタテ丼」をお願いすることにしました。勝手に、ちょい醤油で周囲をソテーしたホタテがゴロゴロっとのっていて、それをおろし生姜をちょんのせでいただく、な~んていうどんぶりを想像していたら、全く違うものが届いてしまいました。つまりはホタテの玉子とじ丼です。あのホタテの刺身のとろんとした独特の味わいはもちろんここにはなく、かといって別の魅力を引き出せているかと云うと、そうではない。じゃあ不味いのかというとそんなこともない。まぁそんな感じ。冬場の「かき南蛮そば」は試してみたかったな。

「富士見屋」 中央区築地5-2-1 築地卸売市場10号館 03-3547-6761

column/01835

口洋食・カフェ「ルー・ド・メール」で ハンバーグカレー記憶に残る皿

loupdemer.jpg「ルー・ド・メール」は、神田外語学院の建物がそこここに建ち並ぶ内神田エリアにあります。
以前足を運んだ時は、
店を挙げてのイベント出張のための臨時休業で、その貼り紙を見て脱力した覚えがありました。今日は無事、通常営業のようです。
お昼メニュー筆頭の「北海道産黒毛和牛カレー」「ドライカレー オムレツのせ」、そして「甘口鴨カレー」「味噌ポークハヤシ」なんかも気にかかる。
さてなにをお願いしようかな。

あれこれ悩んで結局、やはり当初からお目当ての「ハンバーグ・カレー」をお願いすることとしました。loupdemer01.jpg
白いプレートにまず麗しい赤褐色のカレールーが敷かれ、左手に蕩けたチーズののったハンバーグ、その右手にフライドエッグ、奥にライスの小山が控えるというレイアウトになっています。

辛さはひとつのエッセンスにとどめ、下地の旨味に甘さや酸味が層を重ねてくるような欧風カレーで、コクがありつつベトつかない。ハンバーグは、ぎっしりと挽肉が詰まっていながらほどよくジューシーで、香り高い。
いいね、こういうのも。


「ルー・ド・メール」は、京橋「ドンピエール」の鈴木シェフがMyキッチンを兼ねた洋食カフェとして開いた店だということで、店全体によりカジュアルな志向が窺えます。
メニューには、焼酎・日本酒のラインナップもあり。


店名の「Loup de-mer」はフランス語で、海のオオカミ=スズキという意味らしい。
駅のホームでふと今しがた食べたカレーの皿を反芻するように思い出したら、すぐさま涎が出てきてしまった。
記憶に残るひと皿なのかもしれないな。


「ルー・ド・メール」 千代田区内神田2-14-3 03-5298-4390 http://www.perignon.co.jp/  

column/01834

口うなぎ 「ひょうたん屋」 6丁目店

hyotanya6.jpg鰻が食べたいと思って閃いたのが、「ひょうたん屋」の6丁目の方のお店。”蒸さない鰻”に開眼させてくれた1丁目の兄弟店だ。佇まいそのものは本丸の風情には敵いませんが、おのずから期待してしまいます。L字のカウンターの右隅へ。焼き台が真っ直ぐ覗ける好位置なんだ。「うな丼」を。足元から串に刺されたうなぎを炭の熾きている焼き台の上にすっと載せて、大ぶりの団扇でハタハタと扇ぎます。ハタハタ、であって、バタバタでもソヨソヨでもない。ちょっと遠くの方からハタハタと空気を送っている。そんなちょっとした所作がなかなかオイシイ。下焼きなんかしていない鰻が次第に白みを増してきて、所々に薄っすら焦げめをつけ始めると、2度3度とタレに潜らせ、そして置き位置を右左に入れ替えたりしながらさらに裏表が焼き上げられていきます。そして、串を抜き、一旦フタで閉じられたどんぶりがカウンターに面した小窓から届けられます。どんぶりのフタって、この儀式のためにあるような気がしてくる。パカっとして、表情を窺う。ああ、うまそうだ。すぐさま焼き立て熱々のところをハフハフといただくと、じわんと旨味が広がるんだ。身が柔らか過ぎず、かといって萎んでもいず、しっかり張りがありながらふんわりとしているのがいい。タレはベタつかず甘過ぎず、ご飯は粒が立っている。うん、やっぱり「ひょうたん屋」の鰻は、旨いや。

