手元の小さな七厘で自らチャーシューを炙ってトロトロになったところをいただく、という切り口で話題になっている「黒兵衛」に寄り道です。六本木交差点近くのビル地階。店内に入ると立ち込める煙が視界に入ります。炙ってるぞ。当店の柱和風醤油、とある「黒兵衛らーめん」にのり、たまごトッピングをお願いします。思わず「チャーシューついてますよね」と確認してしまった(笑)。ひとまず七厘とトッピング具材が届いて、チャーシューと葱をジリジリと炙り始めます。間もなく煙が立ち始め、脂が滲んでくる
。ひっくりかえそうとすると既にトロロンとした状態になっている。おお。そして届いたらーめんのスープは黒い。このあたりが店名の由来なのかしらん、醤油ダレで塩辛いんだろうねぇ、などと思いながら啜ると、これが思いのほかすっきりとした旨味が膨らんで、あれあれウマイでないの
。しゃっきりした麺とのバランスもいい。網から移したチャーシューは当然のごとくすすっと蕩ける。正直云うと、らーめんそのものは大した事ないのじゃないのと思っていたところ。想定外の満足でありました。
「六本木 黒兵衛」 港区六本木7-14-11六永ビルB1F 03-5412-7373 [店名変更]
忙しさに紛れて叶わなかった忘年会を年明けの新年会で果たそうと予約の電話を入れました。日付を告げる度に、その日は無理だわねぇと云われる。うむむ、いつなら大丈夫ですかと訊ねると、その人数だと月末だわねとのお応えでありました。3週間近く先じゃんね。やっぱり鮟鱇のシーズンは混み合っているようです。月島は西仲通りの交番近く。路地を覗き込むと暗がりにぼんやりと「ほていさん」の看板が見つかります。「上だよ」。店から一端出て、右脇の階段から「あんこう鍋セット」の待つ3階の宴会部屋へ。テーブル中央に、鰤、帆立、鮪赤味、中トロ、雲丹、蝦蛄、蛸などが盛られた大皿がデンと
据えられます。鮪や鰤にはいまひとつの印象も、雲丹や帆立は悪くない。食べ始めてみると見た目以上のなかなかのボリュームだ。刺身って意外と量が食べられないものなのね。なんとか食べ終えたテーブルの上にカセットコントが持ち込まれます。そのコンロの上に量感のある鍋が据えられ、蓋を外すと…。うわぁ~、あん肝のみじん切りがてんこ盛りだぁぁ。すげぇ量だねぇ
と思わずお互いに顔を見合わせます。中国出身で片言日本語のホール担当をいじったりしながら煮えるのを待つ。おいおい、吹き零れてるぞ。中国のあんちゃんは多少零れようがお構いなく、大雑把に掻き回して各自の器に取り分けてくれます。汁をひと口。まったりとしたコクのあとにそのコクをさらに押し退けるような甘さがやってきます。白菜やら葱やらの甘さとも思えますが、あん肝が放つ甘さなのかもしれません
。最初は、独特のコク味にハフハフムシャムシャと貪るように喰らいますが、圧倒的な鍋の量としつこく感じ始めた甘さに満腹感が増してきます。でも鍋といったら雑炊。具をほとんど食べずして雑炊へと展開できそうもないので、頑張って食べ進みます。うう。結局雑炊の味はよう分からん状態に。量を減らしてくれた方が美味しくいただけるんではないかという、逆説的なお話に相成りました
。
「ほていさん」 中央区月島3-9-7 03-3531-5200
昼時に新大橋通り沿いの歩道上に置かれていているスタンド看板の自信ありげな唯一メニューが以前から気になっていました。「鳥治」のランチタイムは、「特製そぼろご飯に温泉卵のせ 焼き鳥定食」なのです。如何にも焼鳥屋然とした店構え。時間がちょっと早いせいか先客はおひとりです。これまた如何にも下町の、といった風情のオバチャンに正対するカウンターの左隅へ。「お待たせぇ」とどんぶりが届きました。ほど良く盛られたご飯の上に鶏そぼろ、そしてレアな火通りの温泉卵がのっています。クチュッと温たまを崩して、そぼろと少し和えるようにしていただくと、ほう、悪くない。余計な水ッ気が飛んでカラリとしたそぼろ
