うなぎ「丸静」で 最安なる直も十分満足に値する

marushizu.jpg刷り込みとは恐ろしいもので、どうも夏になると鰻を食べたくなるものですね。 てなことで、本願寺背後方面の裏通りからさらに路地に曲がり込んだところにある「丸静」にお邪魔してみました。 人気店ゆえ既に7~8人ほどが空席待ちをしています。汗を滲ませ、じっと待つ。 そして、威勢よく快活でしゃべり好きそうな大将を正面にするカウンターに席を得ました。
これがそうか、と「王」「尊」「臣」「連」「直」と並ぶお品書きを振り返って凝視。一番安い「造」のところには紙が貼られている。 そこへ「値段で云ってっ」と声が掛かりました。「1800円のヤツ、お願いします」。 「直」は、「あたい」と読ませるそう。なにか古の文献に謳う位付けにでも由来しているのでしょうか。 下焼きしてある串を一瞬蒸してから、焼きに入る。木炭ではなく、ガス式のグリラーだ。 素早く串が引き抜かれ、お重に収められた鰻が届きました。marushizu01.jpg一瞬蒸すとはいえ、「ひょうたん屋」に相通じるようなしっかりした身、そして野性味を思わせるような香ばしさが、いい。 ベタつかず、といって力強いその身に負けないタレも絶妙だ。 ご飯のボリュームとのバランスは「直」で充分。でも、同じ注文であっても女性には量を加減したりの配慮を施しているようなので、鰻のボリュームが変わるに従ってそれぞれに適量のご飯になっているのかもしれないな。 お隣は、「臣」。鰻がはみ出さんばかりにてんこ盛りになったお重というのは、なかなか壮観です。
「丸静」 中央区築地6-12-10 03-3541-0072
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