「ひょうたん屋」 中央区銀座6-12-15 03-3572-2511

column/01833

口CHICKEN 「とりかつ」

torikatsu.jpgこんなところにこんな路地があったんだね。百軒店の道頓堀劇場(閉場した?)の向かいのアダルトショップの脇道。その脇道を入ったところに「とりかつ」はあるのです。古びたマンションの1階奥。明かりを灯す看板がいくつもあるからよいものの、これが控えめだったら初めて来るヒトはちょっと身じろぐかもしれないな。ぐるりとカウンターが巡る店内中央に。あれこれ迷って、「とりかつ」「メンチかつ」「オニオンフライ」の3品盛り合わせをいただきました。まず「とりかつ」。ジューシーな鶏の身に香ばしい衣がきちんと一体となっていて、なかなかよろしい。味がついているのか、なんにもつけなくてもOKって感じ。「メンチかつ」は、玉葱のみじん切りが沢山入ったツクリ。お肉がっちりでは、ない。「オニオンフライ」はお約束の玉葱の甘味がほどよく引き出されていて、悪くない。「はんぺん肉入りフライ」とか「厚揚げ肉入りフライ」なんてのも気になるゾ。それにしても、たまたまなのかなんなのか、やってくる客は若年性カップルばかり。ま、少なくとも「とりかつ」店内には色っぽい雰囲気はぜんぜんないけどね。

「とりかつ」 渋谷区道玄坂2-16-19都路ビル2F 03-3461-0298

column/01832

口ミルクワンタン 「鳥藤」 torifuji

torifuji.jpg新橋から東京駅方面へと連なるガード下店舗群の中で、この有楽町北側あたりもなかなか怪しくて面白い。京橋口からガード下の暗がりを真っ直ぐ進んだ、そのずっと奥に「鳥藤」はあります。草臥れた具合がいい味だしてる。昭和、だね。ズリズリっと引き戸を開けて、カウンターの中央に陣取りました。「ミルクワンタン!」と告げると、「ミニチャーハン、つけますか」「はい」となる。すぐに出されるスープは極々薄味。横目にすると、肉じゃが風のおかずでチャーハン食べている客がいる。ん~、「鳥藤」さんてそもそもナニ屋なんだろね。と、そこへ「ミルクワンタン」が届けられました。湯掻いた肉入りワンタンをスープで割って温めた牛乳に投入し、そこへ肉じゃがをトッピングしてしまうというどんぶりだ。クリームシチューよろしく、とろんとして旨味を訴えるスープではなくて、ちょっと水っぽくてスープ自体にあまり旨味は感じない。もうちょっと煮詰まった感じの方がジャンクでいいのになとも思う。あ、夜、さんざん色々なものを呑み喰いして、最後の仕上げにズズっといくにはこんなんがいいのかもしれないな。

「鳥藤」 千代田区丸の内3-7-9 03-3215-1939

column/01831

口熊本ラーメン 「ひごもんず」 品川店

higomonzu.jpg読書に夢中になっていたら乗り越して品川まで来てしまった。ので、仕方なく「品達」へ向かってみる。ゆったりオペレーションの「なんつっ亭」には短いながら空席待ちの列ができている。回転が鈍いから空席待ちができ、その空席待ちが誘発するように行列になる、という図式のような気もするが、ま、いっか。そんな行列とはほぼ無縁の、お隣「ひごもんず」に寄ってみました。熊本ラーメンというと、やっぱり「桂花」。そして「こむらさき」「肥後のれん」か。どちらも随分食べてないなぁと思いながら、「角煮ラーメン」と並んで赤文字で表示されている「特製ラーメン」を。つまりは全部入りということらしい。見た目は「桂花」の「店主盛」を、キャベツどかどかの代わりにモヤシあたりを入れて、トッピングの盛りをそれぞれ少なくした感じだ。マー油に相当するタレが少なめで、スープが比較的薄めの仕立てに思える。麺のしゃっきりとした歯切れも微妙に緩い。どうも「桂花」のキャラクターがすっかり刷り込まれてしまっていて、どうしてもそれとの比較をしてしまう。早稲田に新店をだしたらしい「桂花」にもたまには行ってみるかな。