なんだ。別皿に焼鳥が4本。串を咥え引き抜いてはご飯を口へ。こうしてみてもやっぱりご飯と焼鳥の組み合わせにどこか違和感を感じてしまう。焼鳥は酒が似合うと思い込み過ぎているかなのかなぁ。
「鳥治」 中央区築地3-8-7 03-3542-8029
夕刻に初めて訪ねて満席で涙を呑んで以来、満席やら蕎麦切れやら不意の臨時休業やらで幾度となく訪問叶わずの状態でした。予約のできないお昼時におずおずと再訪してみると、相席ながら奥の掘り炬燵様式の席が運良く空いていました。蕎麦の具合を確かめようと単品での注文を考えるものの、ランチセットがなにやら良さげだ。蕎麦ののった笊とは別に大根などの野菜の煮物に湯葉の揚げ物、オクラとモロヘイヤの和え物、それに赤米と思しき赤いお米の稲荷寿司2貫などののったお盆がやってきます。まずお蕎麦の方から食べて欲しいと云う。例によって2、3本を啜ってみる。しっとりと滑らかな口当たり。仄かな香りと甘味がすっと抜けていく。なるほど。今度は鴨汁あたりを試してみたいなぁ。お盆の品々をみていると酒肴の方もイケるかもしれないしね。また昼からハートランドを呑んでしまいました(笑)。
「山久」 目黒区緑が丘2-25-17 03-5701-1180 [移転]
南麻布のマンションの一室「1102号室」。ホストとシェフとソムリエと、何役をもこなすウメさんなる「ちょい不良」オヤジ風な主人のご自宅にこっそり招かれたような粋な食事と時間が楽しめるのだという。電話ではなくドコモのアドレスが連絡予約の手段だというのも、どこかベールに包まれた装いで心憎い。予約の趣旨を含めてメールを入れる。ところが、厨房設備の故障で去る「1102号室」で営業できなくなり、別の箱で営業をしているのだという。それが外苑東通りから星条旗通りへと折れたところにある「S2」です。その以前はフレンチのお店だったそうで、想像に違い、照明を絞ったりしない明るくゆったりとした印象の店内です。おまかせコースの口開きは、未だ国内ではほとんど流通にのっていないというスプマンテ「MONTENISA」
から。芳醇ですっきりした余韻の残る呑み口だ。前菜には水牛のミルクと豆乳を合わせたプディングに柚子風味のコンソメジュレとイクラがのったもの
。そして炙ったパイナップルにししゃも、さらにハムのスライスをのせたもの
。はたまた、トマトを香ばしい焼きなすとモッツァレラチーズのスモークで挟んだもの
。それぞれに食感も味わいも違うものを重ね合わせていて、それがなんら違和感のない妙味を生んでいて自ずとニヤついてしまう。パンはウメさん自家製。イチジクを練り込んだもの
もある。ワインはシャルドネの「PLANETA」
からサンジョヴェーゼの「Prunaio」
へ。濃いルビー色とは裏腹な澄んだ後味がいい。カッペリーニと云われて覗き込んだプレートには白髪葱が盛られている
。え~?。よく見るとその下に極細麺が隠れているんだ。葱にからめられた、云わばタレが絶妙じゃん。さらに一味を加減しながら振りかけていただきます。だんだんとウメさんワールドの深遠に嵌まり込んでいくような気分になってくる。続くペンネはゴルゴンゾーラソースに空豆、やっとカジュアルなイタリアンかとも思わせつつ、真ん中にのっているのはなんと京の柴漬け
だ。酸味を添えてひと皿に格段の広がりを持たせている。オイスターのリゾット
には青海苔、メインの牛肉のフリット
には青梗菜が添えてある。デザート
