一二三そば「一二三」

hifumi.jpg八幡宮近くの五日市街道沿い。マンション1階に並んだ店舗のひとつ乍ら、はっきりとした店名の表記も窺えずここがそのお店なのか分からず、一瞬戸惑う。店先のお品書きにあるその名でそれを確認、湯の沸いた寸胴の前に腰を据えました。早い時間帯にも拘らず、先客も少なくない。「一二三そば」に「煮玉子」を添えてもらいます。セルの眼鏡をすっかり鼻眼鏡にして、神経質な程に丁寧かつこだわりを感じさせる所作が主人の気質を感じさせる。壷から掬い出すタレの量をじっと凝視して見切り、麺はその度に重さを測る。スープの上澄みの脂のあるところをじっくりと慎重に掬う。どんぶりの配列にも決まりがあるようだ。まず汁を啜ってみる。蕎麦つゆのようでありながら、しっかりしたボディの厚みはラーメンの系統のそれで、微量ながら白い粉を入れていたところを見ると無化調ではないようだけど、穏やかに旨味たっぷりの魅惑的な汁だ。麺はというと、黒褐色をしていて、所謂蕎麦と見紛うばかり。くたっとなんてならない凛とした風情がいい。まさに蕎麦でもなく中華そばでもない。久々に満足の一杯でありました。 「一二三(ひふみ)」 武蔵野市吉祥寺北町1-10-22 0422-21-0919
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