「ひごもんず」 港区高輪3-26-20 03-3444-7140
http://www.shinatatsu.com/raumen/

column/01830

口森のレストラン 「松本楼」 grill room

matsumotoro.jpg暖かな春の陽光の中ガーデンテラスでランチと洒落こもうと、「10円カレーチャリティーセール」でも有名な日比谷公園内の「松本楼」へ足を運んでみました。噴水の脇では胸元にでっかくて赤い蝶ネクタイをくっつけたせんだみつおがロケの真っ最中。そう云えば最近TV番組では見かけないなぁと思いながら「松本楼」の建物まで辿り着くと、1階のGRILL ROOMの入口にはなにやら席待ちらしき列が…。適当に閑散としたレストランをイメージしていたので、その意外な混み様に踵を反すも、他にアテがないことに気がついて、止む無くその列に並ぶことに。なにがなんでもテラス席というヒトは待ち時間が長いようですが、室内でもと諦めればそう待たずに案内されるようです。「オムレツライス」や「ビーフシチュー」なんかもいいかなぁと思いながら、「ハイカラビーフカレー」をお願いしました。メニューでは、”松本楼のハイカラ料理”に分類されています。明治36年に洋式公園の第一号として開園した日比谷公園と同時にオープンしたという「松本楼」。往時、「松本楼でカレーライスをいただく」というのは実に”ハイカラ”なことだったのだろうねと、微笑ましい。カレーは、デパートの大型食堂でいただけそうな、あー洋食屋さんのカレーの缶詰ってこんなんだよね、というもの。どこか懐かしさを思わせて和みます。見回せば、日比谷公園を散策してからお昼を「松本楼」でというオバサマ方のお客さんも多いようです。

「松本楼」 千代田区日比谷公園1-2 03-3503-1451 http://www.matsumotoro.co.jp/

column/01829

口酒肴 「のんきや」

nonkiya2.jpg気の利いた佳いお店に乏しい所沢にあって、期待のできるお店のひとつ「のんきや」に久々お邪魔です。今日は奥のテーブルへ。まずは本日メニューから、「釣あじ」「のれそれ」のお造り、「レンコンの変わり揚げ」「むかごの塩ゆで」なんぞを。カタのいい釣あじは、身がしっかりしていて蓄えた旨味も濃く感じる。むかごは、自然薯や山芋がつるの途中の葉の付け根あたりにつくる小さなイモのことで、「零余子」と書くらしい。時季の晩秋でなく、春先にいただけるカラクリはどこにあるのだろうね。芋は鹿児島の「白玉の露」「前田利右衛門」「不二才」、そして黒糖の「れんと」あたりを舐め舐め。お相手は、「若軍鶏のパテ」「クリームチーズの山葵和え」「鶏皮ポン酢」「砂肝の香り揚げ」「紫蘇入り蒸し餃子」「自家製・醍醐の酒盗添え」「自家製・柚餅子」と続けざまに。ほらほら、決してお仕着せではなく、のんべえ心をちょいと擽るようなラインナップでしょ。日本酒呑みたくなってくるもんね。

「のんきや」 所沢市寿町13-11 04-2925-7725 http://www.nonkiya.com/

column/00576再会

口らーめん「福耳」で のりらーめん物足りない仄かな風味

fukumimi.jpg横浜からの帰り路。白楽で途中下車して六角橋方面へ。
らーめん「福耳」は、暗がりにどこかぽつねんとした印象でそこにありました。
19時現在、先客なし。
なんだかちょっと不安だなぁと思いつつ、「のりらーめん」をお願いしてみました。
焦らず慌てずのゆったりしたオペレーションを経て、どんぶりが届きます。


一瞬、”家系”を思わせる白濁スープですが、随分とあっさりした家系とは真逆のテイスト。
脂も抑えてあって、優しい味わいというか、少々物足りないというか。fukumimi01.jpg所謂節系魚介が香って主張してくる訳ではない。
げん骨、鶏がらのベースに干し貝柱、アサリの風味を添えたスープだということらしいけど、風味は繊細かつ仄かだ。

ふと、中延「桃桜林」を思い出したりもする。
そんな無化調っぽい強さを控えたスープゆえか、かん水っぽさというか粉っぽさというか、麺にも気になるところが感じられてしまう。
チャーシューは、ハム系統の食感がする。
葱の薬味がちょっと変わっていて、軽く油通ししたあとしばらくタレに漬け込んで辛味を加減したような仕立てになっている。
胡椒や七味など、ラーメンには極力なにも添加せず、デフォルトのままいただくようにしているけれど、結局我慢できずにニンニクに七味までぶち込んでしまいました。


「福耳」 横浜市神奈川区六角橋1-16-1 045-434-0200 [Map]