後には、珈琲でも食後酒でもなくてほうじ茶が出てきて和む和む。いやはや、身近な和の食材を奇を衒うことなく取り込んでいるところにさり気無いサプライズがあって、美味しい上に楽しいね 。こんなオヤジになりたいもんだなぁと眺めるウメさんの名刺の写真は、篠山紀信によるものだそうだ。ウメさんはまた別のペントハウスでのよりプライベートな雰囲気と構成のスペースを構想・計画そして準備中とのこと。そう云えば、「(S2)」という店名はかつて小山薫堂氏が名づけたものだそうです。
「(S2)」 港区六本木7-4-4 龍土町ビル
韓国料理「満月」は、すずかけ通りの筋が東横線を潜るガード脇にあるビル2階にあります。1階のホールに無理矢理造ったかのような幅の狭い階段が螺旋をきるように登っていました。所々に瓦をあしらったりしつつ、さりげなく韓国の匂いのしそうなインテリアで和ませます。お昼メニューから「トッマンドゥク」をチョイス。韓国餅と餃子の入ったスープ、半ライス付きというもの。塩仕立ての意外に旨味のしっかりしたスープに半生の玉子が浮かび、スライスしたお餅、そして餃子がふんだんに盛り込まれて
います。モチモチとした韓国餅。日本のお餅とはまた違った魅力があるのねんと思いつつ食べ進むとこんどは、餃子が旨い。蠱惑的な香りがするのはなんだろう。ズルズルと適度にスープを残すように具材を片付けてからお約束のように半ライスとカクテキを投入。どんぶりの底までを満喫するように平らげます。ふ~。ちょうど韓国では旧暦でのお正月「ソルラル」の祝日だそう。なるほど”韓国のお雑煮”でもあるのですね。
「満月」 目黒区自由が丘1-14-16 2F 03-5731-8488
「がんこ」が目黒にもあるという。ヒルトップガーデンオレンジ館B1Fってどこだろうと調べると、なんとJR目黒駅の言わば駅ビルだ。足回りが悪くて未だに行ったことのない西早稲田の宗家を象徴に、例の店名&営業中表示の骨を含めてどこか神秘的な装いとぶっきらぼうな印象が残る「がんこ系」が、地階フードコートの一角に露天店のような姿で出店していたなんて、それだけでもう違和感を抱いてしまう。先客はひとりきり。長いカウンターがガランとして一抹の寂しさを覚えます。「塩らーめん」を<こってり>で、煮卵+海苔のトッピング。こってり仕様に浮かんだ背脂は意外とさらりとしてベタツキは気にならないし、スープに含む旨味も悪くない。けれどやっぱり塩辛すぎる。血圧あがっちゃいそうだ。不味いということでは決してないけれど、どうも「がんこ系」とは相性がよろしくないみたいだ。100%鶏ガラの濃厚スープだという「鶏骨ラーメン」&「賄いチャーシューめし」なんてのも気になるけれど、どうなんだろう。
「元祖一条流 がんこ」本家客分・目黒店
品川区上大崎2-16-9アトレ目黒1 B1F 03-6408-8475
落合シェフのお店から1ブロック隣にある「山岸食堂」。以前予約がないと食べれない!と知らずに数人を伴って勇んで出掛けて以来、改めて伺う機会を窺っていました。しっかり10時過ぎに予約して、いそいそと足を運びます。外観以上に手狭な感のある店内。予約の人数を告げた4人さまは、入ってすぐのテーブルへ。少々寒い。ぐるぐると迷った末に「トマトとバジリコとモッツァレラ」をお願いすると、それはひと皿でお仕舞いなんだと云う。そんな特別なものを使っているようにも思えないけど…、と考えながら次点だった「エビトマトクリームソース」を指差そうとすると、「エビトマトクリームソースなんか、おすすめしてます」と合点のいく(笑)ご案内にすぐさま注文が決まりました。サラダに添えられてくるパンからは湯気が上がっている。自家製焼き立て仕様になっているんだ。暫し後、ソースの色とのコントラストに映えるシンプルな白いプレートが届きます。細麺の方をお願いしたはずが、タリアテッレばりのヒモカワ幅のパスタだ。間違いではなくて、どうやらこれが細い方らしい。すると太い方はどうなるんだろうね。如何にも手打ちのクニュプリっとした麺に海老の香ばしさを伴ったクリーム仕立てのトマトソースがよく絡んで、素直に旨い
。旨いがゆえ、オンナノコ仕様のポーションなのがなんとも惜しい。せめて残ったソースを舐めるようにパンで掬って食べてやろうと、パンのお代わりをお願いすると「ぎりぎりで作ってますので、すいません」とのお応え。嗚呼。どうやら、手打ちパスタ、パンに始まって、それぞれのソース、具材まで何食分かを限定して用意して、という無駄なし余りなしの効率営業をされているようだ。手間をかけた焼き立て打ち立てを身上とすれば、自ずと余分なんか作りたくない気持ちが分からないでもないものの、やっぱりもうちょっと味わいたいなぁというのが客たちの共通した想いかと。結局、「チョウシ屋」のコロッケパンを食べてしまいました(笑)。
「山岸食堂」 中央区銀座2-14-20 03-3544-3236
チュニジア料理と聞いてまず思うのが、チュニジアってどこにある国?ってことだよね。
アフリカ?もしかして南米?はたまた東欧?なんて考えてしまう。
サッカーWカップで対戦したことで聞き覚えがあっても、その国のイメージなんて皆無に等しいもの。
チュニジア共和国は、アルジェリアとリビアに挟まれ、イタリアを対岸にする温暖な地中海性気候の国で、首都はチェニス。
アラビア語を公用語としつつフランス語も使われているらしい。ふ~む。
「ブリック」は、大判の春巻き様の生地にツナとパセリの具材と玉子を包んだもので、とろんとした半熟玉子が垂れ落ちないように齧り付くのがお作法です。
解し入れた鶏ささみのような中身に玉子が添えるコク味をパリッとした外郭が歯応えのアクセントを加えていて、なかなか旨い。
「クスクス」はチキンと野菜たちと煮込んだトマトスープと一緒にサラサラっといただくもの。
例の細かい粒子のパスタは、こうしてスープに溶いたようにしていただくのがいい。
カベルネとシラーのブレンドだというチュニジアの赤「Sirocco Cabernet Shiraz」をお供に。
「シロッコ」とはサハラからヨーロッパに吹く熱風という意味らしい。”熱風”というような激しさはなくて、呑み易いミディアムボディだ。
本日のお魚一匹は、イサキ。
ドライトマト、キャベツにアンチョビ、ケッパーなどを使った<ケリビアソース>で調味されています。しっとりした白身にソースを浸して口に運ぶと、さっぱりとした香りとともに上品な旨さが広がる。
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デザートは甘さ抑えた白胡麻のパテ。
うん、ひとまず満足のディナーとなりました。
すっかりアフリカンな料理群を想像してしまっていた自分がちょっと可笑しいね。
「ハンニバル」新大久保店 新宿区百人町1-11-1アーバンビルB1 03-5389-7313 http://www.hannibal.cc/ [閉店]
関内は入船通り沿い。古の重さある扉を開くと、どこか銀座界隈の老舗クラブに紛れ込んでしまったかのような雰囲気に包まれます。ほとんどの壁が飾りを施した茶褐色の化粧板で仕立てられた内装が、店全体にアンチークな印象を与えています。30余年を数えるという店の比較的当初から在籍していらしい妙齢の女性おふたりに応対いただく。長年の顔馴染であるところの御仁は、「ますますババアになったなぁ」と親しみ深き挨拶を交わす。一方の初めて拝謁する身としては、同調して「ババア」などと口にして殴らても具合が悪い(笑)。ところがその実、百戦錬磨な表情もなく、ギラギラした軽薄さも勿論ない余分な肩の力の抜けた自然体の接客が意外に心地いい。和装で登場した能管を嗜むという若手は、小西真奈美と大竹しのぶを足して2で割ったようなルックスと声色。能はもとより歌舞伎すら観たことがないので、そんな世界の端っこに触れるのも面白い。雰囲気をそのままに店も客も上手に世代を移していく、なんてなかなか困難なことなのだろうけれど、だからこそこんな店が廃れず変わらずそこにあるとしたら、それはそれでちょっと素敵なことなのかもしれないね。