column/01828

口焼鳥 「鳥福」

torifuku.jpg渋谷駅に至近だというのにガキンチョの似合わない場所がJR線路東側の「のんべえ横丁」だ。ゲートをくぐって右へと折れ入ると、その小道にも粋なディープゾーンが奥へと広がって心躍り(笑)ます。今日も一杯なんだろうなぁ、と覗き込むように店内を窺っているところへ、ちょうどドアを開けた店の女性と目が合った。「入れます?」。「はい、2階へどうぞ」。なんど訪れても満席で入れなかった「鳥福」に、随分と久しぶりにトライしてみたら、意外なほどすんなりと入ることができてしまった。2回転目のタイミングだったのかも。そう、そもそも2階があるってのも知らなかった。一間間口ゆえ、カウンターに座るとその席の後ろは通れない狭小な店内がまた趣き深い。まずは麦酒で。金属製の小グラスに触れる口元が冷ややかで、呑み口がよい。硝子ケースには、仕込まれた串ネタの手前にアクリルの小さな札が差し込まれていて、人目でナニかが分かって都合がよろしい。「ささみ」、「ぼんちり」、紫蘇が仄かに織り込まれた「つくね」、ジューシーな「くびにく」と。ネタに応じて、塩か醤油ダレかを切り替えて絶妙な焼き加減で届けてくれます。黒糖焼酎に切り替えて、「みち」。「みち」はといえば、「ちょうちん」に相当すると思われる部位。玉子部分を筆頭に串一本に幾種もの旨味を抱えたホルモンが集約されていて、こりゃいいや。そして王道正肉には、やまがた地鶏「赤笹シャモ」そして山形蔵王「べにばな鶏」。豊かですっきりとした脂とともに身肉の味の濃さが伝わってきて、思わず唸るね。「比内鶏」を含め、秋田・山形の地鶏たちが「鳥福」の大将のおメガネに適ったブランドだということらしい。一本一本がしっかりボリュームなのでお腹も満たされたところでいただく、鶏スープがまた旨い。はぁ~、また来ますね 。

「鳥福」 渋谷区渋谷1-25-10 03-3499-4978

column/01827

口鳥料理 「古今」

kokon.jpg東日本橋駅上の清杉通りから柳橋通りへと折れたところにある「古今」さんでランチ。奥のカウンターへ。2階の席も含めて直後には満席になってしまったので、いいタイミングで滑り込めたことになります。「古今」のお昼メニューは、「三重弁当」以下すべてお重モノ。目当ては「つくね重」です。「10分ほどいただきますが、よろしいですか?」「はい」。どれどれ、とお重の蓋を外すとそこには、サイコロの”6”をサンプルにしたかのようなきっちりした配列でつくねが並んでいました。要所についた軽いコゲめと醤油タレの照りがいい風情です。しっとりとした素朴な味わいのつくね。その下に敷かれた刻み海苔を前歯にくっつけながら(笑)、タレの沁みたご飯と一緒にいただくと、どんどんと掻き込むような状況になってきます。これはこれで悪くないぞっと。ふと正面の壁に貼られた貼紙を見ると、「誠に勝手ながら夜のご来店は前日までのご予約のみとさせていただきます」とある。え、ここってそれほどのお店なのかと、改めて店内を見回してしまった。焼鳥屋としては落ち着いた雰囲気でホールの女性陣の応対も丁寧。たしかに社用にも有用なお店ではありそうだけど、どうも仕入れや仕込みの都合が客の都合より先立っているような気もしてくる。より鮮度のいいものを志向していたとしても、当日の訪問がNGなのは、つまりそういうことなんだろうね。

「古今」 中央区東日本橋2-2-9 03-3851-5722

column/01826

口カリー専門店 「トプカ」

topuka.jpg「まつや」「いせ源」「ぼたん」「かんだやぶ」などの老舗が集積した須田町の一辺にあるカリー専門店「トプカ」。著名なる老舗には至らずとも、年季を感じさせる佇まいをみせていました。「ムルギ」「ポーク」「キマ」「マトン」などとある中からおススメに従って「ムルギダルカリー」にしてみます。煮込んだチキンにひき肉のドライなカリーののった「ムルギ」と、ジャガイモ、人参、ピーマンなんかが浮かんだ黄色いサラサラスープの合わせ技になっている。骨からその身を剥ぎ取るようにしながらひき肉カリーとともにいただく。一方手前側は、ご飯を解しつつスプーンですっと掬ってから半ば啜るような様子で食べ進みます。どちらも、うへぇ~辛いぃ、ということはないけど、真綿で絞める様な辛さがひたひたと襲ってきて、気がつけば汗が随分と滲んでくるんだ。カレーをいただく時には、辛さが心地いい場合と若干のストレスを伴うかのように感じる場合とがあって、それってただ辛さの度合いだけに左右されるものでもないような気がしている。下地の旨味と辛さとのバランスがとれていないと、ひーひー汗かいて必至に食べてる割には旨いと思ってなかったりしてね。まだまだスパイスの妙味が分かるには道程が長そうだなぁ。「トプカ」には、「欧風牛すじカリー」「欧風ポークカリー」なんかの欧風仕様のカリーもある。そっちはどうかな。ちなみに店名の「トプカ」は、「トップ・クオリティ・オブ・カリー」を略したものだそうです。