「ロマン」 045-662-2805
市場通りから香港路方向へ向かう路地を覗き込むと、台南小路と記された提灯のぶら下った怪しげで味のある光景に出くわします。路地の中程にあるコカ・コーラのスタンド看板には、「ニーハオ」とある。ベタな店名に吸い寄せられるように店の前に立っても、訪れた芸能人・著名人の写真がベタベタと貼られていて、どこが入口だか分かり難い。如何にも"食堂"といった趣の店内、丸テーブルへ。緑のラベルの「台湾ビール」
で喉を湿らせてから、バラバラと中身が零れて食べ難い「中華レタス巻き」
あたりから始めます。「マヨネーズ大エビ」
の海老がホントにデカくて、箸にズシリと重く、頬張ると口の周りがマヨネーズだらけになってしまう。普通サイズにすれば良かったな。メニューには載っていないという、球形の徳利に入った招興酒
を温めてもらう。そんなに辛くないでしょう、と「炒辣海瓜子(アサリ辛味炒め)」
。筍だと思って口にしたのが生姜片だったりする。「牛筋(牛スジ煮込み)」は八角を利かせた仕立ても、全体がちょっと硬いかな
。市場の食堂風の店内の壁には、入口廻りと同様芸能人・著名人のサイン色紙が所狭しと貼られている。台湾からだというホールのオンナノコは、頭上のテレビを楽しそうに観入っている。衛星放送だという台湾のバラエティ番組が流れているんだ。
「ニーハオ」 横浜市中区山下町137番地 045-681-8281
番組中で石ちゃんが見せた、クツクツと煮えたもつの鍋の湯気の向こう側の「まいう~」の笑顔。その満面笑顔が脳裏に焼き付いて以来、お邪魔する機会を窺っていました。尾竹橋通りが荒川線と交差するあたりから裏道に入り込む。「もつ焼」と白抜かれた紺の暖簾が目印
です。満席の不安を抱えたまま店内を覗き込むと、もつ鍋を囲む奥の席は埋まっているものの手前はガランと空いている。早速丸椅子に座り込みます。まずはひと皿5本の「串し煮込み」
。クニクニとした食感のもつが衒いなく旨い。煮込み過ぎてベタつくような様子はない。「大根スライス」「トマト」「マカロニサラダ」あたりの酒肴をはさんで、かしら、はつ、しろ、たん、れば、5本ひと皿の「もつ焼」
を。今や珍しくなくなっているホルモン系なので、ま、こんなもんかなぁと云いながら塩焼きバージョン
も注文んでみたりする。あらかじめ梅肉を溶いてくれちゃうお湯割りに妙な味がしたので、後半はウーロンハイで。にんにくを利かせた「ガツ刺し」
に「煮玉子」
「お新香」をお願いしたら、ほとんどのメニューを制覇したことになった。これはそういう流れかと、「ラーメン」
で〆に入る。築地「井上」ばりの味の素ラーメンという印象の一杯は、端から胡椒を入れるのだけは勘弁してほしいところ。ん~、柔和な面持ちの大将には申し訳ないけれど、期待して行くとちょっぴり肩透かしをくらったような心持ちになるかもしれないな。
「小林」 荒川区町屋2-8-16 03-3892-5447