「トプカ」 千代田区神田須田町1-11 03-3255-0707 http://www.topca.co.jp/

column/01825

口四川料理 味自慢「天華」 で胡椒わさわさ名物コショウそば

tenka.jpg再開発エリアの象徴のひとつ品川港南口にもこんなディープゾーンがあったのですね。
細くくねる路地がタテヨコに。
居酒屋に焼鳥屋に韓国料理屋に台湾エステ…。
時間がスリップして取り残されたかのようでもあります。
「天華」も、そんな”取り残され感”満点の懐かしさ漂う、カウンターのみの中華料理店。
昼どきには近くのサラリーマンたちで賑わうようですが、この夜他に客はなし。
おっちゃんもおばちゃんもせっせと大蒜の薄皮を剥いでいました。


頭上のメニュー札を右左と見てから、やっぱり最初はこれかなの「名物コショウそば」で。


勝手に醤油仕立てのラーメンをイメージしていたら、それは見事に裏切られた。
たっぷりと片栗を使って、ぷるにゅるとさせた塩味スープの下に麺が収まっていて、その上全体にわさわさと胡椒が振りかけられているんだ。tenka01.jpg具は多くない。
じゃあ胡椒で相当辛いかというと、そんなこともなくて、日頃からラーメンに胡椒振らなきゃ気がすまないヒトにとってはなんの違和感もないんだろな。
とろんとしたスープに胡椒を塗しつつ麺とともに啜るという感じ。確かにここから胡椒を抜いたら、非常にあっさりとしたひと味足りない淡白などんぶりができあがってしまう。
もしかしたら、かつてあんかけタンメンに胡椒をドカドカ入れるお客さんがいて、どうせならあらかじめそう調味したものにしてみるのも面白いかも…、そんなところから生まれた一品なのかもしれないね。


「天華」 港区港南2-2-8 03-3450-1006

column/01824

口Restaurant 「Kern」

kern.jpgいつ以来かなぁ。随分と久々に、「ケルン」への階段を下ります。創業40年にもなろうという店内の様子はどこも変わらないままのように映る。ちょっと、くすみは増したかも。「特製ハンバーグステーキ」「ビーフシチュー」「ハヤシライス」に「ナポリタン」と、いろいろ迷った挙句、タラバガニたっぷりだという「カニコロッケ」をお願いすることに。ははは、昔からこのちっちゃなカップスープだったような気がする。中身がとろろ~んとして火傷しそうになるようなクリームコロッケではなくて、あっけないほど食べやすいタネ温度。凄い!カニたっぷり!と驚愕することは決してないけれど、カジュアルに美味しくいただけるカニコロッケだ。ソースなんか使わず、タルタルのみで。コールスローの盛りがいい。「洋食屋さんのチーズのオムレツ」あたりも気になるね。知らなかったけど「ケルン」では、焼鳥で日本酒という展開もあり、らしい…。

「Kern」 港区虎ノ門1-1-28TOTOビルB1F 03-3591-4158

column/01823

口韓国煮鶏料理 「鳳雛チムタク」

chimutaku.jpgパルコパート3の前から少し井の頭通りに下ったあたりのビル3階に「鳳雛チムタク」はありました。韓国チックをモダンに処理するとこんな感じになるのね、という内装は落ち着いていて居心地は悪くない。スクリーン越しのテーブルからは、上機嫌に交わされている韓国語が漏れ聞こえてくる。早速、目的の「チムタク」半羽にご飯セット、スープなどをお願いしました。男1.5人前という半羽のお皿には、鶏のぶつ切りの肉塊をはじめ、じゃがいも、にんじん、玉葱、ほうれん草などがドコドコと盛り込まれています。唐辛子に大蒜が利いていつつ甘さのバランスもよいタレの味をしっかり染み込ませている鶏が、ウマイ。骨を避けながらしゃぶりながらどんどんと食べれてしまいます。ご飯になんともよく合う。じゃがいものほっこりで小休止するころには汗がどどっと流れてくるけど、例の辛いものを食べるときの陶酔モードに入っていて、ずり落ちるメガネも二の次だ。太めの春雨はびろーんと長いのでハサミでところどころ切ってから啜るようになっています。これまたご飯が食べれてしまう。いやはや、辛いけどうまい、が段々分かるようになってきたぞ、っと。

「鳳雛チムタク」 渋谷区宇田川町13-16コクサイビル3F 03-5784-6981

column/01822


メインページ

2006年4月 アーカイブ

次のページへ
 1  |  2  |  3  | 一覧へ