「明月庵 田中屋」。しっとりと落ち着いた品格を窺わせる表情がソニー通りに面した店の佇まいから感じられます。ホールのおばさまたちの立ち居振舞いにも気負いのない作法が行き届いているようで、清々しい印象を抱かせます。「舞茸天ぷら」「冬ごぼうのかき揚げ」「真鱈白子天ぷら」などの並ぶ「季節のお蕎麦」から「三陸かき南蛮そば」を選んでみました。たっぷりのつゆにぷっくりとした牡蠣の身と葱が浮かびます
。蕎麦そのものの魅力よりなによりも、かけ汁が旨い。如何にも引いたばかりの鰹出汁の澄んだ香りと旨味が心地よくて、汁を啜る手がなかなか止まらない。亀節、宗田節、尾久サバ節細かく粉砕し通常の3倍の量を使った一番だしだ、とある。う~ん、沁みる旨さだ。素朴な見映えながら奥行きある味わいのこの一杯。1,780円也というお値段が妥当かどうかは判然としないけどね。
「明月庵 ぎんざ田中屋」 中央区銀座6-6-19 03-3571-8228
http://www.soba-tanakaya.com/
目黒線の車窓から見る赤い看板の「刀削麺」の文字が以前から気になっていました。
「刀削麺」のお店は既に珍しいものではなくなっていても、意外と身近にはなかったりするものです。
町場の中華料理店然とした店構え。
店の奥には色調の狂ってしまった古そうなテレビが映されていました。
胡麻のペーストをたっぷりと使っていそうなスープは、まずまず。程良い辛さです。
壁に貼られた「刀削麺」についての毛筆書きの解説の一節には、「調理師は、半瓦刀(刀の一種)を使って、練り粉を持ちながら、厚さ、長さ、重さが同じく細長い麺を条理的あるいは秩序的になべの中へ削り落とす」とある。
”条理的”なんて直截には意味が分からないけれど、業師の拘りを感じさせるようで面白い。
5つ入り「焼き餃子」はなんと200円。どゆわけか、焼売2個がサービスで届きました。
中国手打拉麺・刀削麺「麺王」。
そう云えば、年末のTBSの番組名と店名がいっしょだね。
「麺王」 品川区小山3-15-7 [Map] 03-3783-5852
かつて行ったことのある、
ピアノやステージのあるクラブがテナントしていたのはこのビルじゃなかったかなぁ。
そんなこと思いながら、6丁目数奇屋通り近くのビル3階へ。
少々難があるともいえそうなアプローチにも拘らず、
ランチ時の店内はそこそこの混み具合です。
ターメリックを使った黄色いカレーとは装いを違える、黒褐色のドロリネチャリとしたカレーがステンレス皿で届きました。
確かにたっぷりとしたオニオンソテーを使っている様子が、
そのネッチャリ感から伝わってきます。
複雑な香りと味わいに、一体どれだけの香辛料、ハーブを使っているやら分からないなぁと思いながら、コクと裏腹なモッサリペタペタとした口当たりが気になったりもする。
そして、その口当たりの中から刺すような辛さが纏わりつく。
チキンの具は2片のみだ。
金曜日のお好み3種のカレーがいただける「3種のカレーランチ」や銀座店のみの1・2月限定品だという変化球「カレードリア」という手もあるのですね。
それにしても、「カシミールカレー」をきっちり受け止められるようなオトナにはいつなれるんだろう(笑)。
上野本店、赤坂店を含めて現状「デリー」は3店舗。新川の「デリー」は、のれん分けという系譜になるようです。
「デリー」銀座店 中央区銀座6-3-11西銀座ビル3F 03-3571-7895 http://www.delhi.co.jp/
'09/11/14(土)by:まさぴ。さん
Re:ららち。さま
口鴨料理「鴨丸 祐天寺分校」で 鴨焼売鴨鍋鴨しゃぶ本鴨づくしこふいふ隠れ家っぽい店に弱いンだよねー。
しかも鴨が葱背負ってるし(笑)。
リノベーションにもいろいろあんだなぁというあたりにも感心です。
甘過ぎず、こっくりしたあんこもいいね。
'09/11/14(土)by:ららち。さん
まさぴ。さま。
鴨、ねぎ、山椒!
それを、祐天寺の一軒家で。。
かっこよすぎです。いえ、美味しそうですし(笑
最中もよさそうですね〜!
いぃですねぇ、住宅街の静けさ。
口ラウンジ「Peter」で 包む夜景沁みる歌声と響&ペリエの心地よさ'09/11/13(金)by:まさぴ。さん
Re:55aiaiさま
口ラウンジ「Peter」で 包む夜景沁みる歌声と響&ペリエの心地よさ最近とみに、こふいふシチュエーションとグラス、って構図が増えちゃって(ぽりぽり)。
シャンパン、スプマンテの準えて、ウイスキーをフロートグラスで、っていうのもひとつのプレゼンなんでしょね~。
'09/11/13(金)by:55aiaiさん
ああーっ、この写真やっぱり素敵ですね。
グラスの水滴が美しいー。
こういうお酒をいただくと、グラスの大切さがよりわかりますね。
口ラウンジ「Peter」で 包む夜景沁みる歌声と響&ペリエの心地よさチューリップのようなグラスに氷をたっぷり。
目からも楽しめるって感じ♪
'09/11/09(月)by:まさぴ。さん
Re:ららさま
口ラウンジ「Peter」で 包む夜景沁みる歌声と響&ペリエの心地よさそうそう、深い時間帯のオトナな夜の演出もいいけど、夜の帳が降りる頃の雰囲気も体験したい感じです。ほろ酔いぐらいでね♪
ギター?エレキギターなイメージのフェンダーブランドのガットギターで安かったンだ(笑)。
'09/11/08(日)by:ららさん
まさぴ。さま。
くに様邸で観ました、かっちょぃぃバー!
口京寿司「祇園いづ重」で鯖姿寿司と鱧そぼろの箱寿司鯖の肝旨煮黄昏時のマジックアワー、おっしゃる通り美しいでしょうね☆
なんだか良さげなギターを背景にステキな一杯ではありませんか!
'09/11/08(日)by:まさぴ。さん
Re:Rさま
口京寿司「祇園いづ重」で鯖姿寿司と鱧そぼろの箱寿司鯖の肝旨煮おー、やっぱりそうですかそうですか。
メインはお土産おいなりさんだけど、でもでも鯖も食べたいという感じ、いいですね(笑)。
んー、ますます気になる「いづ重」の「いなり」。
「乙羽」のおいなりさんも覚えておきたいと思いますっ。
'09/11/08(日)by:Rさん
我が家はこちらの「おいなりさん」のファンです。
口京寿司「祇園いづ重」で鯖姿寿司と鱧そぼろの箱寿司鯖の肝旨煮油揚げの味付けも関東のように甘辛くなく、見た目も油揚げそのままの色。中には麻の実が入っております。
お店に入ったらお土産用のおいなりさんを注文し、待っている間、鯖と箱を1人前取り3人で頂きながら待ちます。
京都に行くと昼も夜もしっかり頂くので、こちらで頂く余裕がお腹にありません。でも鯖寿司を1切れ頂きたいので・・・
新京極の「乙羽」のおいなりさんも好きです。
'09/11/07(土)by:まさぴ。さん
Re:ららち。さま
口京寿司「祇園いづ重」で鯖姿寿司と鱧そぼろの箱寿司鯖の肝旨煮うん、云われなかったら分からなかったというのが正直ところで、いろいろあるよね~。
まだまだ知らないことばかりで、御座る(と腕を組む、笑)。
ちょっと強めの酢飯の加減も好みの感じでありましたよ。
'09/11/07(土)by:ららち。さん
まさぴ。さま。
こういう、もうすぐ、お餅ですか?くらいにしっかり押されてるのも大好きです☆
酢がキツめでそれがまたよかったりするのですよね〜〜。
鱧(<変換して確かめる軟弱日本人)のそぼろ?!
世の中にはいろいろなものがあるのでごじゃるな、まさ左衛門よ。